概要
ゲーム本編の舞台である古の国『ドラングレイグ』の王妃。
夫のヴァンクラッド王や義兄アン・ディールと共に国を興し、その盛衰を見た。国が亡国と化した今もドラングレイグ城におり、往年と全く変わらない姿で佇んでいる。
4つの偉大なソウルを得る試練を成し遂げた不死(プレイヤー)は彼女との謁見を許され、彼女から「ヴァンクラッドに会う」、「王座に辿り着く」という新たな使命を託される。同時に「王は二人と要らぬ」という、夫の死を望むような言葉をもかけられるのだが……?
なお、前作の王女とは異なり、攻撃しても効果が無く、敵対することもない。
(以下ネタバレ)
正体
『渇望の玉座』へ辿り着いたプレイヤーの前に立ちはだかる本作のラスボス。
彼女の目的はプレイヤーを利用して王座への道を開かせ、自らが王座について『はじまりの火』を継ぎ、その偉大なるソウルを手に入れる事だったのだ。
彼女の正体は深淵の主マヌスの落とし仔であり、『渇望』の使徒。
落とし仔たちは王になろうとする者達を誑かし、その傍で影のように暗躍していた。
ヴァンクラッドが巨人の国へ侵攻し、結果的にドラングレイグが衰退・滅亡したのも、彼がデュナシャンドラに唆された結果に他ならない。
『渇望の玉座』での再会時には王城に居た頃とは似ても似つかない、無数の骸の集合体のような悍ましい姿で現れる。恐らくこの姿こそが、深淵の落とし仔としての真の姿なのだろう。
戦闘時には手にした鎌による斬撃や、ビームのように照射される闇術で攻撃を仕掛けてくる。また、戦闘開始と同時に闇術で生み出したと思しき4つの球体を召喚する。これに近づくとスリップダメージを受けると同時に呪いゲージが蓄積するため、デュナシャンドラ本体よりこの球体への対処が重要と言える。
球体はロックオンこそ出来ないものの、攻撃すれば破壊する事が可能。また、飛び道具を使ったり、デュナシャンドラを誘き寄せたりすることでスリップダメージ圏外からダメージを与える事も出来る(ただし、球体が消えると再召喚してくる)。
攻撃力自体は高いが動作が鈍く、防御力もそれほど高くはない為、物理カット率の高い盾や、闇耐性の高い防具を用意すればそこまで苦戦しない筈。鎌やビームにも呪い属性が付与されている為、「呪い咬みの指輪」を装備すればより戦いやすい。
なお、出現条件を満たしたうえで『渇望の玉座』へたどり着くと、前座となるボス『玉座の監視者・玉座の守護者』からの二連戦になってしまう。更にDLCを導入し、既にヴァンクラッドを倒していた場合、デュナシャンドラを倒した直後に隠しボス『原罪の探究者』が乱入、三連戦となる。
ただし、連戦に敗北しても倒したボスが復活するわけではなく、連戦時には専用のムービーが用意されているため、敗北覚悟で挑んでも構わない。