概要
追加DLC第一弾『深い底の王の冠』の中ボス的存在。
その外見は本編のラスボスに酷似しており、彼女もまた闇の勢力の一端憤怒の存在である。
竜の聖壁の所々で聴こえる歌声はおそらく彼女のもの。
聖壁に封じた存在に寄り添っており、来るべき復讐に備えてソウルを蓄えている。
ボスキャラとして
中ボス的存在とは記したものの、多くのプレイヤーからは彼女こそが今作最大の難敵と目されており、ソウルシリーズ最凶のボスと評する者も少なくない。
膨大なHP、強力かつ多彩なスペル、ワープからの痛烈な不意打ち。
そして何より彼女を最凶たらしめているのが、エネミーの召喚である。
エレナ本体の攻撃は広範囲高ダメージだがどれも予備動作や予兆が大きく、距離を詰めてしまえば斧振り回しと衝撃波しか行わず、ワープもだいたい背中に回るので意外となんとかなる。
ごく稀に無害な子ブタを召喚してしまうお茶目な一面もあるが、それは幸運中の幸運。
ほとんどの場合はスケルトン数体か王盾ヴェルスタッドのどちらかを召喚してくる。
ボスがボスを召喚するという掟破りの戦法に度肝を抜かれたプレイヤーも多いだろう。
タチの悪い事にヴェルスタッドの召喚頻度が非常に高い。周回を重ねたら3〜4ヴェルスタッドされる事も多く、スケルトン召喚の頻度も減る。
ヴェルスタッドは闇術による自己強化こそ行わないものの、その驚異的な火力はまさしく本物さながら。HPが低めに設定されているのがせめてもの救いか。もちろん2〜3発で倒せる程ではないし、エレナの横槍を掻い潜り攻撃を入れないといけない為非常に厳しい。
しかもこの召喚、状況によっては重ねがけもしてくるので、長期戦になると上級者すら戦慄させる阿鼻叫喚の地獄絵図が展開される。ヴェルスタッドが同時に生えてくる事はないが、エレナの横槍を掻い潜りヴェルスタッドを倒した数秒後にはヴェルスタッドが生えて来たり、スケルトンを大量発生させてくる。稀に子ブタを召喚するが子ブタを見る事なく10周終えた人も少なく無いだろう。
ストーリーの周回を重ねればエレナ本体はもちろん、召喚したエネミーも大幅に強化されるので、戦況によっては如何にスケルトンを召喚させるかの運ゲーと化す。
味方NPCがトーマスや灰の騎士ヴォイドならとにかく、頼りない頃のエリーとそこそこタフなだけのバンホルトと言うのも厳しい。
意外にも彼女は魔法属性に弱く、月光の大剣や結晶魔法の武器など魔法ダメージが非常に刺さる。
しかしスケルトンやヴェルスタッドを考えたら1発が重い物理属性の打撃武器が欲しくなる為要相談。
DLCとは悲劇なのか・・・
彼女のソウルからは必要ステータスが高いがそれに見合った補正と斧槍最長リーチを誇る『憤怒の斧』が作成可能。
余談
何故かは不明だがかの竜に寄り添っており、歌を捧げ眠りにつかせている。(眠りから覚めたら外に散歩に出てはやんちゃしているが)
彼女?は憤怒の存在であり、サルヴァを滅ぼした主犯である竜血騎士に復讐をするつもりだったのかもしれない。
かつて深淵にあった者は
破片はやがて形を成したが
それは人のありようを映す存在であった
憤怒の斧のテキストより