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親切なペイト

しんせつなぺいと

親切なペイトとはフロム・ソフトウェアのゲームソフト「ダークソウル2」に登場するキャラクターの一人である。
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概要編集

序盤のステージの一つ「朽ちた巨人の森」に現れるNPCの一人。

常に笑みを浮かべ。曰く、一人旅であちこちを巡り宝探しをしているという騎士のような風体の男


開いた鉄格子の門の前に座っており、主人公の一人旅や旅人を騙す虚言者への心配をしてくれる。

再び話しかけるとお宝目当てで来たが、その門は罠で以前にも似たような門に以前居合わせた男が囚われた。自分は諦めるので好きにどうぞ。と、親切にも忠告をしてくれる。

進めば案の定、鉄格子が落ち閉じ込められるが、脱出は可能。脱出して再びペイトに話しかけると同じく閉じ込められた男を心配しつつ、他のプレイヤーの世界に手伝いに行ける「白いサインろう石」がもらえる。

またこのステージのボス「最後の巨人」の霧の前に彼のサインが書かれており、召喚することで共闘が可能。


次に会うのは中盤に差し掛かる辺りの「土の塔」。

再びお宝を追って来たが、どうにも嫌な予感がするらしく、足踏みしていた模様。

主人公が先行して宝を取ってくると主人公の帰還と宝の取得を祝ってくれる。

また、最後の巨人を共に撃破していると彼の装備と指輪がもらえる。


最後に出会うのが中盤の終わり辺りの「輝石街ジェルドラ」

放浪のクレイトンと親切なペイトの両方のイベントを最後まで進めると、ある一角で二人が戦っている場面に出会う。(どちらに加勢しても結末に変わりはないが)ここでペイトに加勢してクレイトンを殺害した場合、お礼としてこの先の隠れ処にある宝箱の中身を受け取ってほしいと言い、鍵を貰える。

鍵を使って扉を開け狭い部屋中にある宝箱を開けると中から「爆弾」が現れ大爆発。

そして爆発から生き残るとどこからともなく響く「死ねばよかったのに」という声。

ちなみに爆弾の下にはちゃんと宝がある。



キャラクターについて編集


途中まで懇切丁寧にしてもらえたが、放浪のクレイトンの弁や宝箱のセリフなどを繋げると彼の「親切」に疑いが掛かる。

  • ペイトはクレイトンについて単に居合わせただけだというが、クレイトンはペイトに襲われたと言う。
  • ペイトはクレイトンが欲張り、先行して囚われたというが、クレイトンは仕返しの為に待ち伏せていた場所を利用されてペイトに囚われたと言う。
  • クレイトンはペイトを口がうまく殺しが趣味と断じており、唆されぬよう警告してくれる。
  • 罠や難所であることや、その先の宝を知っているが進まず、宝を匂わせて他者に先行を唆す。
  • 2回も繰り返す人を騙す虚言者への注意や彼の装備の説明に二面性が醸し出されていること。

などなど。

また彼の装備は堅実そのものであり、良くも悪くも普通の手堅い防具・かなり長いリーチを誇る槍・装備重量、防御性能などゲーム中最高クラスの使い勝手を誇る大盾・負うダメージに応じて自動で反撃する指輪を装備し、プレイヤーも各種装備は比較的扱いやすい。

これらから、宝目当てであるが、そのリスクをすべて他者に押し付け自分は悠々と、かつ堅実に(あわよくば道中倒れた者の所持品も)手に入れる狡猾な人間であるという考察がなされている。

しかし被害者のクレイトンもかなりの狂人であり、ペイト共々鵜呑みにはできない。


余談編集

ペイト(Pate)という人名は、パッチ(Patch)の愛称として用いられることもある。

かつてフロムソフトウェアが制作したゲーム、シャドウタワーの没ボイスに「死ねばよかったのに」と言うセリフが存在する。


イラスト編集

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