概要
主に六芒星を縦横に組み合わせて平面充填した形となる「六つ目編み」によるものの意味で用いられているが、方眼紙のような形となる「四つ目編み」によるものなどに対しても用いられる。
六つ目編みによるものは英語では「Trihexagonal tiling」と呼ばれる。
籠目の一パーツ(六つ目編みならば六芒星)を切り取ったものは特に「籠目紋」と呼ばれ、これは通常は六芒星の形を意味しているようであるが、他の星型多角形もこの一種と説明しているサイトもある。
「ダビデの星」としても知られ、西洋的なイメージが強いと思われる六芒星であるが、日本においてもこの籠目紋として、古くから家紋などに用いられて来たようである。
六つ目編み状に分子が連なる格子構造は、物理学者である伏見康治によって「カゴメ格子」と命名され、英語においてもこれをそのまま英訳した「Kagome lattice」という名が用いられているようである。
三次元版的なもので「ハイパーカゴメ格子」と呼ばれるものも存在。