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CV:武隈史子(本作声優デビュー)


「トゲデマル・チャージプログラム、ラン!」


概要編集

アニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』(以下SM編)のレギュラーキャラクター。

ゲーム版とは異なりキャプテンという立場ではなく、ポケモンスクールの生徒である一般トレーナーで、サトシのクラスメートの一人。


人物編集

容姿編集

⚡️⚡️⚡️

外見・服装共にゲーム版準拠のデザイン。クラスの中では最も小柄。

年齢に関する考察はこちらを参照のこと。


性格編集

一人称は「僕」で、やや舌足らずな口調で話す。名前のイントネーションは一定。

口癖は「プログラム・ラン!」。答えに困ると「まぁ、まーね……」と言うことも。


初対面のサトシとも普通に会話しており、ゲームのような人見知りな様子は見られず明るく元気な性格。タイプの違うカキとも仲が良い。

オタク気質でもあり、興味のある対象に関しては徹底して分析・研究したがり、相手がそのことに興味を持てば饒舌に語り出す。おかげで3話以降はおしゃべりなロトム図鑑に対するカウンターとなっている(ドライバーを片手に解析させてほしいと迫る)。


ソフトクリームやマラサダドーナツなどのスイーツが好きで、島にある有名店を独自に調査し記録している。ただそうした情報をあまり他人には教えないため、26話でクラスメートに教えた時は逆にマーマネらしくないとスイレンに疑いの目を向けられた。107話では辛味の効いたポニ大根を生で丸かじりして涙目になっていたが、それが癖になった模様。

また、アローラに伝わるおとぎ話『星舟カグヤ』が好き。


対人関係においては素直になれないこともあり、ひねくれた言動でマオにたしなめられたり(5話)、アイスが好きなことを認めようとしなかったり(6話)といった場面が見られる。だが、リーリエがポケモンに触れないことを説明するなど、決して非協力的ではない。また、転校してきたリーリエに最初に話しかけた人物であり、彼女もこのことが強く印象に残っている(26話)。ちなみにリーリエとは一緒にビーチに行ったこともあるが(22話)、女子勢の長い買い物には付き合いきれず逃げ出すこともある(20話)。


外でも暇な時は携帯タブレットで本を読んでいるが、ネマシュに体力を吸い尽くされサトシと共にゲッソリ痩せ細った姿になっていた(昼食のカレーが残っていたので一応回復)。


弱点編集

ゲーム本編と同様、暗い所や闇夜が苦手。6話でのショッピングモールの停電時にはパニックを引き起こしており、就寝時にはトゲデマルの発光で安眠している模様。

119話のクワガノンレースでは、マーマネだけ暗闇を怖がるあまり先へ進んでいなかったことが幸いし、ロケット団から出場者たちのクワガノンを奪還することに成功。また、この時「宇宙飛行士になりたい」という夢のため恐怖を克服する勇気を得た。


ぽっちゃり体型のせいか身体能力はあまり高くないようで、2話では倒れた木の幹を越えるのにククイ博士の助けを借りなければならなかった(それでも着地には失敗している)。フィールドワークの授業でも早々に歩き疲れてしまう模様。ただ走る速さだけなら、2話でも他のメンバーからそれほど遅れていない。

13話のポケモンパンケーキレースでは、障害物をクリアできずに早々にリタイアしてしまう。


またサトシ同様家事全般が苦手で、一人暮らししても失敗する確率が99.9%だと自身が作った指標計算で示された。こちらは現時点での話なので、コツさえ掴めれば改善されると思われる。


家族編集

19話で両親が初登場。父親は観光センターの副所長で顔立ちや体型がよく似ている。兄弟姉妹はいない。

実家はハウオリシティの住宅街にあり、父親が建てた「マーマネラボ」にパソコンや機械類を揃え研究に没頭している。

こちらでもマーレインと従兄弟同士で、幼い頃からホクラニ天文台に何度も赴き、天体望遠鏡を買ってもらったことがきっかけで星や宇宙の観察に興味を持った。


マーマネと発明編集

ゲーム同様、機械に強く発明好き。地理的事情からアナログ的な努力が要されるであろうアローラ地方にいながら、バーチャルキーボードやポケモン育成プログラムを自ら開発したり、ショッピングモールのセキュリティシステムを修理したりしていることから、機械方面に関してはやはり相当な知識と技術を有していることがわかる。

また、威力と命中力に優れたブロスター型水鉄砲や、キャンプ用のランプラー型ランタン(動力はデンヂムシ)などを商品並みの出来映えで自作できることから、機械・電子関係だけでなく工学や加工、危険物の取り扱いなどにも秀でている可能性があり、目立ちにくいがやはりかなりの天才、そしておそらく努力家なことが窺える。


サトシが島めぐりに挑むことを決めた際には、「でんきタイプのことなら詳しいんだよね、僕とトゲデマル!」と協力を申し出ている。ピカチュウをパートナーとするサトシにとって、マーマネは心強い味方となることだろう。実際にカプ・コケコ対策に自身の研究データを活用し、特訓メニューを施している(19話)。


41話のデンヂムシレースではカキ・サトシとチームを組み出場し、チーム全体に指示を出すディレクターを担当。砂漠コースでは砂風対策にぼうじんゴーグルを渡して急な加速で砂にはまらないよう指示し、最後のアイスバーンではデンヂムシの糸をチェーンに代用するなど要所で的確な判断力を発揮し見事優勝を勝ち取った。ちなみにゴール直前3人の顔がとある漫画風になっていた。以降も此に関連するイベントは父親と一緒に出かけている。

81話のポケダンス発表会ではTapy3キットを改造し、トゲデマルと合体させている。何処ぞのロボ達と同じように……


アニメのポスターの一つから漂う強者感、シトロンに張り合えそうな天才肌、異常なまでの得意分野への情熱と解明欲などから、アローラスクール組で最も出世しそうな漢である。

将来の夢は宇宙飛行士。スクールの長期休暇ではマーレイントクサネシティに行くと語っており、新無印編での再登場(2回目)時にはトクサネ宇宙センターにて、小惑星探査機の帰還プロジェクトに参加していた。


ポケモントレーナーとして編集

ポケモンをゲットした時のセリフはサトシと同じく「○○、ゲットだぜ!」。


当初はZリングを所持していなかったが、118話のクワガノンレースで優勝して賞品のムシZクリスタルをもらい、レースの経緯と勇敢に戦った事情を知ったハプウからリングを手渡された。


だがバトルの経験不足等が祟り、ゼンリョクポーズが決まらず練習でも不発。見かねたカキにサトシも含めた特訓合宿を施される。そこでバクガメスとの出会いの話で持ち上がったシザリガーと戦いZワザをモノにし、かつてのカキへの敗北後改心していたシザリガーに、カキとロトム図鑑の仲介で本番さながらの状況を作り相手をしてもらった。

カキ合宿(123話)

Zワザの口上は「僕らのシステム、完全マッチ!全力プログラム・ラン!

彼らの健闘を称えて

アローラリーグでは1回戦でマツリカを下し、2回戦でカキと激突。徹底的な研究とクワガノンとの特訓の成果でカキのリザードンを追い詰めるが、Zワザ「ファイナルダイブクラッシュ」の前に惜しくも敗れる。全力を出し切った互いを讃え合い、「次は負けない」と宣言した。


手持ちポケモン編集

マーマネとトゲデマル

マーマネのパートナーポケモン。モンスターボールに入る様子はなく、マーマネが頭に乗せたり腰に着けたりしている。

性別はゲーム同様♀。サトシのピカチュウによく懐いているが、ベベノムも同じく好意を持っているためヤキモチを妬いている。

トレーナーに似てぽっちゃり体型のため動きは鈍いが、「びりびりちくちく」を発動したり興奮状態になったりすると凄まじい機動性で縦横無尽に転がり跳ね回る。トゲや特性を上手く活かした活躍を見せる。

暗い所が苦手なマーマネにとってはお守りのような存在でもあり、就寝時にも発光能力で安眠を与えてくれる。


「超速のクワガノン!マーマネ覚醒!!」

26話終盤で登場したバッテリーポケモン。マーマネが前から欲しがっており、別れの品としてサトシがピカチュウたちと森中を探し回り連れてきた個体を捕獲した。結局は彼の勘違いだったが手持ちに加わることとなり、SM編で初めてバトルしてゲットされたポケモンとなった。

基本的に動かないが、電車の専門用語(出発進行)で動き回る。性格はおっとり。テッカグヤを掘り起こす際はアゴジムシの群れを呼び寄せている。

106話にて、ポニ島で再会したチーム赤い流星のハヤテと再会。進化させる勝負の途中で彼らを救うため、蛹の肉体を脱ぎ捨てる形で進化させた。


その他関わりの深いポケモン編集

任務の合間

ウルトラガーディアンズとしての出動の際に使用するライドポケモン


お別れ

かつてハウオリ天文台で出会い、仲良くなったポケモン。だが長期間形を保てないメテノは目の前で消滅してしまい、その悲しい記憶を無意識に心の奥底に押し込めてしまっていた。

79話において、かつてと同じようにメテノたちが空へ消えていく様子を見て記憶を取り戻し、心の中で「忘れないよ」と語りかけながら見送った。

この回はSM編の感動回の一つとして知られており、YouTube公式チャンネルで配信された『アニポケセレクション』にも選出されている。


転ばないように

上述の新無印編での2回目の再登場時に連れていたポケモン。トクサネ宇宙センターで行われる小惑星探査機の帰還プロジェクトに参加するため、マーレインから借りていた。

非常におっちょこちょいで事あるごとに周囲の人やポケモンに激突してしまい、それが元で計画も中断となり、明かりを灯せなくなるほど落ち込んでしまう。マーマネも「トレーナーでない自分ではデンリュウの力を引き出せない」と自信をなくしていたが、サトシやゴウの励ましで立ち直る。

そして迷子になったゴウのサルノリを探し出したことで自信を取り戻し、再開したプロジェクトも見事成功に導いた。


余談編集

  • 歴代男性同行者の中では、身元不明のケンジを除けば初の一人っ子。
  • 「でんきタイプに詳しい」「発明好き」「身体能力が低い」「ハイテクな釣竿を所持」など、前作のレギュラー・シトロンとの共通点が多い。
  • 26話の「さよならマーマネ!」はマーマネが引越しするという内容で、次の回でグラジオが登場することからレギュラー交代かと一部で噂されたが、ふたを開けてみると「屋根の修理で1週間だけ3軒隣に引越し」というオチだった。
    • ぶっちゃけ引っ越しの件はグラジオ回のキャスト更新(テレ東の番組表は木曜午前0時に来週の回の情報が更新される)から離脱しないことがバレていた。
    • それよりも衝撃的だったのは、マーマネにデンヂムシという新たな手持ちが加わったこと。前述のテレ東の番組表やテレビ雑誌の情報ではデンヂムシについては一切触れられていなかったため、視聴者は意表を突かれた。その後はゲーム同様クワガノンに進化させている(その代わり、OP映像の通りサトシがアゴジムシを捕まえる可能性はなくなった)。

関連イラスト編集

ほっぺすりすり~これからもずっと皆と一緒!

マーマネハイボルテージ


関連タグ編集

マーマネ

アニポケ サン&ムーン

ポケモンスクール アローラスクール組 歴代男性同行者(サトシの旅仲間)

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