その生も死も王に捧げたのである
概要
王の盾と呼ばれた騎士ヴェルスタッド。騎士レイムと共に王の双腕と称される。
キャラクター
影のように常に王の傍にあった者。
奇跡の力が備わった鎧を身に纏い、祝福の施された大槌を振るったという。
本編で王を追い求め不死廟にたどり着いた主人公と対峙。王を護る為に立ち上がり戦闘開始となる。
ムービーだと顔は影でよく見えないが、軽やかな大槌捌きで立ち上がるあたり亡者では無い可能性がある。
彼のソウルと祝福は不死廟に長い間滞在した為闇に染まりきってしまった。
ボス戦
重厚な鎧、巨大な大槌というパワーファイター的なイメージにたがわず、状態異常や地形効果、数の暴力といったいやらしい要素のない、小細工抜きの真っ向勝負を挑んでくる。
攻撃方法も突進、なぎ払い、振り下ろしなど多彩で、さらには攻撃にディレイをかけて回避のタイミングをずらしてくるなど一筋縄ではいかない。振り抜いたハンマーにはかなり攻撃判定が残り回避したつもりが大ダメージを受ける事も珍しくない。中盾で受ける事は現実的では無い削り能力も恐ろしい。
もちろん攻撃力も非常に高い。
ある程度のダメージを与えると膝をついて鐘を鳴らし、闇を纏うようになる。こうなると高い攻撃力と防御力がさらに強化され、さらに闇術で遠距離にも対応してくる。幸い鐘を鳴らすモーションはかなり長いので、この間にありったけの火力を叩き込もう。
実は毒が有効であり、大盾ならなんとか受ける事は可能。鎧のボスであるため打撃攻撃の通りも良い。
主人公の倍はある巨体だがパリィ可能。致命の一撃は不可能だが強攻撃や回復、強化スペルを再使用するタイミングは作れる。
強力なボスではあるが抜け道は少なくない為何かと厄介なボスの多いダークソウル2において、ストレス抜きに戦えるボスとして人気がある。
……しかし、後に発表された追加DLC第一弾『深い底の王の冠』にて思わぬ形で再登場を果たし、やはり高い耐久力と数の暴力で多くのプレイヤーを苦しめる事になった。
ちなみに何故、彼女がヴェルスタッドを召喚出来たのかはゲーム中でも明かされておらず、謎のままである。
関連装備
防具、武器共に作成可能。サイズ以外は完コス可能。
聖鈴の大槌
ソウルから作成可能な祝福が施された大槌。不死廟の闇に穢されても未だ祝福は完全に失われていない。
闇属性が付いた大槌。補正は筋力と信仰補正の為万全の状態にしたいのなら高いステータスを要求されるのが難点だが、闇派生も通常派生も非常に優秀。闇の武器でさらに火力を増すと無双可能。
モーションは特殊で片手持ちは大斧に近く、両手持ちは左右に振り回すのでは無くグルグルと回転する特殊モーション。
目玉の両手持ち強攻撃も叩き付けでは無く、闇属性依存の闇の球を3発発射するヴェルスタッドの闇術とほぼ同じもの。大槌の魅力である叩き付けに比べると出も技も遅く使いにくいがヒットした時の火力は絶大。
ヴェルスタッドシリーズ
イカ頭が素晴らしい防具。金属鎧では他の追随を許さぬ圧倒的な闇防御力が魅力的だが他の耐性は低く、特に雷耐性と毒耐性は非常に低く、雷耐性に至っては初期装備や囚人シリーズ以下の悲惨さ。
しかし高い物理防御と強靱、何かと事故りやすい石化や呪い耐性も付与されているので周回プレイでは便利。
とあるボスにこの兜を被って行くと...
固い誓い
防御力と物理補正値を上げる奇跡。本来のヴェルスタッドの祝福なのだろう。
防御力はあまり気にならないが、攻撃力は目に見えて上がる。軽量武器が大型武器に匹敵する火力に。
攻撃力を上げる効果も常時発動型の刃の指輪、非常に危険な状態を強いられる赤い涙石の指輪とこの固い誓いのわずか3種類のみである上、他のキャラにまで効果が広がるのはこの固い誓いのみ。マルチでやると喜ばれ、ソロプレイでもミラのルカティエルの生存に役立ったり、非常に出番が多い。
しかし入手が遅く、ルカティエルイベントは終わったタイミングでの入手とスロット4と超上級スペルもビックリの重さがネック。効果時間も約1分(吸香で強引に使うと更に短い?)である為複数周回してると何度も唱え直す必要が出てきてしまう。