概要
いちから株式会社の「にじさんじプロジェクト」によって2018年5月にオーディションが開催され、翌6月より活動を開始。
2018年12月以降は、にじさんじプロジェクト内で「にじさんじ」、「にじさんじゲーマーズ」、「にじさんじSEEDs」の3グループに分かれていた状況から「にじさんじ」にグループ統合されることとなり、SEEDs名義は「出身」という形でライバー各々が自由に使用する呼称となった。
初期は「グループ活動の可能性を秘めたチャレンジ枠」と称されていたが、後に公式ににじさんじプロジェクトのグループとなった経緯がある。デビュー時にはいわながCOOから「にじさんじ(無印)3期生に相当する」と呼ばれていた。
なお、SEEDs内でも1期生、2期生(更にその中でも細かく第1弾、第2弾、第3弾)という区分が存在し、
当時32名(2024年2月1日現在は24名)というメンバー総数は、にじさんじプロジェクト内でも最大の大所帯となっていた。そのため、多数のメンバーを巻き込んだコラボ企画にもグループの特色がある。
メンバー
1期生(8名)
2018年6月3日より活動開始。オーディション時に先行公開されていた8名に加え、シークレット枠の5名を含む総勢13名がデビューした。
公式twitterでは「控えめに言ってヤベー奴ら」と紹介されており、ビジュアルからして従来のバーチャルライバーとは一線を画すメンバーがちらほら見受けられる。
先行公開メンバー(5名)
8-3(卒業)=5名。
- ドーラ(Dola)
350歳のファイヤードレイク(火竜)。
異世界の洞窟で財宝を守っており、その財宝に紛れていたスマホから配信している。その経歴に反した人懐っこい性格と愛らしい仕草から人気を集めている。
マイクラにじさんじサーバーを管理していたのは彼女であったが、後にいちから運営がその仕事を請け負った。
- 海夜叉神(うみやしゃのかみ)
神様歴1000年になる、とある神社に祀られている神様。
元は鬼だったが生前に善行を積みまくったため、没後は神として祀られたらしい。歌唱やピアノ演奏、物真似、円周率の暗唱(116桁まで)と、非常に多芸多才な神。
2019年4月3日卒業。
- 名伽尾アズマ(なかお あずま)
24歳の活発系女子。
女性らしい格好は似合わないと思っており、ボーイッシュな格好をしている。常にハイテンションかつポジティブシンキングに加え、喋り出したら止まらないフルスロットル・トーキング・ウェポン。
2019年5月31日卒業。
- 出雲霞(いずも かすみ)
いつもぼーっとしている中学2年生のダウナー系女子。
歌うことと眠ることが好きで、常にお気に入りの枕を抱えている。実は複数の人格(イマジナリーフレンド)を持つAIであり、彼女の体を介して会話に出現したり、分身したりできる。
2020年10月31日卒業。
- 轟京子(とどろき きょうこ)
服飾専門学校に通う18歳の女学生。
一昔前のギャルっぽい性格で、言動を含めてチャラいが、根は真面目で努力家。ケバブとスライムに対するこだわりはガチ。3Dモデリングのセンスは(いろんな意味で)必見。
- シスター・クレア(Sister Cleaire)
とある教会に住むシスター。
マザーの元で病気を患った貧しい人の世話や孤児の面倒をみている。過酷な社会で疲弊する人々に少しでも癒やしを与えるべく配信を始めたが、その溢れんばかりのガチ清楚により、これまで「清楚」という肩書きに騙され続けてきたリスナーに真の安寧と癒やしを与えた。
- 花畑チャイカ(はなばたけ ちゃいか)
異世界出身のニューハーフエルフ。
元の世界では酒場を経営していたが、ひょんなことからこちらの世界に飛ばされ、現在は喫茶店を経営している。終始気だるげな言動とは裏腹に、歯に衣着せぬ物言いや、唐突な寸劇などに定評がある。つおい。
- 社築(やしろ きずく)
IT企業に勤める26歳の男性。
仕事の合間に何か面白いことがないか探している。名前の読みは「しゃちく」ではないが、週の休みが合計35時間しかなく、朝方に意味深なツイートをしたりとあながち間違いではない模様。オオアオ…(泣)
シークレット枠メンバー(3名)
5-2(卒業)=3名。
- 八朔ゆず(はっさく ゆず)
元気いっぱいな中学3年生。
愛らしい外見とは裏腹に、スプラッター映画をはじめ過激な描写のある作品を好む。発言も何処か猟奇的で「SEEDsメンバーで誰が美味しそうか」という議題で話をしたこともある。
2019年5月5日卒業。
- 安土桃(あづち もも)
可愛い自分が大好きな14歳の中学2年生。
授業で作ったカニのぬいぐるみが気に入っており常に持ち歩いている。イラストが得意であり、同期メンバーに自作のイラストを送っている他、アバターについても担当絵師(萌木雄太氏)と慎重に打ち合わせをしたことを語っている。
2024年1月31日卒業
- 卯月コウ(うづき こう)
大企業の社長を父に持つ御曹司で、日英混血のハーフ。
何かと尊大な言動を用いるが根は真摯で素直であり、価値観も割と庶民寄り(月の小遣いが3000円らしい)。帝王学でだいたいのことは出来る。その実態は逆張り気質の弄られキャラ。
- 鈴木勝(すずき まさる)
「漆黒の捕食者D.E.」を名乗る中二病男子(年齢も中二)。
普通過ぎる本名を嫌っており、それが原因で中二病を発症したが、知識は浅く間違った単語を意味もわからず使っている。根は素直であり、コラボ配信では割と普通に地が出ている。かわいい。
- 緑仙(りゅーしぇん)
性別不詳の高校1年生。
拳法を習っており、プライドが高く負けず嫌い。高校デビューに失敗したため友達がおらず、友達100人でオフ会をするのが目標。中華風のファッションと名前だが歴とした日本人であり、本名は「仙河緑」。そのルックスに加え、小悪魔的な性格や歌唱力の高さもあり、高い人気を獲得する。
にじさんじ 同期ユニット | ||||
---|---|---|---|---|
にじさんじゲーマーズ1期生(叶え葉) | → | にじさんじSEEDs1期生 | → | VOIZ |
2期生(16名)
2018年8月より活動開始。9日に第1弾として7名のライバーが発表され、31日に第2弾として更に7名、そして翌月25日に第3弾として5名のライバーが発表された。
1期生とは異なり、メンバー全員がオーディション時の先行公開をしていない。
VOIZからの移籍組を含む。
第1弾(6名)
2018/8/9デビュー、7-1(卒業)=6名。
- 神田笑一(かんだ しょういち)
21歳の大学生。
いつもにこやかな笑顔でお喋り好きだが、はっきりとした物言いのためつい相手にグサっとくるような事を言ってしまう。にじさんじとセイコーマートの大ファン。通称・パシリ包丁。
- 鳴門こがね(なると こがね)
高校の校務員のアルバイトをしている22歳の女性。
干物生活を謳歌するズボラな性格。何故かだいたいの動物に嫌われるらしい。配信頻度は少なかったが、Twitterでのコミカルな文脈でメンバー・リスナー共に交流を深めていた。
2018年12月31日卒業。
- 飛鳥ひな(あすか ひな)
私立帝華高校の2年生で、総合病院の院長の一人娘。
同じ学校に通う鷹宮リオンは幼馴染であると共に憧れの存在。配信では蠱惑的な言動でリスナーを誘惑する一方で、自身もアイドル系男性Vtuberの熱狂的なファンであり「推しが生きているだけで幸せ」などファンとしての箴言を綴っている。
- 春崎エアル(はるさき えある)
20歳の異国の王子。
元々はSEEDsと同時期にデビューしたライバーグループ「VOIZ」のメンバーだったが、VOIZの活動停止に伴いSEEDsに移籍となった。自他共に認める甘党であり、一番好きな食べ物を砂糖と答えるほど。
- 雨森小夜(あめもり さよ)
図書委員と放送部員に所属している高校生。
大人しそうな見た目とは裏腹にお喋りが大好き。設定を踏まえたストーリー仕立てのものと、素の状態の雑談配信といった2極端な独自の配信スタイルを有する。
- 鷹宮リオン(たかみや りおん)
有数の金持ちが集う魔法学校「私立帝華高校」の2年生で、ひなの幼馴染。
学校では優等生を演じているが、本性はワガママなお嬢様。しかし、漢字やパソコンには疎かったり、サブカルチャー知識(とくにSAO)に明るかったりなどなど、割とポンコツでとっつきやすい気質の持ち主。物も大事に使うタイプで、マイクに関しては8年間使い続けているらしい。
- 舞元啓介(まいもと けいすけ)
スポーツ観戦が趣味の32歳の独身農家。
若白髪で年齢より老けて見えることを気にしており、子供から「白髪のおっさん」呼ばわりされるのも正直やめてほしいと思っている。しかし、奇しくもTwitterでの自身のイラスト専用ハッシュタグが「#しら画」で定着してしまった。いつの頃からか、リスナー・同僚からのハッシュタグによる返信が大流行し、おそらく世界一ハッシュタグが多いバーチャルライバー。
にじさんじ 同期ユニット | ||||
---|---|---|---|---|
にじさんじゲーマーズ3期生(ずしり&雪汝) | → | にじさんじSEEDs2期生第1弾 | → | にじさんじSEEDs2期生第2弾 |
第2弾(5名)
2018/8/31デビュー、7-2(卒業)=5名。
- 竜胆尊(りんどう みこと)
人との交流に憧れる鬼の女王。
人間の文化に強い興味を持っているが、電子機器の扱いには悪戦苦闘している。初配信からコンビニ酒を仰ぎながら配信し、日本酒界のウォッカと通称される「越後武士 さむらい(アルコール度数46)」を愛飲するなど、かの酒呑童子を彷彿とさせる酒豪でもある。
人類を堕落させるために異世界から現れた悪魔。
にじさんじ史上初の非人型ライバー。悪魔らしい尊大かつ含みのある言い回しとは裏腹に、その愛くるしい外見と仕草に心奪われるリスナーが急増中。
- 桜凛月(さくら りつき)
桜第一惑星という星からやってきた桜の妖精。
自分探しのために地球で配信活動を始めた。ジョー・力一の影響により、首にかかってる黒い装飾がアンノーンではないかという疑惑が浮上し、初配信のコメント欄が「アンノーン」で埋め尽くされるという珍事に見舞われた。
- 町田ちま(まちた ちま)
歌手を夢見る高校1年生。
田舎から上京してきたばかりで、訛りを気にしている。ペットとしてキンクマハムスターのゴンザレスを飼っている。「歌って~」というリクエストに対し、咄嗟に選んだ曲がまさかの国歌(君が代)という強烈な選曲センスを持つ。
- 月見しずく(つきみ しずく)
トップアイドルを目指す高校生アイドル。
ウサギをイメージしたキュートな衣装に反して、実はヤンデレ。
2020年1月13日卒業。
- ジョー・力一(じょー りきいち)
フリーの道化師(ピエロ)として活動する謎の男。
ピエロ故にいつもおどけた言動を見せているが、本当は寂しがり屋。にじさんじ全体の中でも傑出したトークセンスの持ち主である。ただ「バットマン」や「IT/イット」に特別詳しいわけではないらしい。
- 遠北千南(あちきた ちなみ)
15歳の中学3年生。
いつもツンとした態度をとるが、親しい相手には甘えたがる一面も。自身の名前を「日本一難読な名前」と自負している。
2020年3月31日卒業。
にじさんじ 同期ユニット | ||||
---|---|---|---|---|
にじさんじSEEDs2期生第1弾 | → | にじさんじSEEDs2期生第2弾 | → | にじさんじSEEDs2期生第3弾 |
第3弾(4名)
2018/8/31デビュー、5-1(卒業)=4名。
- 成瀬鳴(なるせ なる)
エアルと同じく「VOIZ」の元メンバー。
解散後は長らく「にじさんじMUSHOKU」扱いだったが、今回で装いを新たにSEEDs二期生に属することになった。声優を目指しているが、転勤族で生活環境がコロコロ変わるため独特のイントネーションとごちゃ混ぜな方言が染み付いてしまった。クワガタが大好きな皆の孫。
2024年8月31日卒業
- ベルモンド・バンデラス(Belmond Banderas)
夢を見る者なら誰でも訪れるという不思議なバーを経営する中年男性。
現実世界に対する興味から、種族を問わず様々な人物の夢の中に現れ客として饗している。精悍な顔立ちと渋みのある声色に加え、含みのあるミステリアスな物言いが特徴だが、意外に気さくで茶目っ気のある性格で、ゲームコラボにも積極的に参加している。
- 矢車りね(やぐるま りね)
(1993年生まれの)11歳の少女。
進学校に合格するために日々努力しているが、真面目にみえるように何かと語尾に「~です」を付けようとしたりメガネをかけたりするなど、努力の方向性が少しズレている。にじさんじではおなじみの一筋縄ではいかない幼女。Twitterでのプロフィールや投稿された挨拶動画など、鳩羽つぐを彷彿とさせる不穏な空気を漂わせている。
- 夢追翔(ゆめおい かける)
27歳の男性ミュージシャン。
お金がないのでボロボロのライブハウスに住み込み、もやしで飢えを凌ぐ極貧生活を続けている。ミュージシャンという職業柄、Youtubeでは自作ソングの歌ってみた動画でデビュー。その美声と甘いマスクも然ることながら、Twitterでのフランクな対応も相まって着々とファンを増やしている。一方、とある出来事を機にVTMひまりに顎を狙われている。
- 黒井しば(くろい しば)
世にも珍しい人語を話せる犬(黒柴)。
広い公園の一角に家を建て、たくさんの動物達と暮らしている。ゲーム配信や外部コラボにも積極的で、犬ながらかなり文化的。一方で虫食についての質問を受けた際、妙に生々しい過去の虫食体験の感想を述べる。芋虫はおいしい。
にじさんじ 同期ユニット | ||||
---|---|---|---|---|
にじさんじSEEDs2期生第2弾 | → | にじさんじSEEDs2期生第3弾 | → | 紅白アホ合戦 |
にじさんじ 同期ユニット(海外含む) | ||||
にじさんじSEEDs2期生第2弾 | → | にじさんじSEEDs2期生第3弾 | → | にじさんじ上海一期生・台北一期生 |
関連イラスト
関連動画