- 弾丸の種類の一つ
- 映画の題名。
弾丸の「フルメタルジャケット」
フルメタルジャケット弾(full metal jacket / 被覆鋼弾、完全被甲弾)。
鉛の弾芯にギルティングメタル(銅と亜鉛の合金で所謂真鍮、正確には亜鉛5~10%の丹銅)の覆いをかぶせ貫通力に優れる弾丸。
戦時中などは銅の含有量の少ない黄銅(亜鉛20%以上)を使用したり、軟鉄に丹銅をメッキをしたものが使われたこともある。
ハーグ陸戦条約第23条の「不必要な苦痛を与える兵器、投射物、その他の物質を使用すること」への抵触を避けるため人道上の理由から軍用弾に使用される。
映画の『フルメタルジャケット』
1987年のスタンリー・キューブリック監督によるベトナム戦争を扱った映画。
題名の由来は上記弾丸から。
過酷を極める海兵隊訓練キャンプを描く前半部と、別の意味で過酷を極める戦地を描く後半部の二部構成。
ネット上では実際に海兵隊教官を務めていたというハートマン軍曹の徹底的な罵倒と、市民・ベトコン関係なく嬉々として射殺していくヘリの機関銃手(「フゥーハハハァー やっぱ戦場は地獄だぜー!」)が有名である。
エンディングテーマは某夢の国のマーチ
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