概要
『ドラゴンクエストⅨ』で初登場。以降の作品でも度々登場している。牛のような毛柄を持つ悪魔の赤ちゃんで、可愛い外見をもつ半面、攻撃の際には凶悪な顔(ホラーフェイス)になるのが特徴。
フワフワ浮かんでるだけで攻撃をしかけてこないこともある。大抵の作品では悪魔系に分類されることが多いが、作品によっては魔獣(けもの)系だったりとまちまち。
作品別の解説
ドラゴンクエストⅨ
初登場。序盤から登場するモンスターの一体。
討伐モンスターリスト1
牛のような 毛皮の
赤ちゃんモンスター。
たびびとに あそんでほしくて
フワフワ おいかけてくる。
討伐モンスターリスト2
黒いもようは 大きくなると
ひとつずつ なくなっていき
ピンクの毛皮に かわる。
もー モンようは ないモン!
系統 | 悪魔系 |
---|---|
HP | 13 |
MP | 2 |
攻撃力 | 12 |
守備力 | 6 |
すばやさ | 15 |
経験値 | 4 |
ゴールド | 7G |
宝 | やくそう、せいすい |
生息地 | ウォルロ地方 |
ドラゴンクエストⅩ
こちらも序盤に登場。ウェナ諸島のコルット地方とレンダーシアの育みの大地に生息する。あくま系。
後に強モンスターとしてモーモン・強も登場。さらに祖モンスターとしてモーモン・祖が登場した。
まもの使いがスカウトできる仲間モンスターにもなっている。
まもの使いの職業クエストではモーモンを仲間にすることが必要なため、ほぼ全てのプレイヤーが一度は仲間にしているだろう。
仲間にした時のデフォルトネームは「ロロット」。フランス系の女性名「シャルロット」の愛称の一種で、下記の『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』で出演した個体を意識していると思われる。
仲間モンスターとしては、おしゃれさを生かした攻撃や回復を行うヒーラータイプ。
特に、自分の周囲の味方を回復する「フワフワダンス」は発動が早く、即座に体力を回復してくれるため重宝する。自動回復と行動間隔短縮を与えてくれる「ポワポワダンス」も便利。転生を繰り返すとザオリクも覚える。
攻撃面では、範囲にダメージと魅了を与える「ラブリーフェイス」やダメージとおびえを与える「ホラーフェイス」が主力。ドルマ系呪文も使えるが、呪文ダメージを伸ばす能力に乏しいためあまり使われないか。
難点としては、これらの特技を生かすためのおしゃれさを高める装備が他の使い道に乏しく、ほぼ専用装備が必要だった点。ただ、この問題はVer.7で導入されたフリーバッジにより解決された。
可愛らしい外見からか、NPCとしての出番も多め。
プレイヤーが商品を設置して販売できる「モーモンバザー」など、家具やグッズとしても登場。
モーモンバザーは商品を空っぽにしておくとホラーフェイスで固定される。ホラーフェイス好きの人は是非(?)。
その他、同種のモンスターとしてはピンクモーモン・スノーモン・マポレーナ・ツクモモンが出演している。
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2
ストーリー関連
バトルGPに向かう飛行船の乗客の一人である、マダム・キストーラのパートナーモンスターとして登場。
ちなみに『シャルロット』という名前が付けられている。
事あるごとに主人公の前に現れ、変わった行動をすることも。
この作品ではとあるキーパーソンを担っており、物語を進めていくと意外な事実がわかる。
仲間にするには
『ドラゴンクエストⅨ』との連動システムである「すれちがいバトル」をすることで出現するので、そこでスカウトできる。
他にも強く育てたモーモン同士を配合させて生みだせる強モーモン、最強モーモンといった強化型もいる。
また、同系統のピンクモーモンも登場する(マポレーナは『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』でのみ登場)。
尚、クリア後にも魔界の十字路で出現する事もあるので(ピンクモーモンも出現する)、そこで仲間にすることもできる。
配合例:ももんじゃ×ドラゴン、ホークブリザード×スライムカルゴ、等(ただし『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』では配合では生み出せないのでオリジナル版から通信で連れてくるか配信サービスで手に入れるしかない)
ドラゴンクエストモンスターバトルロードシリーズ
※登場章&ID/よみがえる伝説 M-088ⅡR(ロト)、逆襲の魔王 M-088Ⅱ(ラミ)、勇者たちの挑戦 M-088Ⅱ(ノーマル)
- ステータス
HP:523、ちから:62、かしこさ:57、みのまもり:34、すばやさ:96、回避率:(5段階中5)、生息地:草原/森、称号:悪魔使い/デビルマスター、とどめの一撃:トルネード
- マスターダブルスキャン
ノーマル"HP(+100)/かしこさ(+100)、ロト"HP(+150)/攻撃呪文耐性、モリーセレクション:状態異常耐性
属性耐性
- 強い/暗黒、風属性の呪文
- 弱い/なし
状態異常耐性
- 強い/物理的行動不能、マヒ、呪い、混乱、まものならし、あまいいき、こもりうた&ゆりかごのうた、ラリホー、ラリホーマ、スウィートブレス、ルカナン、モシャス、武器破壊、みわくの眼差し、メダパニーマ
- 弱い/かわいいおどり、幻、バシルーラ、ラーのかがみ、せいぎのソロバン
ワザ
赤/うたう→ドルクマ、青/ホラーフェイス
※相性:職業/魔法使いチーム、僧侶チーム、賢者チーム、勇者チーム
タイプ/悪魔チーム
生息地/草原、森チーム
見た目/ミニチーム
行動/状態異常チーム
ダイの大冒険
2020年の新アニメ版で登場。チウがやくそうを5個も使った戦闘で戦うモンスターがぐんたいアリからモーモンに差し替えられている。ぐんたいアリと比較すると仲間を呼ばない分だけ相手しやすいはずなので、チウの未熟さがより強調された形となっている。
同系統のモンスター
モーモンが少しだけ成長した姿。ピンクの毛皮に覆われており、吸血によりHPを吸収する。
偶然かわいい姿のまま大人となったモーモン族の希少種。「たたかいのうた」や「メガザルダンス」で他のモンスターをサポートする。
「つうこんのいちげき」も繰り出す。
モーモン族の中でも珍しい種族。斑模様がなく白い体毛に覆われている。
ピンクモーモン(『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』ではマポレーナ)の転生モンスター。頭にティアラを着けた、モーモン王国の女王。
真っ青な毛色をしたモーモン。『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』では悪魔系のSランクモンスターとして登場した。
巨大なモーモン。
『ドラゴンクエストⅩ』では、血ではなくヤシの実を吸って育った個体がボスとして登場。作中にヤシの実を吸っているモーモンを写真に撮るというクエストが存在するが、まさかあのモーモンがいずれ育ってボスとなるのだろうか。
『ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー』ではモーモン3体が合体した姿として登場。
- 舞妓モーモン
『星のドラゴンクエスト』のご当地イベントの近畿地方クエストなどで登場する舞妓姿のモーモン。
- 巫女モーモン
上記同様『星のドラゴンクエスト』の期間限定イベントである「あっぱれこまいぬがやってきた!」であっぱれこまいぬの取り巻きとして登場。
- モモコ
『星のドラゴンクエスト』のレイドバトル「みんなで大決戦」を主催するモガ将軍に仕える袴姿のピンクモーモンの侍女。プレイヤーのサポートを担当。普段はとても友好的だが、敵対者に対しては凶悪な顔で激高し、言葉遣いも乱暴になる。
- ツクモモン
『ドラゴンクエストⅩ』天地雷鳴士の職業クエストで付喪神と化して邪気を帯びてしまった掛け軸の邪気の具現化として登場、見た目は三度笠を背負った真っ黒モーモン。
そもそもが付喪神という縁起のいいものだからか、可愛らしいモーモンの姿を取っており、黒いのはススが原因で触ると手が汚れるとか。
関連モンスター
モーモン族の王。普通のモーモンより遥かに大きい身体で、頭に王冠を被っており王の貫禄を示すかのような立派な髭を生やしている。
『ドラゴンクエストⅩ』では「モモリオン王」というNPCとして登場している。
- モーモンロード
『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』で登場するキングモーモンの転生前のモンスター。王冠を被っておらず、カーキ色をしている。
ピンクモーモンが更なる成長を遂げた姿だが、その姿はモーモンとは似ても似つかない。
関連イラスト
(左からピンクモーモン、モーモン、マポレーナ)
上は『ドラゴンクエストⅨ』のクエスト38「かわいいんだモン」でコズモが編んだマフラーをしている図。