解説
初登場は『ドラゴンクエストⅨ』。アーゴンデビルの色違いモンスター。
成長前に使っていた「吸血」に加えて「メダパニダンス」を使うので早目に対処しないと危険な相手ではある。
その正体はモーモンの成長した姿。
幼体であるモーモンはやがてピンクモーモンへと成長し、更に血を吸い続けることでコイツに進化するのだという。
しかし、その姿は似ても似つかない不気味な物になっており、面影は全くと言っていいほどない。
この事実にショックを受けた者はゲーム内外問わず少なくはなく、『ドラゴンクエスト モンスターパレード』に登場する「モーモンファンクラブ」では「ピンクモーモンが成長するとクチが裂けても言えないことになる」と忌み嫌われている。
偶然かわいい姿のまま大人になれたのがマポレーナであり、豆知識でも「いやあ、ほんとによかったね!」と言われている。
本来正当な進化であるはずのブラッドアーゴンはモーモン族の中でも不人気のようで、マポレーナはブラッドアーゴンたちを見下しているらしい。
『ドラゴンクエストⅩ』の「ジャディンの園」にいるマポレーナのNPCも「一歩間違えればブサイクな魔物になっていた」と語っている。
やはり見た目が災いしてか、モーモンのイメージを崩さないためか、マポレーナと異なりこちらはドラゴンクエストモンスターズシリーズ等の外伝に一切出演できていない。