曖昧さ回避
- 「悪魔学」における悪魔の一柱。本稿で記述する。
- 漫画「マギ」に登場するキャラクター。本稿で記述する。
- ゲーム「メギド72」に登場するキャラクター。→フォカロル(メギド72)
- ゲーム「ファイナルファンタジー」に登場するモンスター。
悪魔学のフォカロル
悪魔学における悪魔の一体。強壮にして強力な地獄の公爵。率いる軍団数は3つ。ただし、アレイスター・クロウリーとマクレガー・メイザース編の『ソロモンの小さな鍵』では30となっている。
『ゴエティア』では41番目、『悪魔の偽王国』では44番目に記載される。
クロウリーとメイザース編『ソロモンの小さな鍵』では別名としてフォルカロル(Forcalor)とフルカロル(Furcalor)をあげている。
召喚されると、グリフォンの翼(『悪魔の偽王国』では「グリフォンに似た翼」)を持った男の姿で現れる。
人を殺し、水に沈め、戦用の船を転覆させる事を職能とする。彼は風と海の双方に支配権を持っている。
召喚者が命じれば人や物を傷つけることはないという。『悪魔の偽王国』では人を傷つけてはならないという命令を喜んで承諾すると記述される。
1000年後に第七座天使の座に戻ることを望んでいるとされる。
「ラッド博士のゴエティア」によると、彼に対抗する天使の名はハハエル(Hahael)。
『マギ』のフォカロル
第41迷宮のジンであり、支配と服従のジン。風を操ると思われる。金属器はシンドバッドの右腕の銀の腕輪。
その容姿は不明だが、シンドバッドがフォカロルによって全身魔装を行うと、身体の随所に漆黒(赤黒紫?)の羽根のようなものを纏うようになる。
その風神のような、夜空に浮かぶ怪鳥のような雰囲気に、虜になったファンは多い。