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デュエイン・ハルバートン

はるばーとんていとく

デュエイン・ハルバートンとは、TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場するキャラクターである。
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「君の力は魅力だが、君だけで戦争は終わらない。自惚れるな。意思のない者に何も出来んよ」


CV:龍田直樹


人物編集

地球連合軍第8艦隊司令官

階級は准将(という設定の筈だが、アニメで身に付けている階級章を確認すると少将と為っている)。

乗艦はアガメムノン級戦艦「メネラオス」


マリュー・ラミアスの直属の上司でかつての恩師。

ブルーコスモスの過激な思想に染まっている連合の将官・上層部の中でも、唯一の常識的で穏健派な人物と言っても過言ではない。

その為、現場の人間の犠牲を紙面上での数字でしか知らず、自分の利益を優先して軍本部の腐敗した上層部を「馬鹿な連中」と痛烈に批判しており、当の本人も上層部からは陰口を叩かれるなど疎まれている。

後述の件も在り、軍の名門の出身であるナタル・バジルールや副官であるホフマン大佐ともあまり良好な関係とは言えなかった。

漫画『SEED Re』では、「血のバレンタイン」を発生させた核ミサイル部隊を指揮していたウィリアム・サザーランドに対して、憤りを露わにしている。


兼ねてからザフトとの戦争に勝利する為には、従来の戦艦モビルアーマーによる物量戦だけでは無くモビルスーツが不可欠で在ると考えており、後に「ガンダム」と呼ばれるモビルスーツ「G兵器」の開発プロジェクトを提唱した。

当初は却下されたものの、賛同者達の協力でプロジェクトは進行し、2年後に第1期GAT-Xシリーズダガーシリーズと成って現実のものとなり、ザフト軍の攻勢を押し返す原動力となった。


厳格に振る舞いつつも冷静な判断力や固定観念に囚われない柔軟な発想を併せ持っており、ラウ・ル・クルーゼからも「知将ハルバートン」と称された。


コーディネイターに関する考えは詳しくは不明だが、少なくとも両親の想いから生まれた存在と捉えているようで、キラ・ヤマトにも一定の理解を示し、気さくに話しかける場面もあった。

上記の台詞はその時のものである。

また、アークエンジェルにとって強力な戦力となったキラを(強制)入隊させようとキラの両親を保護という名目で人質にするよう進言したナタルにデスクを叩いて激怒するなど、その端が見える(ナタルの進言に激怒した件に関しては、人道的な理由だけでなく『人質を取られて無理矢理入隊させられた兵士ではモチベーションに大きな問題があり役には立たない』という現実的な考えも含まれている)


アークエンジェルが地球に降下する時には第8艦隊を率いて護衛に回り、追撃して来たクルーゼ隊から最後の最後までアークエンジェルを守り抜いたが、第8艦隊は壊滅し乗艦するメネラオスも特攻をかけて来たガモフを至近距離から爆撃して撃沈させたが、著しく損傷を受け同時に大気圏からの離脱も出来無く成ったため、乗員と共にアークエンジェルに敬礼し、燃えつきる艦と運命を共にした……。


余談だが、劇中では一貫して「ハルバートン提督」と呼称されており、フルネームが発覚したのは本放送時から暫く経ってからである。



関連タグ編集

機動戦士ガンダムSEED 地球連合軍 知将


軍人 善人 理想の上司 第1期GAT-Xシリーズ マリュー・ラミアス


アガメムノン級宇宙母艦



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