プロフィール
16歳の高校2年生。剣道部所属の、隠れまじめ系男子。
普段は周りと合わせてじゃれているがダメな時はダメという。
以前から他の人の配信を見るのが好きでその憧れから始めた。
練習のしすぎで怪我が絶えないので、常に救急セットを所持している。
(公式サイト紹介文より抜粋)
概要
ANYCOLOR株式会社(旧:いちから)が提供するアプリケーション『にじさんじ』に所属する公式バーチャルライバー第二期生の一人。2018年3月にデビュー。
二期生の中でも特にトークセンスに定評のある人物。話題の引き出しの豊富さやネタ振りに対する切り返しの早さなど、転がるように話題を変えつつ、延々と話し続けるスタイルを得意とする。コラボ配信などでもそのトーク力を遺憾なく発揮しており、特に男女問わず共演者のマウントの取り合いを展開することもしばしば。
笑い声が非常に可愛く清楚だとリスナーに評判。一部のライバーにも言及されることがある。
「媚びない」ことを信条としており、やりたくないことはやらない。かわいこぶったり女性ファンを意識した言動はとらない。恥ずかしいので。しかし格好つけることは悪いことだと思っていないし「ファンサ」はしたい時にする。
にじさんじにおけるロリコンの代表格。ロリの成長に関しては肯定派。「Yesロリータ Noタッチ」を信条としており、また百合好きでもあるため小さな女の子達が仲良くしているのを遠くから見守っていることが多い。
漫画やアニメといったサブカルチャーを愛好しており、漫画については家に3000冊はあるという。映画も好きでよく観に行っている。
こうした濃ゆいキャラクター性故か、リスナーから投下されるマシュマロ(質問)も屈折したものが多く「クソマロ」と通称される(ただし、彼の放送枠における「クソ」は褒め言葉としての意味合いもはらんでいる)。中指を立てた手のAAのマシュマロを投下されるのは彼くらいだろう。クソコラ画像やMAD動画も好んでおり、(エゴサの末に発見した)自身をネタにした作品もけっこう見ているらしい。
コラボではそんな剣持リスナーによるコメントの殺伐っぷりに相手方が驚かされている。
2024年4月3日、YouTubeチャンネル登録者数100万人を突破。足掛け6年目の偉業である。
配信スタイル
主に雑談やゲーム実況などを中心に活動。1回につき一時間程の配信の間も延々話し続けており、尚且つ水分補給などを行っているフシもない強い喉の持ち主。また、ときにはボイパや即興ラップなどの隠し芸を披露している。
ゲーム配信においては、短めのホラーゲーム、ディストピア系のゲーム、テトリスやマリオカート等リスナー参加型で遊べるものをよく行う。枠が分かれることを嫌っており、長編のゲームをやることは少ない。
放送開始時にプレイするゲーム内容(攻略法やストーリー展開等)のネタバレを厳禁としており「ネタバレして得をするのはネタバレした人間の自己顕示欲だけ」「内容を知らされたところで自身も他リスナーも得をせず、寧ろ興冷めする」という持論を明言し釘を刺している。
ついでにあまりやらないゲーム案件に関しては「グラフィックの宣伝文句が今のレベルじゃ当たり前すぎる」「そもそも案件を出してくるゲームは楽しく遊べるほど面白いのか不明瞭」とコメントしている。
大好きな漫画に関する案件や、リスナーやライバーと関わったり遊べそうな案件は受けることがある。
リスナーが作ったコラ画像や素材を使って配信することが多い。
活動内容こそオーソドックスなVtuberのそれだが、彼の配信において特筆すべきは当たりの強いリスナー(視聴者たち)とのプロレスじみた掛け合いである。
「マシュマロ」という匿名メッセージサービスを利用してリスナーが怪文書を送りつける前述の「クソマロ」のほか、剣持が配信でプレイ中のPvPゲームに視聴者が乗り込んできて剣持をタコ殴りにする、剣持をイジる内容の創作物を制作した上で剣持に見せにくる、など。
剣持側もパスワードを設定して誘導し野良に行ったり別サーバーに逃げるなどあの手この手でリスナーとの鉢合わせを回避しようとするものの、大抵は一枚上手のリスナーに出し抜かれてイジり倒されるのが常。
そうしたリスナーの持ち込み企画(=ボケ、イジリ)を剣持が鋭いツッコミで捌いていく、リアクション芸人のような活動スタイルが彼の特徴といえる。
毎月22日に「SharpnessRadio(通称しゃぷらじ)」というラジオ配信を行っている(現在は不定期)。こちらでは時折、ゲストを招いてゲストにちなんだラップを募集したり、ゲストとラップバトルを繰り広げるというFMラジオさながらの内容となっている。
主なエピソード
- 一期生である月ノ美兎と初めてtwitter上で挨拶した際、彼女から名前を「力也(りきや)さん」と間違われた。以降リスナー(およびにじさんじメンバー)内で「剣持力也」とあだ名で呼ばれるようになった。
- アバターたるモデルが非常に鋭利な輪郭を成しているため、顎も非常に話題にされる(デビュー当時、男性Vが珍しかったというのもある)。この顎は本人にとっても勲章であるらしく、「東の剣持刀也、西のウカムルバスと伝わり、ウラガンキンくらいなら文字通り顎で使う関係」と豪語している。ファンアートなどでも何かと顎が強調された作品が多く、MADでも鋭利なものと扱われている。一部のファンはゲームにもしている。
- マシュマロを拾いながらコメントを機敏に拾い、しかも話す話題に一定の配慮を見せるなど、事話すことに関しては非凡な器用さを見せている。
- 一方でコンピュータの操作は苦手な模様で、キーボードタイプは人差し指入力、配信中も度々思い通りに行かない操作に度々憤っては「お爺ちゃんムーブ」と弄られている。
- また、配信環境の問題なのか、何かと虚空に落ちる(回線が落ちる)トラブルに見舞われることが多い。初回放送では、放送中に落ちてしまったことに気付かず、虚空に向かって15分ものあいだ延々と笑顔で語り続けていたこともあった。
- ソロイベント「虚空集会」開催をきっかけに「虚空教」という宗教を作り、教祖を名乗り出す。「我々は元々何も持たずに生まれてきたのだから、物や財を失っても何もマイナスにならない」という考え方を広めている。シンボルマークは ꘜ 。
- 縦横無尽なトークや同僚弄りとは裏腹に、ホラーゲーム実況ではホラーシーンの度に強いリアクションを示す。その際の悲鳴が非常に可愛らしいことで評判。だが、ビビリながらも次から次へと喋り倒し、尽きることのないトークも披露する。
- 自分の顔面だけをサムネに採用する事が多いが、これは偶々パソコンに残っていたものを繰り返し使っていた結果、本人が気に入り、リスナーも弄りだしたという経緯がある。
- 3Dで企画が配信される度にどんどん素材が増えていく(リスナーが丁寧に切り抜いている)。特に舞元啓介企画・発案のローションカーリング企画の後には、怒涛の躍動感溢れるコラがリスナーによって作成された。
- そして企業の案件で日清焼そばU.F.O.とのコラボ企画の際には、個性的なCMに定評のある日清側からポスターコンテストと銘打ち『剣持刀也を自由に使って』と公式からネタ振りとコラ用の素材を提供してくる事態に。なお、公式も公式で高度なクソコラを手本として提出。公式が最大手。
- 3Dで企画が配信される度にどんどん素材が増えていく(リスナーが丁寧に切り抜いている)。特に舞元啓介企画・発案のローションカーリング企画の後には、怒涛の躍動感溢れるコラがリスナーによって作成された。
- 料理は一通り出来る。無人島企画ではマイナスドライバーで魚を三枚に捌き(捌いてる最中はグロい事になった)、上手に手早く玉ねぎを荒みじんにしたり、アヒージョやジェラートを作ってみせたり、伏見ガクや一緒にキャンプに行ったライバーに一手間かけたカレーを振る舞ったり。
- オーストラリアにファームステイしに行った際に男から痴漢されたり、農場のおっちゃんに勧められてイヤイヤ蟻を食べたり、海辺で泳いで離岸流で流されてしまい死の恐怖を味わったり…となかなかハードな人生経験を重ねていた模様。
- 2023年5月22日、とうとう送られたマシュマロ数が100万を突破。
- 時間にルーズなライバーが多いにじさんじの中でも殊更際立つ遅刻常習者。自枠の雑談も定時に始まらないのはしょっちゅうであり、リスナーは待機画面で待たされるのがお約束。ただし本人は「24時くらいから配信」と「くらい」を付けてるから遅刻ではないと言う。ちなみにライバーとの待ち合わせや事務所に集合する際はしっかり時間を守っている。
- 真正のロリコンで有名。無垢で真のロリらしさを見せる天宮こころを好んでいる。二人がPR配信で「◯◯しないと出られない部屋」に閉じ込められた際はなかなかミッションクリアに協力せず、一緒にいる時間を延ばそうとした。しかし天宮が本気で困っているとなんだかんだ助けてしまうので、天宮にも「ちょっと変だけど優しいお兄さん」と思われている。
- ある日イキリツイで配信予告をしたところ、その配信直前になって高熱を出して配信を延期する羽目に。その3日後同様にイキリツイで配信予告をしたところ、直前にツイキャスに変更してまた熱が出た事を吐露。ほどなくツイキャスは終了した。
- こういうことは過去にも何度かあり、最近は季節の変わり目に体調を崩しやすいイメージがついている(剣持本人は自分は健康体だと思っている)。喉の不調は長引きやすいらしく、何も報告せずに1週間くらい休むこともある。
- etc…
コラボエピソード
- 2021年10月21日ROF-MAOとして加賀美ハヤト、不破湊、甲斐田晴と共にユニット活動を開始。無人島に行ったり、農業をしたり、実写で外ロケをしたり、Vtuberとして新たな取り組みに挑戦。2024年にはワンマンライブで大阪城ホールに立った。
- 毎週木曜22時に公開されるROF-MAOのレギュラー番組『木10!ろふまお塾』では、しょっちゅう電流を浴びせられているが、剣持だけがまだ電流に慣れることが出来ないでいる。
- 霊能力者・椎名唯華とはもちもちコラボと銘打ち、除霊としてホラゲの実況を主にやっている。ストーリーや出来事を考察しようとする剣持と何もない場面でもギャンギャン叫びパニクる椎名のバランスが見所。剣持も自分達のキャラクター性を気に入っているようで、おばけ屋敷案件やメディアミックスを欲しがっている。
- 過去に咎人の伏見ガクを自宅に招き、剣持の家から相方が配信するという試みを行った。本人たちは剣持家から配信していることがバレないようにしていたが、マウスのクリック音や犬の声等でリスナーにバレた。その後、不定期に行われる咎人コラボは全てオフコラボで行われている。
- 家長むぎの「金庫の中にお兄ちゃんをしまっている」という設定を(勝手に)生み出した張本人。その配信中に放った「無駄ですよ。」という言葉は、彼を代表する語録として扱われている。
- 先輩の樋口楓を恐怖の対象としていじる事がある。スリザリオでは名前を借りたり、テトリス99では威嚇ボイスボタンを作って遊んだり。一方ででろーんは剣持の配信にちょいちょいコメントしたり(その都度剣持は「何でいるの」とビクついている)、リアルで相対した時には圧をかけたりしているのでどっこいどっこい。
- 葛葉、叶とは表でのコラボ配信はなかなか無いもののライブ等を通して仲を深めており、一緒に出掛けたり家に行ったりしているエピソードがたまに配信で語られる。
- 2018年8月の宇志海いちごの5万人記念配信にてにじさんじメンバー達とおままごとを行って以来月ノ美兎から母親面をされるようになった。ちなみにこの件について、刀也の実の父親は嬉しそうにしているらしい。
- そんな剣持父は物書きの仕事をしているのだが、深夜の配信を一リスナーとしてリアルタイム視聴してもいる。見られてる剣持としては非常にやりにくくむず痒い心持ちである。剣持が媚びたくない大きな理由。
- 椎名唯華他複数のタレ込みから始まりリゼからの暴露からスイーツ男子である事が多くの視聴者に知られた。「ぼくプリン!」(とスタッフにプリンを買ってきてほしいと頼んだ)ネタで弄られ、「プリン」をNGワードに指定する羽目に。
- セブンイレブン協賛の「だいたいにじさんじのらじお」でマンスリーパーソナリティーに就いた際にはスタッフからもこのネタを擦り倒された。
- 現在は多様性や時代の流れから吹っ切れており、美味しそうに甘いものを食べる姿を見せる。
- ROF-MAOとChroNoiRの「Aim Higher」終了後の集合写真ではみんなピースサインをする中、剣持だけバッチリ中指を突き立てていた。媚びないと言うポリシーにしてもやりようがあろうに。
- 2022年の8月に不破が月間企画としてやっている「にじさんじラジオ体操部」に出てきた時にも素材を使って中指を執拗に立てて来た(慌てて不破は必死に「わたくしで隠さなきゃ」した)。ちなみに不破への逆凸のお礼。日本勢とコラボする海外勢が増えた中でも平然とヤるのが剣持。回線落ちでオチもしっかり付けた。
- 2024年4月1日のエイプリルフールでは他のROF-MAOのメンバーが「without剣持」と銘打ち「アイドル」を剣持抜きの3名で歌った動画を投稿した。後に『木10!ろふまお塾』で経緯を説明し、ドッキリという形で剣持に初公開。その時の剣持は自分と自分の所属するグループが媚びるのが許せなかっただけで、歌のクオリティには肯定的。「僕はROF-MAOを辞めないよ、皆に辞めてもらうから」「次は僕だけでーす」ドッキリ企画は半年前から動いていたという。
- 2022年の8月に不破が月間企画としてやっている「にじさんじラジオ体操部」に出てきた時にも素材を使って中指を執拗に立てて来た(慌てて不破は必死に「わたくしで隠さなきゃ」した)。ちなみに不破への逆凸のお礼。日本勢とコラボする海外勢が増えた中でも平然とヤるのが剣持。回線落ちでオチもしっかり付けた。
企画屋エピソード
- 2018年に開催されたキズナアイ杯では、同じにじさんじメンバーの物述有栖や叶と共に参戦、予選Dグループに出場する。レース開始直前、これまで特訓を重ね「48ステージ中44ステージはスタッフゴーストを抜けるようになった」と強い意気込みを見せていたが、レース開始から僅か1分足らずで通信エラーが発生し、予選敗退となった。ここ大一番で虚空を呼び寄せてしまったその不運に、リスナーからは「流石虚空戦士」とある種の畏敬を向けられた。
- 同僚や視聴者が心配・同情したが、剣持は 「全部を喜劇として消化する。アイドルとして見るな。エンターテイナーとして見ろ」 と言い放った。
- これ以降例年行事としてにじさんじマリカ杯の主催者となる。多重分割画面で各ライバーの活躍が見られるスタイルだが、レース開始前の待機画面で動画を流したり宣伝したり参加者が自由に遊び、剣持がツッコむという流れが恒例となった。
- 2019年12月ににじさんじ史上最大人数参加となった第2回にじさんじマリカ杯を運営と共同で主催。予選では自ら考えた全参加者の異名の口上を唱え上げたがまさかのギリギリで予選敗退を決め、本戦では熱を出し冷えピタを貼り厚着で栄養ドリンクを飲みながら本選実況を行なっていた。
- そして第5回にじさんじマリカ杯を以て、剣持は大会の主催者を勇退する事となった。「やりたい事は全部やった」と話している。 「剣持編、これにて閉幕!」
- 2020年12月9日に初のソロイベント「虚空集会(ミサ)」を開催する運びとなった。ゲストには仲良しのVtuberを呼んでいる。
- 2023年には再びソロイベント「虚空大戦」を開催。リスナーが考えたデザインの中から選ばれた新しい3D衣装をお披露目した。また、剣持が敢えて隠してきた「人間」の部分を詰め込んだというエッセイ「虚空教典」も発売。
- コラボ企画として「Civilization Revolution」を始めようとしてPS3を参加者に買わせたものの、オンラインサービスはとっくのとうに終了していた事になかなか気付かず、コラボ前日になってようやく気付くと言う珍事を引き起こす。
- この少し前には配信でプレイヤーが剣持ひとりしか居なかった事と、普段はあれこれツッコんで来るリスナーすらもこのゲームのオンラインサービスが終了していた事を知らなかった事も事態の発覚が遅れた原因。
- civ配信では「civを知ってからは他のライバーさんといつかやりたい」とコメントし、コラボ前日にはうっきうきで企画概要の説明やサムネイルを見せていただけに、半日後オンラインサービス終了を知った際に珍しく深いショックを受けていた。
- 後に葛葉がこの件に「civ6は大人数の大会には向かない」と触れている。裏では一緒にCivで遊んでいるらしい。
剣持刀也に関するファンアート
剣持刀也(顎)に関するファンアート
関連動画
外部リンク
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花畑チャイカ/でびでび・でびる:小学館との事務所のタイアップでコロコロコミック(週刊・月刊)の漫画にて掲載され週刊として連載し、月刊でも2023年10月号から連載予定。予告の4コマ漫画はカップリング漫画になっている。後にでびでび・でびるが加入→にじさんじ(漫画)。 学園ハンサム:キャラクター設定(顎)の元ネタとされる。