コスモグラスパー
こすもぐらすぱー
地球連合軍の試作制宙用戦闘機。
メビウスの後継機として、FX-550 スカイグラスパーを宇宙用に再設計した戦闘攻撃機。
原型機と同様に、ストライカーパックシステム対応GATシリーズMSの戦術支援用に開発されており、ストライカーパックを装備する事で強力な武装を運用出来る。
なお、試作でのテストが行われたものの制式採用に至らず、メビウスの後継機はC.E.73年に開発されたユークリッドが担うことに成る。
小説版『DESTINY ASTRAY』では連合軍の諜報部隊が運用しており、強奪に成功したテスタメントを支援する為にエールストライカーを渡している。
原型機のスカイグラスパーから武装は全て引き継いでいる。
ウェポンベイ
翼端に上下に広がるプレートが追加されているものの、スカイグラスパーのウェポンベイと同じ機能を持ち、設定上はストライカーパックシステムの装着が可能と成っている。
専用エールストライカー
本機に装着されるエールストライカー。地球連合製。
ある意味で「アナザートライアルエールストライカー」と言えなくも無い。
宇宙での戦闘に特化する大幅な設計変更が行われており、推進器はガス圧を使用した古典的なロケットエンジンのみと成り、大気圏での使用に必要な機能は全てオミットされている。
固定式高出力スラスターはそのままだが、下部の可動式高出力スラスターはエンジンノズルが片側4器の計8器も有し、ラジエータープレート兼用の主翼(後退翼)、可動式高出力スラスターを挟むプレート、バッテリーパックを備えていた中央部などにもスラスターが増設される等、もはや「推進器の塊」と言える仕様である。◯人的な加速でも目指しているのだろうか?
MSに供給する為のバッテリーパックの位置も不明瞭である。
ストライカーパック対応機で有ればMSでも運用可能だが、ビームサーベルはオミットされている。
コスモグラスパーに必要は無いのもあるが、換装が想定されるダガーやダガーLではビームサーベルが腰へ標準装備されている事も要因だろうか。
- 制式採用に至らなかった理由は不明だが、連合軍ではコスモグラスパーを運用する利点が薄かった事は考えられる。
- スカイグラスパーにも言えるが、数合わせなら生産コストを削ったダガーLを配備すれば良いのである。
コメント
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彼女たちのコズミック・イラ Phase33:羅針盤の赤き守護者
ヒルダ隊長代理の孤軍奮闘シーンとなります。状況は劇場版後半と似ていますが、今回は核攻撃に警戒しながらの母艦防衛という、より厳しい状況であったりも。 ゲルググ単機という非常に心許ない戦況ですが、一応最新鋭機なので連合の量産機相手には無双出来るのかと。種死以上に機体間のパワーバランスが分からないんですよね。 次回からは一転攻勢。そして唯一のオリジナルキャラが盛大に暴れます。2,856文字pixiv小説作品