ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

CV:東地宏樹(少年時代-日野聡)、ドラマCD一条和矢

本作トリニティ・ブラッドの主人公。苗字の綴りはNightroad。

教皇庁国務聖省特務分室(通称Ax)の派遣執行官。コードネームは「クルースニク」(「十字架を背負うもの」の意)。

ナイトロード3兄妹の第2子になる。

190センチを超える細身の長身に、長い銀髪、冬の湖のような碧眼を備え、黙っていればそれなりにイケメン、なのだが……。

人物

普段はいつもそんな整った容貌にのんびりとした笑みを浮かべた、表情にたがわぬおっとり系の穏健な性格の巡回神父として生活しており、ハンサムではあるのだがそののんびり笑顔と、どこかネジが緩んだようにあちこちでドジなところ、さらに(給料はAxの派遣執行官である以上それなりに出ているはずなのだが)食生活が異様に貧相で、それに引きずられるかのように言動もあちこちで貧乏性かつ(特に食べ物に関して)意地汚いところ、またその時々の状況に応じて聖書の聖句を都合よく引用してそらんじる調子のいいところもあって、クールなカッコよさには程遠い、三枚目めいた憎めない人物像になっている。

まあ、それでもAxの派遣執行官の肩書きは伊達ではなく、(ドジなところもたびたび出るが)荒事や危機に至っての判断や対処能力は確かなものを持っている。

派遣執行官としての愛用武器は、ハイテク化が方々で世界中に定着している世間からすれば珍しいともいえる古式回転拳銃(パーカッション・リボルバー)。

そんな昼行灯を絵に描いたような性格であるが、その体の裡に、「ナノマシン・クルースニク02」という存在を潜ませている。

想像したことはありませんか?

牛や豚を人間が食らう。人間を吸血鬼が食らう。

ならばどこかに、"吸血鬼を食らう存在"がいるのでは、ということを……

クルースニク02

体内に存在するナノマシン・クルースニクを限定起動した姿。

クルースニク化すると、長生種(メトセラ)――『トリブラ世界における吸血鬼』を吸血鬼たらしめる「バチルス・クドラク」保菌者――を駆逐し食らう存在、すなわち「吸血鬼の血を吸う吸血鬼」となり、凄まじい戦闘力を発揮する。

この時は瞳が鮮やかな真紅に染まり、体内から巨大な鎌を生み出したり、背中から漆黒の翼を生やすなど怪物じみた姿を呈する。この姿をアベルは「自分の罪の刻印」と言っている。

この姿では、異常なまでの再生能力、血液をナノマシンで凝固させての武器生成等の能力を得るが、彼固有の能力として超電圧の電撃を操ることが可能となり、天候次第ではを呼び寄せて「スパークギャップ衝撃波」を放つことさえ可能にする。

本編で語られなかった過去。

トリニティ・ブラッドと言う作品自体が、作者吉田直氏の急逝の為に未完で終わってしまい、本編中では彼の過去は語られなかった。

だが、後に発売した大全のプロットによると、地球が大戦争で滅びかける前から生きていて、火星の入植プロジェクトのために作られたデザイナーベビーであり、自分の生い立ちもあってかその当時のアベルは捻くれた性格であったという。

火星から帰ってきたときに地球が荒廃していたり、その後で起きた事件もあってか、他の二兄妹と火星から持って来た技術で人類を大虐殺した。

そのため、同僚であるリリス・サールと敵対することになったが、和平の時彼の兄が、リリスを虐殺。これにより兄を大気圏外から落とし、以後はリリスの墓を守り続けていた。

およそ八百年後、カテリーナが現れるまでずっと懺悔をしていたという。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 進むことを恐れず

    PCの中に入っていた短編です~。 トリニティ・ブラッドより、アベル&エステルのお話。
  • 【トリブラ】贖いの刻【教授・アベル】

    R.A.M.6『アポカリプス・ナウ』が完全終了した数週間後の、ローマにて。教授の過去捏造アホ話。
  • 告解

    告解~atque poenitentia~Mattheum

    過去サイトからのサルベージ品です。 手を付けたものの、あまりにも前途多難な状況w ええ、身の程知らずですとも。 でも、続きは書きたい。きっといつか。 -------- 2015/11/10 久しぶりに神学大全を読み返してみたら、あり得ないミスが。 神話体系の理解が足りていなかったようです。一部修正しました。
  • 【トリブラ】戦い終わって日が暮れて【Axメンバー】

    R.A.M.2『オーヴァーカウント』数日後。Axメンバーが、"教授"に怯えているだけのアホ話。
  • 告解

    告解~atque poenitentia~Iohannem

    続きが残っていました。 サイト未upで、PCの中に残ってましたw CANONに基づき、ちょっと加筆してます。
  • 汝、歪な鐘の音を聞け。

    歪は月だけに非ず。汝、歪な鐘の音を聞け。Ⅱ

    何故か続いてみたけど見切り発車の聖女様シリーズ。以前の続きとなります。 あくまでも設定紹介の延長線の筈なのですが、書かれていない彼らの大学時代にまで行ってしまいとてつもなく後悔しかない。 これは終わる事が出来るのか、私には全く見通しがつかないままなのでこの話が続くことは期待なさらないでください。ええ、なさらないで…。私は、とても自信がありませんとも。 そんなこんなで、今回も健全に…宜しくお願い致します。
    22,223文字pixiv小説作品
  • 秋は食欲

    Dグレとトリブラのクロスオーバーです。
  • 汝、歪な鐘の音を聞け。

    歪は月だけに非ず。汝、歪な鐘の音を聞け。Ⅰ

    恐らく、きっと誰も最初に此処を読まないだろうと希望を抱きつつ此処に後書きの様なものを書いておきます。 私がトリニティ・ブラッドを読んでいたのは15年程前になります。其れを今更ながら読み直すとまたはまってしまいました。良き物語は何度読んでも素晴らしいものですね。 そんな訳で、読んでいてふと「機械化歩兵のトレス君の所有者が変わったら彼はどう変わるのだろう……?」なんて思ったのです。思ったなら書くしかないかと、トレアベ前提に勢いで書いてみました。 成り代わりと書いたものの実際成り代わりなのか微妙なのですが、主人公がトリブラという物語を知っているという前提なので成り代わりとしました。 実際原作に無い所ばかりを書く羽目になり捏造に捏造しまくり無理矢理合わぬこじつけばかりと私の趣味だけを詰め込んだもので呆れると思いますが御容赦を。 設定的には何時でも嬉し恥ずかし大人な関係になれる筈なのに、私が書くと何も起こらないのでえっちな事が大好きなお姉さま方には物足りないと思いますが、どうぞ宜しくお願いいたしますね。 ……早く、一人称私のアベルさんに会いたい。
    21,131文字pixiv小説作品
  • 告解

    告解~atque poenitentia~Genesis

    これも、サルベージ品です。 かなり壮大な物語になりそうですが、 トリニティ・ブラッドの前日譚を目指してました。 とはいえ、このシリーズ結構エネルギー使います。 なんとか形になっているものを、あげときます。 続き、作りたいんですよ。本当に。 なので、自戒も込めて並べときます。 ---------- 2015/11/2 続きを追記してます。 若かりし(?)アベルさんの独白編。 2015/11/10 神学大全を再度読み返してみたら、あり得ないミスが! 文章の一部、修正しました。 神話の理解がまだ足りないようです。
  • 【トリブラ】たわいのない話【アベ・レオ・ユー・ケイト・教】

    R.A.M.4『ジャッジメント・ディ』のラストの少し前。四人が、"教授"について喋っているだけの話。
  • 無表情の極み~リミッターとの戦い~

    真面目に書くと私は反動でめちゃくちゃなものが書きたくなります。どのシリーズも設定はめちゃくちゃではありますが。 今回は自分のリミッターと戦う機械化歩兵さん、中身はオタクな女の子。ギャグなはず。ギャグにしたい。 安定にトレアベしてるはずですが、私には分かりません。 アベルさんが乙女過ぎるのは、ただのトレス君のフィルター効果です。事実ではありません。 では、今回も健全に宜しくお願い致します。
    12,687文字pixiv小説作品
  • 【トリブラ】許されざる者たち【アベル・教授・ハヴェル】

    R.A.M.4『ジャッジメント・ディ』数日後の、アベル・教授・ハヴェルの話

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

アベル・ナイトロード
6
編集履歴
アベル・ナイトロード
6
編集履歴