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CV:稲葉実

人物

地球連合軍最高司令部統合作戦室所属。階級は大佐。所属国は大西洋連邦。
乗艦はアガメムノン級宇宙母艦ドゥーリットル。漫画『Re』では同型艦のルーズベルトにも艦長として乗艦し、血のバレンタインを発生させた核ミサイル部隊を指揮した。

連合軍将校であると同時に反コーディネイター組織ブルーコスモスのシンパで、盟主であるムルタ・アズラエルとも繋がりがある。
連合軍の最新兵器であるストライクガンダムをコーディネイターのキラ・ヤマトが操縦している(しかも、それがザフト相手にかなりの戦果を挙げている)事実を忌々しく思っており、ストライクとその母艦アークエンジェルがアラスカ基地に到着しない方がいいと考え、アークエンジェルが地球に降下した後も一切の補給や増援を送らず孤立無援な状態に陥れた。何とかアークエンジェルがアラスカに到着したときには査問会を開き、自分たちの所業を棚に上げて「アルテミスや第8艦隊等の多大な犠牲に支えられて本部に帰還したが肝心のストライクを失っており、これでは犠牲になった味方が浮かばれない」「アルテミスを壊滅させ、第8艦隊をも失わせた」とまるでアークエンジェルがやったかのように一方的に糾弾。挙句の果てにアラスカに降下したザフト部隊に対する囮部隊の一つとしてアークエンジェルを使い友軍諸共サイクロプスで一掃を図り、友軍の犠牲を対外的には「ザフトの新型大量破壊兵器を使用したため」として事実を隠蔽している。

ただし、宇宙世紀の地球連邦軍本部の官僚主義的な軍人という印象はなく、第三次ビクトリア攻防戦やプラントとの決戦となるエルビス作戦にも参加するなど、最高司令部に属していながら前線に出る事を厭わない人物としての側面もある。アズラエルからは第三次ビクトリア攻防戦の戦果を「流石ですな」と褒められており、ストライクダガーの完成度にも言及するなど、兵器の知識にも明るい優秀な指揮官としての顔も持つ。

ビクトリア基地奪還後のエルビス作戦においてはアガメムノン級宇宙母艦ドゥーリットルに艦長として参戦し、アズラエルの進言を受けザフトの宇宙要塞ボアズを核ミサイル搭載型メビウスで構成される「ピースメーカー隊」で壊滅させた。
続く第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦においてもプラント本国への核ミサイル発射を指揮したが、発射されたミサイルはフリーダムガンダムジャスティスガンダムにすべて破壊されてしまう。
そのためフリーダムとジャスティスに攻撃を集中するよう指示するが、直後にデュエルガンダムの発射したグレネードランチャーがブリッジに命中、爆死した。

このように原作では悪役として結構重要な役を担っているのだが、スーパーロボット大戦シリーズでは三輪長官闘将ダイモスやらコルベット准将宇宙の騎士テッカマンブレードやら強烈なインパクトを有するダメ軍人が多々登場するため、彼らが完全にサザーランド大佐の席を奪い未だ登場するに至っていない。

小説版ではブルーコスモスの狂信者の面が強く出ており、連合の苦戦はザフトが卑怯にもNジャマーとMSを使ったから等と見做すなどもはや軍人の思考ではなく、Nジャマーの開発自体もプラントではなくコーディネイターが開発したと称するなど、連合の腐敗と併せてブルーコスモスの狂信者ぶりを強調している。

余談

上述のサザーランドが爆死する場面は、少し遠のいていてサザーランドと分かりにくいためか、続編の『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY』のPHASE-44ではアガメムノン級宇宙母艦後期型のブリッジ破壊のシーンとして使われてしまっている。

関連タグ

機動戦士ガンダムSEED レイシスト 人間のクズ

バスク・オム アーサー・グッドマン…同類

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