概要
鉱物の一種ファントムクォーツの別名。
ゴーストクリスタル、幻影水晶、幽霊水晶、山入り水晶とも。
また宝石を題材とした漫画『宝石の国』の登場人物でもある。pixivでは主にこちらを指す。
鉱物としてのゴースト・クォーツ
水晶の結晶が成長していく過程の中で、一旦は成長が止まった後に再び成長を開始した時に他の物質を水晶の中に取り込むことで、その境目にまるで山の幻影や木の年輪のようなファントムと呼ばれる模様が出来た水晶のことを指す。
「再生」「停滞した状況を打破する」「困難を乗り越える」などの石言葉を持ち、商売や事業のお守りとして、子供の成長のお守りとしても非常に人気の高い水晶。
『宝石の国』のゴースト・クォーツ
硬度 | 七 |
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担当 | 長期休養所管理、図書室管理、見回り |
愛称 | ゴースト |
一人称 | 僕 |
モデルと思われる鉱石 | ファントムクォーツ |
声優 | (姿のみ登場) |
三十二話より登場(存在と名前自体は二十五話にて言及されている)。
ふんわりとした銀色のショートヘアで、左目が隠れていてサイドに二本のおさげ状の長くなった髪部分が特徴的。
昔はラピス・ラズリとコンビを組んで戦っていた。
ラピスが頭部を残して月に連れ去られた後は、一人で図書館と長期休養所の管理を務めている。
おっとりのような鋭いような、不思議な雰囲気を漂わせており、存在感が薄くいきなり背後から話しかけてくることがある。
身体が外側の透き通った白、内側の黒で構成された多層になっており、内側の黒いところにもう一人いる。
基本的に穏やかな口調で物静かだが、この「中の子」と話すときはやや強い口調になる。
ときおり勝手に動いたりする中の子に困り疎んじているような面が強いが、頼りになるとも発言しており、良くも悪くも運命共同体の関係にあるといえる。ラピスの指示があれば中の子も言うことを聞いて上手く動けたと語っている。
月人を調べることを決意したフォスにコンビを組むことを申し出る。
フォスのことをラピスに似ているところがあると評した。
他の宝石たちの使う剣とは違い、大鎌を武器にしている。
また制服姿の靴下は一人だけ二つ折りである。