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「三爪痕を知っているか?」


概要編集

CV櫻井孝宏

.hack//G.U.』以外にも複数の作品で主人公を務める。

モルガナの第一相「死の恐怖」スケィスを持つ碑文使い。

1st ハセヲくん

1stフォーム


The Terror of Death

2ndフォーム


死の恐怖

3rdフォーム


ハセヲ

B-stフォーム


無題

Xthフォーム


ドットハックログまとめ3

5thフォーム


The World R:2編集

黒衣の錬装士のPKK(Player Killer kill)

ネットゲーム内で他のプレイヤーキャラを殺害するプレイヤー(Player killer)を狙い、更に自分がそのプレイヤーキャラを殺害するという傍から見れば異常なプレイスタンスをとっている。

目がどす黒系と言われたりやさぐれPKKと呼ばれたり色々な意味で主人公らしくない人物。

基本、彼の職業(ジョブ)である錬装士(マルチウェポン) は器用貧乏なジョブであるため強くはない筈なのだが、持ち前の才能で使いこなし、『死の恐怖』の名で恐れられている。その有り得ないほどの実力は、PK百人同時に相手をして勝利するなど数多くの逸話を生み出すほど。


だが、彼のPKKはゲームの遊びとして快楽的に行っているのではなく”自分以上に有り得ない存在”である、とある伝説のPKを探し出すための行為であった....。



G.U.本編より8ヶ月前、友人に誘われ初めて『The World』にログインしたハセヲは親切なプレイヤーを装ったPKに騙されキルされてしまう。

死亡状態であった彼を救ったギルド、黄昏の旅団のマスターであるオーヴァンはハセヲだけが使える”特別な力”を指摘し、「強くなれ」と言い残してその場を去っていった。

その後、同ギルドの副団長を務める志乃に誘われたこともあってギルドに入団し、オーヴァン達と共に”キー・オブ・ザ・トワイライト”なる伝説のアイテムを追い求める事となる。

しかし、数ヶ月後にオーヴァンは謎の失踪を遂げ、旅団は解散。志乃に淡い恋心を抱くようになっていたハセヲは彼女を支えるべく共にオーヴァンを待ち続け、現実でも代わりに支えていくことを心に誓った。


だがのちに、志乃はグリーマ・レーヴ大聖堂にて三爪痕に傷痕を刻まれ、後を追ってきたハセヲの目の前で消滅してしまう。直後、携帯電話の着信音が鳴り響き志乃の母親から現実の志乃が意識不明に陥ったことを知らされるのであった...。

見舞いに足繁く通いながらも、医師から原因が分からず治療も不可能である事実を知らされた彼は、想い人である彼女を救うために三爪痕を見つけ出し、始末することを決意する。


そして更に数ヶ月後、高難易度の異常クエスト「痛みの森」によりLv133、3rdフォームとなったハセヲは、三爪痕の情報を集めながらPK達を狩り続ける”死の恐怖”と化していた。

この頃は後述の通りリアルも性格も相当荒んでおり、見知った顔でも邪魔立てすればPKし、用済みとなったPKの首を切り飛ばすことすらも平然と行っている。


そして、RootsからG.U.本編へと続く――


物語の序盤、突然姿を現したオーヴァンから三爪痕がグリーマ・レーヴ大聖堂に戻ってくることを告げられる。探し求めた仇敵に挑むハセヲであったが圧倒的過ぎる力の前になす術も無く敗れ去り、データドレインによりPCを初期化されてしまう。これによりハセヲの物語は最初から”再び始まる”こととなる。



最初は”志乃の救出”という目的の為なら他者を切り捨てる事も厭わない性格であった。

善意でハセヲに近づいてきた「初心者救済ギルド」のシラバスガスパーを元のレベルまで戻すためだけに使い捨て利用しようとしたり、志乃と同じ姿をした穏やかな少女、アトリに対しても意見が合わなければ悪態を吐き、行動を全て否定するような言動をする。

  • 特に”レベル上げ”と称して彼女がフィールド散歩を行った際に、激昂したハセヲが発した「無理。限界。...馬鹿じゃねえの、お前?」「このハリボテ世界のどこが綺麗だって言うんだよ!!」などのセリフは櫻井孝宏氏の熱演もあって、G.U.中でも名台詞の一つ。

極めつけには、いくら悪質なプレイヤーキラーが相手とはいえ、相手の一生を奪う行為に手を染めかけても「自業自得」「罰を受けて当然」などと言い切るという、もはや主人公とは程遠いことすら平然と行っていた。


しかしストーリーを追うごとに様々な人物と交流し、ぶつかりあっていくことで次第に成長してゆく。

そして、一人で戦っていた時には得ることが出来なかった、ゲームのレベルステータスなどでは推し量れない”大切な何か”に気付いていくようになる。


人物編集

歩くような速さで

良く言えば好戦的な、悪く言えば粗暴な言動が目立つ青年。

誰に対しても挑発的な態度をとり他者を寄せ付けようとしないために悪印象を与えがちだが、年下のプレイヤーを助けたり、仲間の苦境に激昂するなど芯の部分は熱い心を持った人物。


敵対者には一切容赦はしないが、一度仲間と認めた相手には非常に面倒見が良く、決して見捨てるような真似はしない。しかし本人はそれを認めようとはしない所謂ツンデレ

その人柄を惚れ込まれるのか、G.U.ストーリー中盤以降は"男女問わず"フラグを立てまくる(主にVol.3あたりのメールコンボで顕著)。


作品を通して著しい成長を遂げる人物であるため、時系列ごとに性格が大きく異なる。

Roots序盤では背伸びをした態度をするだけの少年であったが、現実の志乃を奪われてからは変貌。自責の念から「他者は不要なもの」として切り捨てる苛烈な本質が露わとなった。

G.U.序盤まではその性格のままであったが、三爪痕による敗北と新たな出会いを経て「仲間」という存在の意味を徐々に知るようになる。

……そして戦いの果てに彼の精神は成熟を迎え

『他者との関わりを拒絶する』少年から『関わってきたすべてに関わりぬく』覚悟を決めた青年へと姿を変え、歩み始めてゆく。


戦闘スキル編集

2ndF

ゲーム中での性能は双剣大剣大鎌の三種類の武器を使いこなす万能キャラクターで、近距離、中距離、遠距離に対応できるバランスのいい武器構成である。

唯一魔法に関するステータスが低いもののそれが気にならない位に強く、最終的に「器用貧乏」とはほど遠いステータスとなる。


三爪痕にデータドレインされてキャラデータを初期化されてしまった為に双剣しか使えないが、2nd3rdとジョブエクステンドする度に使用できる武器の種類が増えていく。

使用可能物理スキルは全17種類で、習熟度レベルを上げるごとに修得が可能。威力とエフェクトも派手な攻撃を繰り出せるようになり、飛行、甲殻モンスター特攻スキルも充実している。

また、ゲームのシステム上スキルトリガー発動時には無敵判定となるため多少のゴリ押しが可能。

以下主な修得スキル

双剣

旋風滅双刃カマイタチを纏う多連撃。連撃中に当てると迫力のある視点変更がなされる。
無双隼落とし浮かした敵を高速で切り刻む。スーパーアーマー持ちだとミスすることも。
天下無双飯綱舞い滞空しながら周囲の敵を舞うように連続で切り刻む。SP消費も多い特大技。

大剣

虎乱襲力任せのV字斬りを放つ、大剣で最も基本的なスキルでSPの消費量も低い。
奥義・甲冑割甲殻特攻。敵の守りを貫いて切り上げる大ダメージ技。
秘奥義・重装甲破滞空しながら剣を連続で叩きつけ、最後は衝撃波で爆風を起こす特大技。

大鎌

輪伐わぎりと読む。小ダメージの範囲技だがSP消費も少なくアリーナ戦だと意外と重宝する。
蒼天大車輪滞空しながら回転斬撃を放ち、全範囲の敵に大ダメージ。大鎌でも派手な技の一つ。
輪伐乱絶閃悪魔の巨爪を召喚する特大技。見た目は無印の闇魔法「オルメアンゾット」に近い。

【ギルティドラゴン】容赦無用・瞬

また、Vol.3終盤ではイリーガルな力であるXthフォームにジョブエクステンドする事により、本来The Worldには存在しない武器である双銃も使えるようになる。

使用可能スキルはブレードと銃弾の連続攻撃である「JUSTICE」と他の武器スキルの終わりに追撃が可能で、武器を自動的に双銃に戻すことが出来るダブルトリガー「JUDGMENT」。距離による威力依存の二挺マグナムで、近距離で撃つほど攻撃力が上がるが遠距離だと威力が下がる。

....のだが、この武器の性能が非常に強い、強すぎる

なんとこの武器は通常攻撃に敵を浮かす効果が付与されており、スーパーアーマー持ちではない小型モンスターや一般プレイヤーのPCは無抵抗のまま簡単に宙に浮かされてしまう。さらにボタン連打により一瞬で銃弾をリロード出来てしまう上、どんなに長距離でも最低1ダメージ入るため気楽に相手を浮かせながら無限にハメ続ける事ができてしまう。敵は文字通り蜂の巣になるまで地に足を付ける事ができなくなるという、憑神、ボス戦以外は無敵の武器である。

更に相手に近距離攻撃に対するカウンター能力があったとしてもそれを無視して攻撃し続ける事が可能な為、カウンター持ちが増える後半ではほぼ必須になってくる。


様々な喪失と苦労の末に手に入れたフォームであり、かつあの碑文の力が結びついた武器なのだから納得の性能ではあるのだが。

取り敢えず仕様外の力ではあるため、彼の名誉のためにも一般PCに対して乱用するのは避けたいところ。


なお、本来ならこの不正行為とも言える規格外のジョブエクステンドに一般プレイヤーはおろかCC社のゲーム運営すらも何故か突っ込まない。

もし入手した経緯が明るみに出ればCC社自身もタダでは済まず、偽造情報で対処しようにも反逆されれば管理者もお手上げなPCであるため、監視による現状維持で済ませたほうがよいという判断なのかもしれない。ちなみに一般プレイヤーからはアリーナチャンピオンの特別仕様として認識されている模様。



G.U.小説版では、後述したハセヲ自身の過去を踏まえた上でのジョブエクステンドになっているためか、武装・容姿が大幅に異なっている。

装備するのは初代スケィスのものに近い銀色のケルト十字架の杖。外見は3rdフォームを白くしたものに天使のごとき大きな翼が生えた姿となっており、オーヴァンからは「まるで聖騎士」と評されている。

小説版での碑文使いPCの設定性質上、戦闘描写は一瞬しか描かれておらず、どのような能力を有していたのかは不明。


hack/G.U.ハセヲ5th──らしきもの

そして、リマスター版にて追加されたVol4「あるいは世界を紡ぐ蛇たちの見る夢」にて、最終形態5thフォームへジョブエクステンドする。このフォームもXthフォーム同様に仕様外の形態である。


この5thフォームでは、なんとXthフォームまでの「双剣」「大剣」「大鎌」「双銃」の武器種全てが使用不可能となっており、装備できるのは新たに生み出された専用武器である「無限竜の門(ゲートオブウロボロス)」と呼ばれる赤色の蛇腹剣の一つのみ。

しかし、この蛇腹剣は「八相剣」なる特殊な武器種。

これまでの4フォームの武器を足して割ったような性能を持ち、その実態はスケィス以外の憑神の力すらも宿しているという「双銃」以上にイリーガルな武器である。


その特性により戦闘ではスケィスが喰らってきた碑文の力の一部を「八相アーツ」として通常攻撃スキルに用いることが可能となっており、加えて「ダブルアーツ」というスキル攻撃自体を2連発できるという「ダブルトリガー」を強化したような能力が兼ね備えられている。

攻撃の際には剣自体が自在に変形し、ムチ状にしてからの多段ヒット攻撃、分離した刀身からの光弾による遠距離攻撃、エネルギーを纏ってからの大斬撃を繰り出せる他、「八相アーツ」時には全く異なる形状へと変貌し、HP吸収、デバフ付与、飛行・甲殻特効、高威力攻撃などを使用技ごとに繰り出すことが可能。Xthフォーム時のような尖った性能は叩き出せないものの、総合的な能力は上昇している。

もはやジョブ的には錬装士よりも剣士に近いが、専用武器の特殊性により"複数の武器を使い分ける"という側面は保っており、加えて八相の能力を束ねていることからも、ある意味究極のマルチウェポンと言えるのかもしれない。


このフォームは下記の理由により"ある存在"がスケィスの力を中和・抑制した結果、生まれたフォームである。

故に、これまでのジョブエクステンドと違い単純なパワーアップという形ではない為か、スケィスの姿も特に変化はしていない。


碑文使いとしての能力編集

ミ・ツ・ケ・タァ...。

オレハココニイル

碑文使いPCであるハセヲはシステム管理者ですら知覚できない憑神(アバター)と呼ばれる特殊な能力に覚醒し、行使する。

憑神の力は如何なるプレイヤーキャラでも瞬殺してしまうどころか、現実世界の人間にまで危害を加える代物なので基本的にはAIDAや他の憑神などのゲームの外側に存在するイリーガルな相手に対し用いることとなる。(劇中で幾度か対人に用いられたが、そもそも、勝負にすらならないため戦闘ではなくムービーで終わらされている)

憑神バトルは通常戦闘とは全く異なり、時間の流れが異なる特殊な異空間を展開してハセヲの化身たるスケィスを召喚、操作して戦う。相手も常軌を逸した存在でありHPを0にしたところで倒すことは出来ないが、同時にデータドレインに対するプロテクトも剥がれる。この隙にデータドレインを当てることが出来れば撃破することができる。

ハセヲのスケィスもジョブエクステンドする度に姿を変え、成長してゆく。


G.U.小説版においてスケィスは第七識「我識」を司っている。これはハロルド・ヒューイックが、末那識に当たる識を敢えてこのように訳したもの。

無意識から選択し自我を確立するものであり、大乗仏教において、本来無我に至るためには、律するべきものであるとされている。ハセヲが何かと自意識が強いのは、これが原因であるとのこと。


なお碑文に覚醒した際に、あたかもハセヲを待っていたかのような台詞をスケィスがつぶやくが....。



...そして、Vol3経過後。あらゆる存在を喰らった結果"黄昏の鍵"と化したスケィスは、存在しているだけで"反存在"を呼び起こしてしまう可能性を持つ程の力を持ってしまっており、そのためにによって碑文の力そのものが封印されていた。

これによってハセヲは一般PC同然となっていたが、それから約一年後。Vol.4にてハセヲは"ある存在"の力を借り、再び碑文の力を身に宿すこととなる。

その他の出演編集

.hack//TRILOGYでは、G.U.本編では未登場のB-stフォームなる姿も登場。三爪痕への強い怒りによって仕様外のジョブエクステンドを果たした姿。その見た目や風貌は3rdフォームの面影こそ残っているものの凶悪な獣とほぼ同然で、ハセヲ自身の理性は存在せず攻撃本能に身を任せた状態で活動する。劇中では大量の武器を異空間から召喚したり、それらの武器を手に取って暴れ回るなどといった戦い方を取る。


.hack//Linkでは人格を再現されたハセヲの模倣AIが登場。

アリーナにおける戦いでポザオネから受けた洗脳が強化され続けて理性を失うという形でB-stフォームの姿になり、トキオを圧倒。さらに司を戦闘不能に追い込むが、トキオによって洗脳を解かれて元の姿に戻る。

また、ストーリー後半では『黙示録の獣』という名前で登場。こちらはハセヲの強い怒りの感情から生まれた放浪AIという設定になっており、別個体となっているものの騎士団のメンバーからは『ハセヲ』と呼ばれている。


プロジェクトクロスゾーン2

『Vol.2 君想フ声』から3rdフォームのハセヲが参戦。武器の大鎌にロストウェポン"死ヲ刻ム影"を装備していることから碧聖宮トーナメントを終えた辺りだと思われる。(ただしR:1のカイトを噂ながらも知っているなど本編とは若干設定が異なる模様)

物語の序盤にR:1のマク・アヌに転移してしまった直後にカイトやアリサゼファー達と遭遇。そして「森羅」の一行に加わりながら、異世界への侵食を始めたAIDAとその先々に出現を繰り返す三爪痕との戦いに身を投じてゆく。

戦闘では防御面で他のユニットに劣るものの、「バックスタブ」や「不意打ち」の後方・側面攻撃スキルを持つため上手く立ち回れば高火力を叩き出すことができる。

さらに複数範囲技として憑神"スケィス"を発動。射程が広く補足数が最大値、上記のスキルに加えて威力自体が高いこともあり全ユニット最強クラスの範囲技となっている。


ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊

ナムコ作品のゲストキャラクターの1人として、ケロカやサポートで登場。

サポートでは前方に向かいつつ3連撃を放つ。1発目からヒットさせると、敵を大きく後ろに押し込めるのだが、攻撃の発動は遅めとなっている。

ケロカでは同じゲストキャラクターであるパックマン同様「レア」。そのためHPや攻撃力が他ゲストキャラよりも少し高くなっている。クリティカルヒットでは発生率が低い代わりに、ダメージ率が高くなっている。


↓以下はケロカの情報↓

HP属性攻撃力ターン数速度
1250✊(グー)180~2291ターン100
クリティカルヒット発生率ダメージ率
3%210%

テイルズオブザレイズ

異世界を映し具現化を可能とする秘術が存在する世界を舞台に、歴代やコラボ作品が共演するテイルズオブシリーズのソーシャルゲーム「テイルズオブザレイズ」へアトリと共に参戦。PXZシリーズを除けば、下記のグレイセス以来の2度目のコラボとなる。

戦闘では原作を踏襲し、双剣・大剣・大鎌を使い分けながら「骨破砕」「輪伐乱絶閃」を始めとしたスキルアーツでコンボを繋げ、「魔鏡技」(今作品における必殺技)に神威覚醒の最上級技「光刃鎌魔」を用いて戦う。

こちらも3rdフォームのハセヲが参戦しているが告知PV時の様子やアトリが憑神を行使可能なことから、具現化された時系列は『Vol.3 歩くような速さで』の中盤である模様……と、思われたが…。

テイルズ側ではラタトスクと反りが合うらしくコラボ本筋とキャラ説明で絡みが見られる。

リアル編集

三崎 亮

CV:櫻井孝宏(リメイク作『.hack//G.U. Last Recode』初回生産限定盤付属ドラマCD『Innocent Call』の視聴サンプル動画にて確認〈3:20過ぎからリアルでの会話〉)

三崎亮くんはわたしの((ry

「志乃の顔で、『立ち止まれ』とか言うなよ....」


西暦2000年生まれ、私立の進学校に通う高校二年生の青年。両親は大手企業に勤務しているために公私共に不自由のない生活を送っていたが、常に満たされない何かを感じていた。

そんな中、友人の誘いにより『The World R:2』に出会い不思議な懐かしさを覚えてプレイを始める。


当初のPCレベルを見て分かると思うが志乃を救うために廃人同然の荒んだ学生生活を送っており、小説版では高成績の優等生であったのが一転、降下の一途を辿ってしまっている。当然、周囲の人間から理解されることはなく”廃人(ジャンキー)”のあだ名で友人達から呼ばれていたようだ。


実は三崎は小学生の時に前verであるR:1をプレイしていたが、ある事件に巻き込まれ未帰還者となっており、意識を取り戻した後は『The World』に関する記憶はすべてなくしてしまっている。


当時のPC名は楚良。『.hack//SIGN』の主要人物であると同時に、最終話にてスケィスの最初の犠牲者となった人物でもある。カイトにより撃破されるまでスケィスと一心同体の存在となっていた。

彼が7年後、”ハセヲ”としてThe Worldに帰ってきたのは偶然であったが、彼が”スケィスの因子”に選ばれ、碑文使いとして覚醒したのは必然であったと言える。

(ちなみにPC名である”ハセヲ”は松尾芭蕉が由来。”楚良”も同様、「奥の細道」の河合曾良が由来である。)

ゲーム内では裏設定でしか扱われていなかったが、小説版では当時の記憶を取り戻すまでに至っている。

余談編集

フォームバリエーション編集

上記のフォームに加えて初期設定のポンチョ姿と、テイルズシリーズとのコラボ企画で公式声優ネタであるアスベル・ラントの衣装を着たフォームも存在する。

外見のバリエーションはシリーズ中でも群を抜いて多い。

Link特典のアレwktk


声優編集

ハセヲおよび三崎 亮の声優を務める櫻井孝宏氏は過去の.hackシリーズ作品(『.hack//』『.hack//liminality』)にも出演経験がある。

その際はモブの一般PCのほか、今作に登場するクーンのプレイヤーである香住 智成の声も担当していた。

登場作品編集

.hack//シリーズ編集

外部登場作編集

関連タグ編集

.hack .hack//roots .hack//G.U. 黄昏の旅団 死の恐怖 スケィス

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