解説
トロデーン王国の姫。当初は17歳だったが、物語の途中で18歳の誕生日を迎えた(「ふしぎな泉」のイベントより)。
父・トロデとは似ても似つかない容姿をしているが、これは母親似だかららしい。
容姿
主人公との関係
近衛兵である主人公とは幼馴染の関係で、彼を近衛兵に採用したのも彼女の要望あってのこと。
主人公に以前から仄かな思いを寄せているが、先々代のサザンビーク王子と彼女の祖母が決めた取り決めでサザンビークのダメ王子・チャゴスの許嫁となっている。
当初の彼女はそれを運命と受け入れているが、旅の中で心境が変化していく。
作中の動向
道中
物語では暗黒神ラプソーンが封印された杖の影響で正気を失ったドルマゲスの手によって呪いをかけられ、父は魔物の姿に、自らは白馬の姿にされてしまう。
そのため、周囲から怪しまれないよう馬車馬として馬車を引きながらドルマゲスを追う旅路に同行している。
彼女が馬姫様と称されるのはこの為。
馬の姿に変えられても気品さと清楚さが失われる事はなく、一部の道行く人からは「とても美しい馬」といった評価を受けている。
中盤に訪れる「ふしぎな泉」の水を飲むことで一時的に元の姿に戻り、会話できるようになる。また、それ以降は主人公の夢の中にも登場する。
物語が進むごとに会話の内容が変わるため、全ての会話を聞くには頻繁に泉を訪れる必要がある。
彼女の本来の姿は、このような一部のイベント時やエンディングなどでしか拝めない。
しかし、キャラの掘り下げの殆どが任意のふしぎな泉や主人公の夢の中であるため、ストーリーをさっさと進めるプレイングだと目立つ機会が極端に少なくなってしまう。
エンディング
結婚式前
暗黒神ラプソーンが討伐され、程なくして呪いが解かれて父・トロデと共に元の姿に戻る。
そして数か月後、サヴェッラ大聖堂にてチャゴスとの結婚式が取り決められる。
城の女性曰く「式の日取りが決まってから自室のピアノで悲しげな曲ばかりを弾いていた」らしい。
通常エンディング
「あんな王子と結婚するくらいならお馬さんのままのほうがよかったくらい!」と大聖堂から主人公と共に逃げ出す。
基本的に王女としての務めを果たすつもりだったが、やはり無理があったと判断したのだろう。
真エンディング
実はサザンビーク王の甥だった主人公と結婚する事に。
ミーティアには子供の頃年齢の近い友達がいなかったため、主人公の事を親友や兄妹のように慕い、その友好関係がいつしか歳を重ねるうちに仄かな恋愛感情に発展したのだろう。
リメイク版追加要素
3DS版においては幼少期のエピソードが語られる。
ある日、優しかった母の死に絶望し口も聞けず料理にも手をつけない程の鬱状態となっていた所、一人で森の中に行き泣いてたところ、トーポと出会い、彼の手引きによって死にかけの主人公と出会い、トロデ王に進言し彼を介抱した。それが彼との出会いだったと語られる。
これらの追加要素によって、健気に譲ってくれる所や自立できる所など新たな面を知って彼女の魅力に気付いた人も多い。
pixivでは
「ミーティア」のタグで投稿された作品の方が多い。
ただし、DQ8以外の「ミーティア」を描いた作品もあるので、検索の際には適宜工夫しよう。