「さぁ、今からゆっくりスクラップにしてやる。少しでも抵抗すれば、メガシルバーの命はない!」
概要
『電磁戦隊メガレンジャー』第36話「はばたけ!宇宙(そら)に舞う希望の翼」に登場。
コンドルの遺伝子を元に更なる科学力で生み出されたサイコネジラー。
メカニカルな紫色のコンドルの鳥人と言うべき姿を持ち、頭部には二本の角が生えている。
劇中ではI.N.E.T.の来島副長官の抹殺に動き、彼をかばった裕作を拉致して人質に取り、その身柄と引き換えにメガボイジャーの引き渡しを要求した。
活躍
I.N.E.T.の来島副長官を襲撃すると、折しも彼からケイタイザーを取り上げられたため変身不能となってしまっていたのを取り戻そうとしていた裕作を一蹴。
改めて来島をさらおうとするも駆けつけたメガレンジャー5人に阻止されたため、代わりに裕作を拉致して飛び去ると、今度は彼を人質に取ってメガボイジャーの引き渡しを要求する。
しばらくしてメガレンジャーがメガボイジャーでやって来ると、コンドルネジラーは鎖でその動きを封じると同時に、ビビデビから巨大化ウイルスを注入されて巨大化。
裕作を人質に取られていることもあり、無抵抗のメガボイジャーを一方的に攻撃するが、鎖を引きちぎったメガボイジャーに羽交い絞めにされた挙句、レッドから「自爆スイッチを押した。少しでも動くと、まとめてドカンだ」と逆に脅迫される。
その隙にピンク以外の4人が裕作の救出に向かうと、それを読んでいたユガンデとシボレナがクネクネを率いて行く手を阻む。
4人がユガンデやクネクネを相手取る中、シボレナが裕作を始末しようとするが、そこへ久保田博士がデジタンクで駆けつけて裕作を救出。博士からケイタイザーを受け取った裕作がメガシルバーに変身したことで形勢は逆転し、ブレイザーインパクトに怯んだユガンデはシボレナと共に撤退する。
一方、自爆装置が単なるブラフだと知ったコンドルネジラーは激怒し、虎の子の高速飛行で空からメガボイジャーを攻撃し、苦戦させていた。
そこへシルバーが操縦するメガウインガーが加勢に現れると、ウインガーキャノンの砲撃を叩き込まれて怯む。その隙にメガボイジャーはメガウインガーのメガウイングを背中に装備したウイングメガボイジャーに変形。負けじと高速の空中戦を繰り広げるコンドルネジラーだったが、止めのウインガースパルタンを喰らって爆散、空の藻屑と化した。
余談
モチーフはコンドル。
戦隊怪人のモチーフにコンドルが使われたのは、『地球戦隊ファイブマン』のコンドルギン以来7年振りである。
声を演じた青山氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となった。特撮自体は昨年の『ビーファイターカブト』にてBCビーザックの声でデビュー済みである。2年後の『救急戦隊ゴーゴーファイブ』でも竜巻サイマ獣トルネデウスの声を担当することになる。
関連タグ
電磁戦隊メガレンジャー 邪電王国ネジレジア サイコネジラー コンドル