概要
オーブ連合首長国、赤道連邦、汎ムスリム議会と同じく中立を宣言するノルウェー、スウェーデン、フィンランドからなる国家。
コズミック・イラの時代では珍しい立憲君主制国家であり、議会は存在せず、最初に有権者が選挙人を選挙し、その後選挙人が立候補した候補者から王家の執政を補佐する国務大臣を選出する独特のシステムとなっている。
ラクス・クラインの父シーゲル・クラインはこの地にて極秘裏にコーディネイターとして誕生した。
バイオケミカル産業が盛んで、極寒の地ながら食料自給率総数170%という驚異的数値をはじき出している。また原子炉を使わない発電方法や省エネ対策が盛んなため、「オペレーション・ウロボロス」時のニュートロンジャマーの影響がほとんどなかった。
血のバレンタインから始まるナチュラル・コーディネイター間の戦争中に大西洋連邦に侵略され、恫喝に近い形で地球連合に加盟させられるも、戦後は主権を回復し再び中立を宣言。
だがブレイク・ザ・ワールド後は地球連合が提唱した「世界安全保障条約機構」に強引に加盟させられ、またしても連合国側に入ることとなる。しかし裏では王家の計らいで、同じく連合に加盟したオーブより脱出したキラ・ヤマトらアークエンジェルを一時的に匿った。その後、プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルが提示したデスティニープランに対してはオーブやクライン派同様すぐに反対を表明した。
C.E.75年には、オーブ・プラント・大西洋連邦が共同で創設した世界平和監視機構コンパスにオブザーバーとして参加している。