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概要

地球連合を構成する国家の1つで中国韓国北朝鮮モンゴル日本(北海道ユーラシア連邦の領土)等で構成している。

膨大な人口を有する国々により構成されている事から、その人口に支えられた工業力が強みに成っている。

動向

C.E.9年、再構築戦争(第三次世界大戦)終結に伴い成立される。

C.E.10年、大西洋連邦が連邦宇宙軍(FSF:Federal Space Force)を設立したため、ユーラシア連邦と共にそれに追随する。

C.E.38年、ジョージ・グレンによる新型天秤型コロニー構想(後のプラント)を受け、大西洋連邦、ユーラシア連邦と共に出資を行い、プラントの理事国と成る。

C.E.70年2月7日、大西洋連邦による地球連合の設立に際して、ユーラシア連邦・南アフリカ統一機構南アメリカ合衆国赤道連合スカンジナビア王国と共に呼応・加盟する。

C.E.70年6月14日、管理下に有ったL4宙域の資源衛星「新星」にて地球連合軍ザフトが攻防戦を開始する。

この攻防戦は1か月後と成る7月12日に連合軍が「新星」を放棄する形で決着した為、ザフトに「新星」を奪われる事と成った。奪われた「新星」は軍事要塞化され「ボアズ」と改名、プラントのあるL5宙域まで移送された。

C.E.71年1月15日、太平洋・北回帰戦線が活発化した事でザフトからマスドライバー施設を有するカオシュン宇宙港へ攻撃を受ける。連合軍は防衛戦闘を繰り広げるが、ザフトの降下作戦もあり、同年1月23日にカオシュン宇宙港は陥落し、ザフトの占領下に置かれる(『SEED』PHASE-1序盤にキラが見ていたニュースがコレ)。

これがC.E.70年4月1日から敢行されていた「オペレーション・ウロボロス」による最初の宇宙港陥落と成った。

C.E.71年5月5日から8日にかけてザフトが敢行した「オペレーション・スピットブレイク」に対する大西洋連邦の友軍と政敵を巻き込んだ自爆作戦と、それによる連合内での主導権の拡大に際して、ユーラシア連邦ともに不快感を表明する。

C.E.71年5月29日、地球連合首脳会議にてブルーコスモスの盟主であり国防産業理事でもあるムルタ・アズラエルがマスドライバー獲得の為にオーブ連合首長国への攻撃(侵攻)を示唆した際、上記の経緯も有ってユーラシア連邦ともに反対する。この為C.E.71年6月15日に敢行された「オーブ解放作戦」は唯一賛同した大西洋連邦のみで行う事と成った。

C.E.73年10月3日ブレイク・ザ・ワールドにより、上海北京、ゴビ砂漠へユニウスセブンの破片が落下し、壊滅的な打撃を受けた。海岸に近い北京に至っては津波により地図から消滅した

C.E.73年12月プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルのロゴス討伐宣言に地球連合内の反ロゴス陣営として東アジア共和国軍の一部が呼応してザフトと共に対ロゴス同盟軍を構成、地上における前線部隊の一角を担い、ロゴスメンバー及びブルーコスモス派が立て篭もるヘブンズベースに武装解除と匿っているロゴスメンバーの引渡しを求めた。しかし、ブルーコスモス盟主ロード・ジブリールの指示により、ロゴス陣営が通告への回答期限まで3時間を切ったところで突如戦端を開き、その先制攻撃により多数の艦艇を撃沈されるなどの被害を受けた。そのままロゴス陣営有利に戦闘が進んでいたところ、ミネルバ隊デスティニーレジェンドの活躍により戦況が覆ったのに乗じて体勢を立て直し、物量作戦をもってロゴス陣営を全面降伏させた(ヘブンズベース攻防戦)。

関連施設・組織

カオシュン宇宙港(カオシュン基地)

台湾高雄市にある地球連合軍基地

マスドライバーのある施設の1つで有り、地球連合軍のビクトリア宇宙港、パナマ宇宙港同様の大規模な宇宙港で月面のプトレマイオス基地に対する補給路の一つ。

上述の経緯により陥落、ザフトにより接収されたが、C.E.73年3月10日のユニウス条約締結によりプラントから返還された。この際、連合側はC.E.71年7月24日の第二次カサブランカ沖海戦にて奪取したイベリア半島のジブラルタル基地をプラントへ差し出した。

余談

作中で登場するマスドライバー施設には「ポルタ・パナマ」「ハビリス」「カグヤ」と固有名称が付いている上に建設開始時期も明らかになっている中、唯一それらが判明していない。

フジヤマ社

地球連合軍のミサイルやそれに搭載されるセンサー等を開発している企業

正式な表記は「FUJIYAMA」と表記され、これは「FUture Japan Industrial Yield And MAnufacturing」の頭文字と成る。

共同開発という形でFXet-565 コスモグラスパーの開発にも携わっている他、前期GAT-Xシリーズ開発の際には非公式に技術者を出向させビーム兵器開発に携わった。

コスモグラスパーをはじめとするモビルアーマー開発をメインとしていた為、モビルスーツ(MS)開発では他社に遅れていたが、地球連合第81独立機動軍ファントムペイン主導のMS開発計画「アクタイオン・プロジェクト」に技術協力という立場で参加してデータやノウハウを獲得、更に上述の「オーブ解放作戦」により難民と成ったモルゲンレーテ社の技術者を受け入れる事により、連合における軍事産業の中核企業と成るべく生まれ変わろうとし、その足掛かりとなるコンセプトモデルとしてGAT-FJ108 ライゴウを開発、それに付随する形で「アナザーストライカーパック」と呼ばれる新たなストライカーパックを3種類ほど開発した。

また、ライゴウの実戦試験の際、ザフトより亡命してきたパイロットを監視付きで用いている。

開発兵器

  • FXet-565 コスモグラスパー(モルゲンレーテ・エアロテック社他数社との共同開発)
  • GAT-FJ108 ライゴウ
  • アナザーストライカーパック
    • スペキュラムストライカー
    • キャリバーンストライカー
    • サムブリットストライカー

余談

  • カオシュン宇宙港と同じくザフトに奪われた「新星」(後のボアズ)だが、こちらはC.E.71年9月23日のボアズ攻略戦にてピースメーカー隊の核攻撃により粉々と成った為ユニウス条約に従って返還される事はなかった。
    • C.E.75年にはその残骸の一部が旧クライン派の秘密格納庫として使われ、核動力に改修されたMSが秘匿されていた。
    • 仮に返還されたとしても、プラントの眼前まで移動させられているため軍事緩衝地帯となる他なかった。
  • コズミック・イラにおける地球の三大国家の一角では有るものの、大西洋連邦ユーラシア連邦と比較して非常に影が薄く、前述の通り出てくる度に何らかの被害に遭っている事が多い。
    • その分だけ矢面に立って致命的な被害は受けていない為、C.E.74年以降は国力の低下により独立運動が盛んと成ったユーラシア連邦や戦後批判対象となった大西洋連邦と比較すると国勢自体は安定しており、第2次連合・プラント大戦では連合内でも率先して反ロゴス・反ブルーコスモスを掲げた事も有り第2次連合・プラント大戦における陰の勝者と成っている可能性もあり得た。
    • しかし、小説版では対ロゴス同盟軍の参加者は地球連合加盟各国の脱走部隊であり、東アジア共和国はあくまでロゴス側だった可能性が高まった。更にデュランダルの「ロゴスを倒せ」との煽動で地球各国は政権のリコール、暴動、暗殺が繰り返された結果、力を一時的に失っていたので、東アジア共和国も他の二国同様に相応の被害を受けている可能性が高い。

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