「誰だぁ?トルネデウス様の邪魔をする奴は!」
概要
第2話「竜巻く災魔一族!」に登場。
冥王ジルフィーザの所有するカードより生み出された天のサイマ獣。
蝙蝠を思わせる姿を持ち、背中には蝙蝠の翼が生えており、頭部の角と併せて悪魔の印象を受ける。
その肩書通り、身体を高速回転させる事で竜巻を起こす能力の持ち主であり、劇中ではこの能力で巨大な竜巻を発生させて首都を破壊しようと目論んだ。
戦闘では竜巻を起こすだけでなく、口から火球を吐いて攻撃して来る。
活躍
呪士ピエールの儀式によって生み出されると、自身の能力をフル活用して東京湾の近くで竜巻を発生させ、都市部まで侵攻を開始。その威力は凄まじく、巻き上げられた魚がマトイ達のいる場所まで飛んで来る程であった。
「我が主、ジルフィーザ様...このトルネデウスにお任せを...!」
だが、ミントの解析で竜巻の中央にエネルギー反応があることを感知された事により、自身の存在はゴーゴーファイブに筒抜けとなってしまう。
そうしてレッドのファイブレイザーの射撃で侵攻を中断すると、5人を使い魔インプスと共に迎え撃つ。自身もレッドを口からの火球で攻撃するが、彼の運転する自動車で吹っ飛ばされた挙句に下敷きにされる。それでも尚しぶとく立ち上がり、再び竜巻を起こそうとするのだが、結局は5つのレスキューツールを合体させたライフバード・ブレイカーモードのカラミティブレイカーを喰らって倒された。
直後に現地に赴いた呪士ピエールの再生カードによって巨大な死霊として復活。
巨大戦では街を破壊しながら闊歩していき、ビクトリーロボを竜巻で苦戦させる。相手の連続ラダーボンバーとラダーホイールクラッシュに怯んでも立ち上がるタフネスさを見せ付けるも、モンド博士の指示によりビクトリーロボはブレイバーソードを取り出す。
そして「災魔よ、消え去れ!剣よ、光を呼べ!」と言うレッドの台詞と共に、止めのビクトリープロミネンスの一撃を叩き込まれて爆散した。
余談
モチーフは蝙蝠。そして名前の由来は竜巻の英訳である「トルネード(tornado)」から。
声を演じた青山氏は2年前の『電磁戦隊メガレンジャー』にてコンドルネジラーの声を担当していた。翌年の『未来戦隊タイムレンジャー』でも悪徳警察官アーノルドKの声を演じている。
トルネデウスが登場した第2話の放送日には、俳優の萩原利久氏が誕生しており、後に(ノンクレジットとはいえ)『炎神戦隊ゴーオンジャーvsゲキレンジャー』に出演している。
関連タグ
吸力サイマ獣バンパイラ:後に登場する蝙蝠モチーフ繋がり。