概要
「真実を映し出す」と言われている伝説の鏡。
何かに化けている魔物の正体を明らかにしたり、「モシャス」などで姿を変えたものを元に戻す効果がある。
初登場は『ドラゴンクエストⅡ』で、『ドラゴンクエストⅣ』と『ドラゴンクエストⅦ』以外の登場作品ではイベントのキーアイテムとして登場。
作品別の解説
ナンバリングタイトル
- ドラゴンクエストⅡ
初登場作品。ハーゴンによって犬にされてしまったムーンブルクの王女を元に戻すために必要。この作品に限り、一度使うとなくなってしまう。なにしろ毒の沼地に沈んでいた所をサルベージされた為、恐らく劣化していたので、使った後で壊れてしまったのではないかと推測される。
サマンオサ王に変身しているボストロールの正体を暴くために必要。なぜかヒミコに化けているやまたのおろちの変身は解除できない。
- ドラゴンクエストⅣ
カジノの景品扱いと一気にその重要性が暴落。2500コインで入手可能。このほかマネマネがドロップする。この暴落ぶりは如何なものか……。
ラインハットを支配する偽大后の正体を暴くために必要。神に仕える者にしか入ることができない搭の最上階に安置されている。なぜかマーサに化けているラマダの正体は暴けない。
レイドックの王が魔王ムドーの正体を暴くため探し求めている鏡。月鏡の塔で入手する。このほかフォーン城のカガミ姫の呪いの原因を知るために使われた。シリーズで一番活躍が多いかもしれない。漫画版でも上と下の世界の関係性を説明するために使われた。
- ドラゴンクエストⅦ
一点物ではあるが、『ドラゴンクエストⅣ』と同じく敵のモシャスを解除するためにしか使われない。ちなみに入手は終盤、ラスボスの城。これはおそらくラスボスが神さまに化けているためその正体を暴かれないようにするためだろう。
ラーの鏡の代わりに「魔法の鏡」、「太陽の鏡」というアイテムが登場。ある魔物が使う特技を受けることで変化する。闇の遺跡を突破するために必要。おそらく登場しなかったのは、ミーティア姫とトロデの呪いを簡単に解除できてしまうからではないかと思われる。
全く登場しないが、ちょっとした変身を解く「アバキ草」という類似品が存在する。おそらくラーの鏡があると主人公の失われた天使の輪っかや翼が戻ってしまうからだろう。
オンラインモードの初期村のストーリーで登場。別種族に転生した主人公(DQ10)の人間の姿を映し出す。この時は単に映すだけで元の姿に戻すことはない。
その後、Ver.4.2で再登場。この時は悪鬼ゾンガロンによって猫の姿に変えられたメレアーデを元に戻した他、ゾンガロン戦ではゾンガロンに姿を変えられた際にギルガラン王子が元の姿に戻してくれる。
「やたの鏡」という別名で登場。火竜に変わり果てたホムラの里長の息子・ハリマを救うために使用する。が、最初はチカラが失われており、効果を発揮するのは過ぎ去りし時を求めた後になる。
外伝作品での登場
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
ドークのコレクションの一つとして飾られている。
直接の登場はないが、主人公が常に身に着けている近未来ガジェット「リアクター」の機能のひとつとして、真実を見破る「ラー機能」が登場。
ムーンブルクの王女がこの鏡を使用して相手の目を眩ませる効果のカードが存在する。それは普通の鏡でも良いんじゃ?とつっこんではいけない。
ムーンブルク編で登場。
城の住人に化けた魔物の正体を暴くのに使用したり
逆に変化の杖の効果を強制的に解除される。
クリア後にモンゾーラ犬に使うと…?
他媒体での登場
- ドラゴンクエスト アイテム物語
太陽神の娘であるラーの姿を映し出す(自らの体から光を発しているため、通常の鏡ではその姿を映すことが出来ない)ための「真実の姿を映し出す鏡」として作られた存在とされている。
関連タグ
表記ゆれ
ラーのかがみ…ゲーム内表記はこちらのものであることも多い。