GAT-Xシリーズ
じーえーてぃーえっくすしりーず
地球連合軍（大西洋連邦）で独自に開発された試作型モビルスーツ群。
「G兵器」「Xナンバー」とも呼ばれる。
開発時期によって、「第1期GAT-Xシリーズ」と「第2期GAT-Xシリーズ」に分類される。
なお「G兵器」の「G」とは、「Genesis」及び「Genocide」の頭文字である。
GAT-Xシリーズが画期的だった最大の要因は、フレームに共通の構造を取り入れた点に有り、ボーンフレームはそのままに、装甲や電子機器、装備一式を変更する事によって短期間での新型機の導入が可能と成っただけでなく、後々の機体アップデートや整備性の面で多大なアドバンスをもたらした。
初期の段階でX100系フレーム、X200系フレーム、X300系フレームという三種類が確立されていたのも、その拡張性の高さを物語っている。
型式番号のGATは、「Gressorial Armament Tactical＝戦術装脚兵装」の略で、Xは試作機を表している。
型式番号の100の位は上述のインナーフレームによる系統を表し、番号の1の位は開発ナンバーを表している。
例として、第1期GAT-Xシリーズであれば101、102デュエル、103バスター、104、105ストライクと連番に成っている(101と104が空白に成っているのは、シミュレーション段階で存在した実機非製作の機体もカウントしているため)。
大西洋連邦のMS開発計画「G計画」で開発された機体、デュエル、バスター、ブリッツ、イージス、ストライクら5体からなるGAT-Xシリーズである。通称『G兵器』とも呼ばれ、後発で出るGAT-Xシリーズの登場以降は、「初期GAT-Xシリーズ」「前期GAT-Xシリーズ」「第1期GAT-Xシリーズ」等の呼称に変化する。
フェイズシフト装甲や携行型ビーム兵器と言った最新技術、そしてコズミック・イラにおける「ガンダム」の始まりでもある。
詳細は第1期GAT-Xシリーズを参照。
第1期GAT-Xのデータが収集された時点で、地球連合軍において開発された新型「G兵器」群。開発はアズラエル財団傘下の国防連合企業体（デトロイト）の主導である。ハルバートンと反目していた派閥であるが、ヘリオポリスでの開発時にも理事であるムルタ・アズラエルの腹心であるウィリアム・サザーランドに査察させていたため技術を引き抜く事は容易であった。
「後期GAT-Xシリーズ」「第2期GAT-Xシリーズ」等の呼称が用いられる。
詳細は第2期GAT-Xシリーズを参照。
該当機種(第2期GAT-X)
GAT-X131 カラミティ
GAT-X133-1 ソードカラミティ初号機
GAT-X133-2 ソードカラミティ2号機
GAT-X133-3 ソードカラミティ3号機
GAT-X130 エールカラミティ
GAT-X252 フォビドゥン
GAT-X255 フォビドゥンブルー
GAT-X370 レイダー（先行仕様）
GAT-XX370 ブーストレイダー
ユニウス条約締結後に企画されたファントムペインが主導するアクタイオン・インダストリー社のMS開発計画。
従来のマスプロダクトを前提とした機体では性能向上に限界が見られた為、第1期GAT-Xシリーズを素体として再生産し、パイロットに合わせたカスタマイズを施す事で強化を図る。
なお、ファントムペインが関わったのは第1期GAT-Xシリーズの改修プランのみで、以後の開発プロジェクトで開発された機体は「本来はプロジェクト外の存在」になる。
詳細は該当記事を参照。
該当機種(フジヤマ社製)
GAT-FJ108 ライゴウ
