モルガナの第五相『策謀家』ゴレの碑文使い。
声:豊口めぐみ
THE World R:2
操っている人間によって性格がガラリと変わる。外見的にも、帽子の飾りとランドセルの色、スカートか否かで判断が可能。なお「朔望」とは、新月(朔月)と満月(望月)をあらわす言葉であり、帽子にはそれにちなんだ装飾が見られる。
vol.1序盤。望はシラバス達にギルドショップを押し付けられた際に、朔はエンデュランスのタイトルマッチ観戦後に登場。その際に両者ともハセヲと邂逅し、関わりあってゆくこととなる。
ハセヲのスケィスを視認できるなど作中序盤で可能性が示唆されていたが、彼等もまた碑文使いPC。
開眼したのはvol.2の中盤。模倣サーバーに取り込まれた際にAIDAに感染。感情を増幅された朔は暴走し、望もそれに引き摺られるような形で憑神を開眼させる。その後エルディ・ルーにてハセヲに襲い掛かるが沈静化され、エンデュランスとともに「G.U.」に加わっている。
望
「ハセヲにいちゃんは、やさしいひとなんだ。」
姉の朔とは違い臆病だが優しい面の目立つ少年。朔とはランドセルが黒色、カボチャパンツ、帽子の装飾が右上がりである点で見分けられる。
ハセヲのことを「ハセヲにいちゃん」と呼んで慕っている。
朔
「もう一度いったるで?リアルで、ダメな、奴は、ネットでも、ダメ!なんやでぇぇぇ!!」
弟の望に比べ攻撃的な性格で口も悪く、関西弁のような口調でまくしたてる少女。望とはランドセルが赤色、スカート、帽子の装飾が左上がりである点が異なる。
エンデュランスのことを「エンさま」と呼んで慕っており、ハセヲを毛嫌いしている。
リアル
中西伊織
和歌山県在住の11歳の小学生。軽度の先天性知的障害があり後天性の多重人格者。
つまり彼には姉など存在せず、朔は彼自身が作り上げたもう一つの人格であった。
作中で不自然なキャラ交代をしていたのはそのためで、この事実はvol.3中盤にて朔により語られている。
本来双子として生まれるはずであったが、姉を死産したのが原因で両親の関係が悪化、伊織自身も虐待されるうちに母親に言われた言葉が『朔』の生まれたきっかけとなった。
朔は望の中にある人格であるためリアルは存在しないが、姉として生まれていれば『中西桜』と名付けられる予定であった。
そして、後日談であるリマスター版限定版付属の小説「RAGTIME」にて彼の事情を知った人物による通報により、母親の虐待から保護された事が判明。
現在は母親から遠ざけられ、父方の祖父母の元で愛情のある生活を送っている。