煤のナドラ
すすのなどら
追加DLC第二弾『鉄の古王の冠』にて登場。
『渇望』の使徒デュナシャンドラ、『憤怒』の使徒エレナ、『恐怖』の使徒アルシュナと同じ闇の申し子の一人で、彼女は『孤独』を象徴する存在だった。
他の使徒達と同様に強大なソウルを持つ王に嫁いだが、彼女が来たときには鉄の古王は既に溶鉄に沈んでおり、身を寄せる事は叶わなかった。
失望したナドラは身体を捨て、煙となって古王の遺物を寄る辺とする道を選んだ。
煤の花嫁となった彼女は、黒霧の塔の各所に散らばって存在している。
また、捨てた身体と思しき骸は塔の最下層で「鉄の古王の冠」を守っている。
肉体を捨て去ったナドラは11体の「煤の像」となって「黒霧の塔」各所に存在している。
この煤の像は「火柱を発してプレイヤーを攻撃しつつ周囲の敵を強化」、「周囲の敵を強化しつつプレイヤーの呪いゲージを蓄積」、「周囲の敵を回復」、「周囲の敵を回復しつつ強化」のいずれかの行動を取る。また、周囲に雑魚敵「うつろの鎧」がいる場合は何度倒しても蘇生してしまう。
敵の多い難所に設置されている事が多いうえに、煙の騎士と交戦するボス部屋付近には4つも設置されている。特に煙の騎士は本作屈指の強敵であり、煤の像を放置したまま攻略する事は無謀と言うほかない。
破壊する為には像の近くで「熔鉄の楔」を使用する必要がある。
楔は黒霧の塔エリア入口で6本、塔内部の部屋で4本、「鉄の古王の記憶」で騎士アーロン撃破後に1本の合計11本が拾える。先述の通り、煙の騎士ボス部屋付近の4つを解除しなければ攻略が困難になる為、可能な限り温存した状態で進む方が賢明と言える。
煤の像を破壊すると「煤のナドラのソウル」の欠片が手に入る。
欠片だけでは役に立たないが、全11体の煤の像を破壊し、煙の騎士を倒して12個全ての欠片を集める事で「煤のナドラのソウル」として完成する。
叫びの鈴
「煤のナドラのソウル」と物々交換して入手できる聖鈴。
どろりとした鉄が冷え固まった、見る者に叫びのような印象を与える禍々しい姿が特徴。
25という異常な詠唱速度の遅さ(他の聖鈴は全て100以上)が特徴。
攻撃力は高めだが、直接戦闘に使用するのは困難と言わざるを得ない。
ただし、装備時に「信仰値が低い者ほど信仰値が上昇する」という特殊効果を持つ。その為、別の聖鈴と二刀流することで片方の必要信仰値を満たしたり、高い信仰値を必要とする補助奇跡・闇術使用時にのみ装備するという使い方が出来なくもない。