「メガレンジャー、今や貴様等の全ては我等ネジレジアの手中にあるのだ!最早安全な場所など無い!!」
概要
第49話「絶望!俺たちは嫌われ者!?」に登場。
「ジゴク(地獄)」だけに悪魔や死神を思わせる姿をしており、前回の戦いで消失したジャビウスハートの力であらかじめ作り出したと思われる。
主な戦力は両眼や両手から放つ光線。巨大戦時は巨大な鎌も使用した。
人間に化けることもでき、前回の戦いでメガレンジャーの正体が学生であることがネジレジアに露呈したため、彼等を抹殺するべく諸星学園高校に乗り込む。
活躍
男子学生に化け諸星学園高校に出現すると、手始めに黒沢先生を襲撃。悲鳴を聞きつけ窓を開けた健太たちを発見すると、兵士クネクネと共に学校を襲撃。クラスメイト達の前で変身できない健太達の前で立ち向かってきた大岩先生を返り討ちにしたところを見て変身を決意したメガレンジャーと交戦。
その直後に放った攻撃でジロウを負傷させたが、メガシルバーが乱入したことで冒頭の台詞と共に撤退した。
この一件で健太達が世間の非難を受け自暴自棄になる中、単独で戦うメガシルバーと交戦。彼の言葉と、久保田博士をはじめとした仲間達の姿を見て自身を取り戻したメガレンジャーが駆けつけ、ユガンデやシボレナと共に追い詰められる。
直後にシボレナの命令で現れたビビデビに巨大化ウイルスを注入され巨大化。
メガボイジャー相手に鎌で交戦するも、ボイジャースパルタンを受けて倒された。
余談
スーツはトカゲネジラーの改造。
ちなみにトカゲネジラーとジゴクネジラー、どちらも登場回の内容は『一般人に正体がバレる』であった(規模は明らかに後者の方が大きいが)。
声を演じた長沢氏は今作が特撮初出演だが、現状ではコイツが最初で最後になってしまっている。
ちなみにジゴクネジラーの登場した第49話から最終話にかけて登場する諸星学園高校の校長を演じているのは、過去に『科学戦隊ダイナマン』や『ビーファイターカブト』にてゲスト出演の経験がある小倉雄三。同氏は本作終了から約9ヶ月後の1998年11月24日に亡くなった。
『メガレンジャー』の英語版ローカライズ作品『パワーレンジャー・イン・スペース』にも、ボディスウィッチャーの名義で登場。日本語吹替版では土屋利秀(現・土屋トシヒデ)が吹き替えを担当している。こちらは変装が得意な怪人という設定だった。
着ぐるみはその後『パワーレンジャー・ワイルド・フォース(海外版ガオレンジャー)』にてオルグ三兄弟に当たるミュートオルグの一体に継ぎ接ぎ改造された(火災で焼失してしまったため)。
関連タグ
アリジゴクネジレ:同じく名前に『ジゴク』が入ってるネジレ獣。
ジゴクダブラー、ジゴクドグラー:前者は『宇宙刑事ギャバン』、後者は『光戦隊マスクマン』に登場した2文字違いの怪人。ジゴクドグラーの登場回も同じく第49話。
ドーラミラージュ:『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した怪人で、手段は違えどこちらもヒーロー達を一般人に迫害させることで戦意を喪失させる目的のために送り込まれた。ただしこちらはジゴクネジラーとは異なり比較的早く騒動が終息している。
軟体サイマ獣デスマイン:『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に登場する死神モチーフの後輩怪人。
無敵超人ザンボット3:迫害といえばこれ。