CV:福山潤
概要
おじさんの姉の息子で甥。常識人でツッコミ役。眼鏡を掛けている。表記は「たかふみ」とされる事が多い。
高校卒業後は、(おそらくは一家離散などのゴタゴタのせいで)進学せず、アルバイトで生計を立てていた。
叔父の処遇をめぐる諍いが原因で、親族間のトラブルが多発したため、当初は目覚めたおじさんに複雑な感情を持っていた。今でもおじさんの言動に呆れることは多々あるが、なんだかんだで、おじさんの魔法の能力と、誠実な人柄を知ってからは、関係は良好である。
おじさんにYouTuberになるよう勧めたのは、たかふみであり、今はその収入で暮らしている。
幼馴染である藤宮と共に本作のツッコミ役を担当。
おじさんが女性心理に疎く、特にツンデレエルフの好意に気づいていないことを残念に思っているが、実は自分も藤宮から明確に好意を向けられていることにまったく気づいていない(一方のおじさんは、藤宮がたかふみに懸想していることに早い段階から気付いている)。
一方で藤宮に好意があるのか定かではないが、彼女の友人である沢江から秘蔵の写真を見せられるたびに写真を拡大して写っている男性との関係を確認するほど。
小学生の頃から、ライトノベルを読んでいるなど、ある程度のオタク趣味はあるらしい。そのためか、おじさんが異世界で活躍している話を聞くと目を輝かせる(…が、その後、おじさんが理不尽な目に遭ったと聞いて悲しんだりあきれ返る羽目になる事が多い)。
おじさんのエヴァンゲリオンの人間関係評を「理解が浅い」と突っ込んだり、SEGAがハード戦争から撤退した事や笑っていいとも!やこち亀が終わった事を知っている辺り、知識は特に偏っているというわけでもないらしい。
作中では前述の通りの常識人ポジションであるが、いじめや深刻な家庭問題といったつらい経験を年若い頃から経験してしまったためか、おじさんが「現実世界での」過去の話をしようとすると、それを遮ってまで異世界での話を聞きたがったり、おじさんから異世界の「力」を一時的に借りたら、途端にイキりだして厨二じみた言動をしだすなど、大なり小なり「現実」に幻滅し、また(前述のオタク趣味もあってか)「異世界」に憧れている節があり、藤宮からも「“ここではないどこかの話”に救いを求めている」「力持たせると相当ヤバいタイプ」と分析されている。
とはいえ、現代知識の補佐やYouTuberとしてのマネージメントは彼が行なっているなどサポート役としてはかなり優秀。魔法の応用力や着眼点は目を見張るものがあり、おじさんの飛行能力を駆使し、現地取引という形でオークションの送料をカットするなどおじさんが現代に適応できたのも敬文の活躍による所が大きく、おじさんを呼び出す際には旗などの古典的な通信手段を用いるなど本人の適応力も相当なもの。
変身魔法で女体化した際はアリシアの姿になっていた。(その際の一部始終を見た精霊に気に入られ以降、変身魔法に限りおじさん抜きで使用できるようになっている。)
余談
作中において、20歳の誕生日を迎えておりさらにこの時点でおじさんも35歳の誕生日を迎えている事から敬文はおじさんが14,5歳の頃に産まれた事になる。