概要
ダークソウル2のDLC第二章「鉄の古王の冠」に登場するボスキャラクターの一人。
かつて鉄の古王に仕えたと言われる騎士アーロンその人である。
城の一角に異様なオーラを放つ彼の武具が収められており、祭祀場の古の竜から灰の霧の核を入手し、煙の騎士を撃破することで侵入できる「鉄の古王の記憶」の最深部に鎮座している。
ボスキャラとして
長巻を得物とし、素早い身のこなしと鋭い攻撃でプレイヤーを翻弄する。
攻撃力は総じて高く出血属性を持ち、リーチも広い。なかには斬撃を飛ばす技や、突き刺しから武器にエンチャントを掛ける技、ジャンプからの唐竹割りなど強力な特殊技もあり注意が必要。
また、盾で防いでも大きくスタミナが削られるので回避を主体とする戦術が有効である。攻撃速度こそ早いが、その分攻撃判定は一瞬なのでモーションや攻撃速度に慣れればローリングでの回避も容易い。
同じボスである煙の騎士が特大剣でのパワーファイターであるのに対し、こちらは刀を用いたスピードファイターであり、対極の存在であるといえる。
強さや手応えも十分であり、ボスとしての評価は高い。
なお、ノーダメージでの撃破に成功すると自らの不甲斐なさを恥じたのか切腹して自害する。若干不憫には思えるが、やりこみ派にとっては是非見ておきたい演出と言える。
装備
彼の防具である「アーロン」シリーズと武器である「アーロンの妖刀」を入手できる。
アーロンシリーズの防具は騎士アーロンを撃破後、熔鉄城の商人ラル・カナルのマグヘラルドが販売を始める。
装備重量と防御力のバランスに優れるが、強化の伸びが悪く、費用対効果が良いとは言えない。
アーロンの妖刀は人により評価は揺らぐもののユニークな装備ではある。
両手持ちモーションには切腹があり、ある程度のダメージを負うものの、武器の威力を大きく伸ばすというインパクト溢れる技がある。
また、アーロンの妖刀には耐久力が20しかないという致命的な欠点があり、消耗を防ぐ封壊の指輪か、修理手段がないと継戦能力がほとんどないので注意すること。
バックストーリー
かつて東からこの地に現れた騎士アーロンは未だ弱小であった鉄の古王を主に選び活躍する。
そして古王を玉座へと押し上げた彼は古王から全幅の信頼を寄せられ、古王の懐刀として名を馳せた。
しかし、古王の力が全盛を迎えた時に彼は新たな地を求めて古王のもとを去る。
彼が去った後、古王は彼の武具を模した装備を作り、配下の騎士に与えて彼の名を冠する騎士団を作る。
それらはアーロン騎士団と呼ばれ、彼は今なおこの地に名を残す。