「おおし!くたばれ!宇宙の化け物!」
概要
Nジャマー環境下での近接戦闘は想定されていないため、戦闘能力はジンと比べて低く、放送当初のキルレシオ比率は5対1とされ、メビウスがジンと互角に戦うには5倍の数が必要とされている。
ファーストガンダムではザク1機に対しセイバーフィッシュ3機が必要とされていたので、それ以上の戦力差となる。
尤も、ジオンのニュータイプは極少数だが、ザフトは全員コーディネイターである、というパイロットの性能差もあるが(一部例外も居るが、逆にこの二人は遺伝子改造無しでもパイロットとしてはコーディネイターを上回る素質を持っている)。
ただし、後に設定改編でメビウスとジンのキルレシオは3対1に改められている。このキルレシオ比にコーディネイターとナチュラルの能力差を含んでいるのかは不明。
第一次連合・プラント大戦では大戦初期の地球連合宇宙軍の主力機として稼働。しかし、上記のキルレシオ比以上に一方的に撃ち落とされまくるなど、やられメカとして本領を存分に発揮。ただし、やられているばかりではなく、低軌道会戦ではバルカン砲で姿勢を崩したジンへ即座に有線ミサイルを叩き込み撃破した強者もいる。
大戦後期に地球連合軍主力MSのストライクダガーの配備が本格化すると、メビウスはそのジンを超えた最高速を活かした一撃離脱戦術に集中することができるようになり、一定の成果を上げている。
第二次連合・プラント大戦ではわずかな数のメビウスが二線級兵器として投入されている。
また、後継機としてメビウスの設計思想を引き継ぎながらも重武装化と陽電子リフレクターシールドを搭載した大型汎用MAとしてユークリッドが大戦末期に大量配備されている。
「ASTRAY B」ではミラージュコロイドを搭載した機体も登場した。
プロトタイプはメビウスゼロだが、ガンバレルに適性の有るパイロットが少なかった為、メビウス開発の際にガンバレル装備は外された。
TV版の旧初代OPでは高速で飛び回るジンを補足しきれず、真っ二つに切り裂かれるメビウスのシーンがある。これは本編から流用されたカットだが、敵機の背面を抑えるドッグファイトのセオリーを守ったパイロットが瞬く間に反転されており、MSと従来兵器の差が現れた一場面と言える。
HDリマスター版では新規カットの第1期GAT-Xシリーズ同士の戦闘シーンに変更された為、このシーンは一切見られなくなっている。
武装
40mmバルカン砲
固定武器、センサーブロックに2門搭載。
対装甲リニアガン
オプションの1つ。メビウスゼロに採用されたものと同型の装備。
下記の対艦ミサイルと共に、メビウスのメインウェポン。『ASTRAY』ではワークスジンが手持ち武器として装備している。『SEED』本放送時の書籍「オフィシャルファイル メカ編 Vol.2」によれば、C.E.のリニアガンはリニアモーターカーのように弾丸を砲身から浮かせる方式をとっており、レールガンと比較し摩擦は少ないが、十分な加速(威力)を得るためには大型化が必要とされている。
リニアガンタンクともども連合製従来兵器にて時折登場する兵器であるが、MS導入後はバスターやストライカーパックのI.W.S.Pの段階でレールガンを採用しており、リニアキャノンとされる装備は前期GAT-Xの時点でデュエル用だったゲイボルグのみとなっている。その後、連合系リニアガンを装備した機体としてロングダガーやストライクノワール、エグザスが登場しているが、ガンバレルストライカーやブルデュエルのようにレールガンを採用した機体も引き続き存在している。
また、MS用レールガンを装備した機体も連射にて砲身が損耗した場面は特になく、逆に『STARGAZER』ではコンマ5秒で三点発射したリニアガンタンクのバレルが持たないと言及されている。
有線誘導式対艦ミサイル
オプションの1つ。有線で誘導される最大4発のミサイル。メビウスのメインウェポン。
Mk5核弾頭ミサイル
イザーク「あのミサイルを落とせッ!プラントをやらせるなァァァッ!!」
オプションの1つ。詳細は当該記事を参照。
関連動画
関連タグ
機動戦士ガンダムSEED 地球連合軍(ガンダムSEED) モビルアーマー
地球連合製のMS・MA・戦艦 メビウスゼロ エグザス ユークリッド(MA)