概要
正六角形の各頂点を、1つ飛ばしの頂点と結ぶ事によって出来る図形。互いに逆方向を向いた正三角形を組み合わせたような形(△+▽)。
五芒星と共に魔法陣で馴染み深い。また、ユダヤ教やユダヤ民族を象徴するシンボル(ダビデの星)でもある。
星型多角形の一種であるが、2つの正三角形に分解できるため、星型正多角形には含まれず、複合正多角形とされる。
向きとしては通常、
のように「上向きの三角形+下向きの三角形」の形となっているが、
のような「右向きの三角形+左向きの三角形」の形も数学的には結構基本的である。
これは上向きの五芒星と下向きの五芒星(逆五芒星)の関係に相当しているが、あちらには向きによる意味の違いが設けられたりするのに対し、こちらはなぜかそういう話は聞かない。
△は男性を、▽は女性を意味し、六芒星は男女の結合を意味することがある。
△と▽は四大元素のシンボルとしても用いられ、△は火、▽は水、横棒付きの△は空気(風)、横棒付きの▽は土を表す。
構成図形の角数を1つ増やして「正方形×2」とすると正8/2角形となり、枚数を1つ増やして「正三角形×3」とすると正9/3角形となる。
日本においても古くから見られ、籠目紋と呼ばれるものの代表的な形となっている(籠目紋という呼び名自体は、他の星型多角形についても用いられているようである)。
別名等
ヘキサグラム(Hexagram) 星型六角形 正6/2角形 ✡ ダビデの星
関連タグ
正六角形 六角形 クロウリーの六芒星 ユダヤ教 六芒星の呪縛 星型八面体 籠目/篭目
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