概要
プラントに於ける最高意思決定機関。首都(首基)であるアプリリウス市に政治拠点を持つ。
政治体制は事実上の共和制になっているが、プラント政府はザフト(自由条約黄道同盟)の一党独裁であるため、党内人事と評議員選出は実質同一である。
評議会の構成員は、互選制と呼ばれる政治に適性のある成人(15歳以上)から選ばれる制度で決まり、12の市から1人ずつ選ばれている。これは成人年齢に達すると自動的に各市民の来歴が詳細に公表(!)され、プラント市民の投票で決定されるというある意味強制的な民主主義システムである。
C.E.71年(機動戦士ガンダムSEED)時点の代表は以下の通りだが、C.E.72年(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)の代表は何処の市輩出で専門分野は何かということが不明である。
主な評議会議員
機動戦士ガンダムSEED時の構成メンバー
市の名前 | 専門分野 | 代表者氏名 | 備考 |
---|---|---|---|
アプリリウス市 | 天文、宇宙物理学、宇宙論、宇宙惑星学、宇宙生命学 | シーゲル・クライン | 穏健派筆頭。ラクス・クラインの父親 |
ディセンベル市 | 初等教育全般 | パトリック・ザラ | 急進派筆頭。アスラン・ザラの父親 |
マティウス市 | 航空宇宙工学、造船工学 | エザリア・ジュール | 急進派No.2。イザーク・ジュールの母親 |
フェブラリウス市 | 基礎医学、臨床医学、生化学、分子生物学、応用生体工学 | タッド・エルスマン | 急進派→穏健寄りの中立派。ディアッカ・エルスマンの父親。息子のMIAが切っ掛けで穏健寄り中立派に転向 |
マイウス市 | 応用機械工学、基礎冶金学、応用冶金学、応用材料工学、ロボット工学 | ユーリ・アマルフィ | 穏健派→急進派。ニコル・アマルフィの父親。息子の死が切っ掛けで急進派に転向 |
ユニウス市 | 基礎農林水産学、応用農水工学、社会工学 | ルイーズ・ライトナー | 元々は穏健派だったが、血のバレンタインが切っ掛けで急進派に転向。同市の所属コロニーであるユニウスセブン崩壊が全面戦争の発端 |
クィンティリス市 | 基礎化学、応用化学 | ジェレミー・マクスウェル | 急進派。ラスティ・マッケンジーの父親。姓が違うのは離婚したから。 |
セプテンベル市 | 電子工学、情報工学、人工知能工学、総合情報学 | アイリーン・カナーバ | 穏健派No.2でありクライン派。臨時最高評議会議長となり、ユニウス条約を締結させた |
ヤヌアリウス市 | 基礎微細工学、応用微細工学 | アリー・カシム | 穏健派。 |
セクスティリス市 | 基礎物理学、理論物理学、素粒子物理学、高次元物理学、数学 | オーソン・ホワイト | 急進寄りの中立派。ニュートロンジャマーの開発者 |
オクトーベル市 | 人文科学総合 | ヘルマン・グールド | 急進派であり、ザラ派 |
ノウェンベル市 | 多目的実用生産工学 | パーネル・ジェセック | 穏健寄り中立派 |
機動戦士ガンダムSEED DESTINY時の構成メンバー
再選組
ルイーズ・ライトナー
アリー・カシム
オーソン・ホワイト
パーネル・ジェセック
新任組
ギルバート・デュランダル(最高評議会議長)
タカオ・シュライバー(国防委員長)
アラン・クラーゼク
エドアルド・リー
ジョージ・アダマン
リカルド・オルフ
ノイ・カザエフスキー
クリスタ・オーベルク
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM時の構成メンバー
新任組
ワルター・ド・ラメント(最高評議会議長)
ハリ・ジャガンナート(国防委員長)
歴代最高評議会議長と国防委員長
歴代 | 最高評議会議長 | 国防委員長 |
---|---|---|
初代 | シーゲル・クライン | パトリック・ザラ |
2代目 | パトリック・ザラ | パトリック・ザラ(議長と兼任) |
3代目 | ギルバート・デュランダル | タカオ・シュライバー |
4代目 | ワルター・ド・ラメント | ハリ・ジャガンナート |