「やっと分かったか。だから言ったろう、『諸君には俺は倒せない』と」
概要
『電磁戦隊メガレンジャー』第33話「ウキウキ!月から来た恋人」に登場。
Dr.ヒネラーがライオンの遺伝子を元に、更なる科学力で生み出したサイコネジラー第1号。メカニカルな金色の身体に青い目をしたライオンの獣人の姿を持つ。
巨大なバズーカ砲を武器としているが、それ以上に右胸には日本各地の施設に事前に仕掛けた爆弾の起爆装置が埋め込まれているため、迂闊に攻撃できない厄介な相手である。
活躍
メガレンジャーがユガンデと交戦している最中に出現。それ以前にあらかじめダムやコンビナート等の各地の施設に爆弾を秘密裏に設置しており、メガレンジャーに自身の起爆装置を攻撃させることによってそれ等の施設の爆破を目論む。
爆弾は水爆の50倍のエネルギーを秘めた超エネルギー研究所にも仕掛けられており、レッドに自らの起爆装置を攻撃させることでまずはダムの爆破に成功。
その後、相手が迂闊に攻撃できないのをいいことにメガレンジャーを一方的に嬲って追い詰めるが、「起爆装置は衝撃を受けてから0.26秒後に作動する」という自身の弱点を見抜かれてしまい、更にレッドのバトルライザーがI.N.E.T.のプログラマーの高野恵によって強化されたために形勢は逆転し、そのままドリルスナイパーカスタム・フルパワーを喰らって灰化してしまう。
その直後にビビデビが現れ、その灰を吸い込んで吐き出したことによって再生巨大化。
ロボイジャー1をバズーカ砲で砲撃するも、メガボイジャーのボイジャーキックを叩き込まれ、怯んだところに止めのボイジャースパルタンを喰らって爆散した。
余談
モチーフはそのまんまライオンの他、銃弾やライフリングも含まれる。
デザインを担当した下條美治氏は『百化繚乱[下之巻]』にて、「『バズーカを撃つ』という設定だった為、(銃の)弾丸やライフリングを取り入れた」とコメントしている。
なお、後に登場するテンソウネジラーは外見がかなり似通っているが他人の空似である(スーツ自体もヤマアラシネジラーの改造)。
声を演じる小池氏は昨年の『ビーファイターカブト』や『超光戦士シャンゼリオン』と言った特撮作品にて怪人の声を当てていたが、今回満を持してスーパー戦隊シリーズ初出演を決めた。次回作の『星獣戦隊ギンガマン』ではダングスの声を演じている。
関連タグ
電磁戦隊メガレンジャー 邪電王国ネジレジア サイコネジラー ライオン
バクダンデライオン:『爆竜戦隊アバレンジャー』に登場するライオン&爆弾繋がりの戦隊怪人で、この回の脚本を担当した荒川稔久が登場回の脚本およびメインライターを担当した。