概要
ドラゴンクエストⅧに登場するキャラクター。
トロデーン王国の姫。
一人称は「ミーティア」もしくは「わたくし」。当初は17歳だったが、物語の途中で18歳の誕生日を迎えた。父・トロデとは似ても似つかない容姿をしているが、これは母親に似たためだかららしい(父親に似てなくてよかった…)。
近衛兵である主人公とは幼馴染の関係。ちなみに主人公を近衛兵に採用したのも彼女の要望あってのこと。
主人公に仄かな思いを寄せているが、先々代のサザンビーク国の王子と彼女の祖母が決めた取り決めでサザンビークの巨悪(?)チャゴス王子の許嫁となっている。当初はミーティアもそれを運命と受け入れているが、旅の中で心境が変化していく。
物語では暗黒神ラプソーンの封印された杖の影響で正気を失ったドルマゲスの手によって呪いをかけられ、父は魔物の姿に、自らは白馬の姿にされてしまう。そのため、周囲から怪しまれないよう馬車馬として馬車を引きながら、ドルマゲスを追い呪いを解くための主人公達の旅に同行している。
彼女が馬姫様と称されるのはこの姿の為。
馬の姿に変えられても気品さと清楚さが失われる事はなく、一部の道行く人からは「とても美しい馬」といった評価を受けている。
中盤に訪れる「ふしぎな泉」の水を飲むことで一時的に元の姿に戻り、会話ができるようになる。
また、それ以降は主人公の夢の中にも登場する。
物語が進むごとに会話の内容が変わるため、全ての会話を聞くには頻繁に泉を訪れる必要がある。
彼女の本来の姿は、このような一部のイベント時やエンディングなどでしか拝めない。
しかし、キャラの掘り下げの殆どが任意のふしぎな泉や主人公の夢の中であるため、ストーリーをさっさと進めるプレイングだと、目立つ機会が極端に少なくなってしまう。
なお、pixivにおいては「ミーティア」のタグで投稿された作品の方が多い。
ただし、DQ8以外の「ミーティア」を描いた作品もあるので、検索の際には適宜工夫しよう。
エンディングにて
2つ(リメイク版では4つ)あるエンディングの内の1つで主人公と結婚式を挙げる。
泉での会話をどれだけこなしているかによって、見方が変わってくると思われる。
リメイク版にて
3DS版においては幼少期のエピソードが追加されるなど掘り下げが成された。
一方でエンディングパターンが増え、ヒロインの座をゼシカと分け合うことともなった。
これらの追加要素によってようやく彼女の魅力に気づき、今までぞんざいに扱ってしまって申し訳ないと思った人も多い。
関連イラスト
関連タグ
ドラゴンクエスト ドラゴンクエストⅧ ミーティア 馬姫 清楚 黄金の精神
主人公(DQ8) ゼシカ ヤンガス ククール トロデ 主姫
レオナ姫:ダイの大冒険の登場人物。「勇者である主人公に好意を抱くお姫様」「パーティーに入らない期間が多くヒロインとしては影が薄い」「敵に捕まり禁呪法を掛けられてしまう」など類似点がある。
フローラ(ダイの大冒険):同じくダイの大冒険の登場人物。一人の騎士に好意を抱く王女。エンディングでは見事に結ばれている。
人魚姫セーラ:中の人繋がりのお姫様。ミーティアは純粋な人間にして物語に関わる人物なのに対し、こちらは人魚でゲスト止まり。意図的なものなのか偶然かは不明だがラプソーン役の大友龍三郎氏はセーラが登場する作品でラスボスを演じている。