ゼパルとは、悪魔学における悪魔の一柱
悪魔学における『ゼパル』
ソロモン72柱の悪魔の一体。『ゴエティア』では16番目、『悪魔の偽王国』では19番目に記載される。地獄の26の軍団を率いる大いなる公爵。
赤い装束と甲冑を装備した兵士の姿で現れる。
人間の情欲をコントロールする力を持つ。女性に男性への愛情を燃え上がらせ互いを結びつける力を持つ一方、女性を不妊にする力も持つ。
男性にとってはよい悪魔かもしれないが、女性にとっては屈辱以外の何者でもないだろう。尤も、悪魔の力を借りようとする以上、まともな恋愛を経験できる事はないだろうが。
「ラッド博士のゴエティア」によると、彼に対抗する天使の名はハカミヤ(Hakamiah)。
また、その名前の語感が近い事から、ウェパルと間違えられる事も度々起きている。
日本の創作作品におけるゼパル
うみねこのなく頃に
ベアトリーチェと契約している青髪の大悪魔。
赤髪の悪魔フルフルと共に行動し、フルフルとは対の性質、能力を持っている。
なおこの作品ではゼパル以外にもソロモン72柱が由来の登場人物が複数存在している。
Fate/GrandOrder
ソロモン王の使い魔である72柱の魔神の一柱。
当ゲーム内で一番悲惨な最期を迎えた存在としてプレイヤーに大きな印象を与えた。
詳しくは魔神柱の記事を参照。
メギド72
メギド(悪魔)の世界から追放されヴィータ(人間)に転生した追放メギドの1人。
結婚願望が強い少女。
詳しくはゼパル(メギド72)を参照。