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INVOKE-インヴォーク-
2

INVOKE-インヴォーク-

2

いんゔぉーく

『INVOKE-インヴォーク-』とはT.M.Revolutionの楽曲である。『機動戦士ガンダムSEED』初代オープニングテーマとしても知られる。

速すぎる時の 瞬きに晒されて

独りでは届かない 願いなんて

消えそうなコトバじゃ 辿り着けない


概要

2002年10月30日に発売されたT.M.Revolutionの17thシングル。

機動戦士ガンダムSEED』の初代オープニングテーマで、音楽面でもMBS土6ブランドを確立した。アルバム「coordinate」収録。


クレジット

作詞井上秋緒
作曲・編曲浅倉大介

元々は同アニメの監督福田己津央西川貴教のファンだったことから、主題歌に「『THUNDERBIRD』っぽい曲」をオファーして生まれた楽曲である。


これまでの浅倉大介のT.M.Revolutionの曲はシンセサイザーとバンドサウンドが融合したタイプが多く、前作の『Out Of Orbit~Triple ZERO~』でも健在だった。

一方今作は終始シンセサイザーの主張が強く、バンドサウンドはかなり控えめになっている。後にSEEDシリーズでも使われた『Meteor-ミーティア-』や『ignited-イグナイテッド-』ではしっかりバンドサウンドが復活しているのでこの曲だけかなり異端である。


また同年に再結成したaccessのサウンドの影響も強く見られる。


アニメーション

機動武闘伝Gガンダム』以降、ガンダムのTVシリーズのOPはタイトルバックを主人公機体が飾るのが定番となっていた(この作品のみ最終盤となった)が、『SEED』は地球をバックにライフルを構えるエールストライクガンダムの姿がタイトルバックとなっている。

このポーズは、通称種ポーズや「SEED撃ち」と呼ばれている。


しかしTV放映版当時のOPでは、肝心のサビ部分はムウメビウスゼロジンを撃墜するシーンと、バンクでも使われたモブのジンがメビウスを一刀両断するシーンがメインでほとんどストライクが映っていないというあんまりな扱いであった。メビウスのコックピットからジンが動き回るシーン自体は格好いいのだが…。


そのためHDリマスター版ではエールストライクが強奪されたガンダム4機と交戦するシーンに描き換えられており、シグーに向けてビームサーベルを抜刀するシーンも一から描き直されている(ちなみにエールストライクとシグーが劇中で交戦する場面はない。交戦したのはランチャーストライクの方である)。

またメビウスゼロに撃墜されるジンも西川氏がCVを担当しているミゲル・アイマン専用機(オレンジカラー)に差し替えられた。


また劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を番宣も兼ねた、HDリマスター版を編集した「スペシャルダイジェスト」ではフリーダムガンダムプロヴィデンスガンダムとの最終決戦で流れ、サビ前の間奏で「それでも!!守りたい世界があるんだ!!」の台詞の時に無音になり、そこからサビが流れるという演出がされている。


記録

初動売上(オリコン)9.7万枚
累積売上(オリコン)24.7万枚
最高順位(オリコン)2位(2002年11月11日付)
TOP200チャートイン期間(オリコン)16週

『SEED』の反響からか、CD発売当時は出荷日から全国の各CDショップで売り切れが相次いだ。

初回盤は『SEED』のトレーディングカード付きだったが、当時まだオタクに関する風当たりは厳しく、Sony_Music(アンティノスレコード)もここまで売れるとは思っていなかったためか初回ロットが少なく、初回盤はすぐさま各地で姿を消す事態が起こってしまった。


最終的にはT.M.Revolutionとしては1999年の『WILD RUSH』以来の20万枚超えのヒットとなった。1位は取れていないが、売上では同週の首位だったモーニング娘。の『ここにいるぜぇ!』(22.9万)を上回っている。

ヒット後の影響

  • この曲のヒット以降、西川貴教はT.M.Revolutionのみならずabingdonboysschoolなど別プロジェクトも含めて新譜にアニメタイアップが数多く付くようになった。元々氏は、TMR全盛期からコミケ出展に強い憧れを持っていたなど大のオタクでも有名だったため本人としても好都合だったと言える。
  • 上述の通りオリコン首位は取れなかったが、この曲のヒットがT.M.Revolution及び西川貴教の復活劇に繋がったのは間違いない。実際続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』で同じくTMRが歌った主題歌『ignited-イグナイテッド-』では1998年6月発売の『HOTLIMIT』以来遠ざかっていた首位を6年ぶりに獲得、さらに翌年の劇中歌『vestige-ヴェスティージ-』も続けて首位を獲得している。このように『INVOKE』のヒットは西川氏の今後の様々な活動において大きなターニングポイントにもなった。
  • Sony_Music(アンティノスレコード)の方も、『INVOKE』の初回盤が早期に完売となってしまった反省を踏まえてか、土6アニメの主題歌のCDは初回ロットが行き渡りやすいよう多めに生産されるようになった。無論これは『ignited-イグナイテッド-』も同様である。

関連動画


関連タグ

機動戦士ガンダムSEED

あんなに一緒だったのに:第1期エンディング

Meteor-ミーティア-:挿入歌


機動戦士ガンダムSEED DESTINY

ignited-イグナイテッド-:第1期主題歌

vestige-ヴェスティージ-:挿入歌、HDリマスター版第4期主題歌


機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

FREEDOM:主題歌


TETSUYAL'Arc~en~Cielのリーダーで、西川貴教とは同郷である旧来のバンド仲間。再び交流を始めたのがたまたまこの曲の発売の時期と被ったため、歌番組では彼との関係を暴露される事が多かった。なおラルクは後番組二期OPを担当することとなる。

速すぎる時の 瞬きに晒されて

独りでは届かない 願いなんて

消えそうなコトバじゃ 辿り着けない


概要

2002年10月30日に発売されたT.M.Revolutionの17thシングル。

機動戦士ガンダムSEED』の初代オープニングテーマで、音楽面でもMBS土6ブランドを確立した。アルバム「coordinate」収録。


クレジット

作詞井上秋緒
作曲・編曲浅倉大介

元々は同アニメの監督福田己津央西川貴教のファンだったことから、主題歌に「『THUNDERBIRD』っぽい曲」をオファーして生まれた楽曲である。


これまでの浅倉大介のT.M.Revolutionの曲はシンセサイザーとバンドサウンドが融合したタイプが多く、前作の『Out Of Orbit~Triple ZERO~』でも健在だった。

一方今作は終始シンセサイザーの主張が強く、バンドサウンドはかなり控えめになっている。後にSEEDシリーズでも使われた『Meteor-ミーティア-』や『ignited-イグナイテッド-』ではしっかりバンドサウンドが復活しているのでこの曲だけかなり異端である。


また同年に再結成したaccessのサウンドの影響も強く見られる。


アニメーション

機動武闘伝Gガンダム』以降、ガンダムのTVシリーズのOPはタイトルバックを主人公機体が飾るのが定番となっていた(この作品のみ最終盤となった)が、『SEED』は地球をバックにライフルを構えるエールストライクガンダムの姿がタイトルバックとなっている。

このポーズは、通称種ポーズや「SEED撃ち」と呼ばれている。


しかしTV放映版当時のOPでは、肝心のサビ部分はムウメビウスゼロジンを撃墜するシーンと、バンクでも使われたモブのジンがメビウスを一刀両断するシーンがメインでほとんどストライクが映っていないというあんまりな扱いであった。メビウスのコックピットからジンが動き回るシーン自体は格好いいのだが…。


そのためHDリマスター版ではエールストライクが強奪されたガンダム4機と交戦するシーンに描き換えられており、シグーに向けてビームサーベルを抜刀するシーンも一から描き直されている(ちなみにエールストライクとシグーが劇中で交戦する場面はない。交戦したのはランチャーストライクの方である)。

またメビウスゼロに撃墜されるジンも西川氏がCVを担当しているミゲル・アイマン専用機(オレンジカラー)に差し替えられた。


また劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を番宣も兼ねた、HDリマスター版を編集した「スペシャルダイジェスト」ではフリーダムガンダムプロヴィデンスガンダムとの最終決戦で流れ、サビ前の間奏で「それでも!!守りたい世界があるんだ!!」の台詞の時に無音になり、そこからサビが流れるという演出がされている。


記録

初動売上(オリコン)9.7万枚
累積売上(オリコン)24.7万枚
最高順位(オリコン)2位(2002年11月11日付)
TOP200チャートイン期間(オリコン)16週

『SEED』の反響からか、CD発売当時は出荷日から全国の各CDショップで売り切れが相次いだ。

初回盤は『SEED』のトレーディングカード付きだったが、当時まだオタクに関する風当たりは厳しく、Sony_Music(アンティノスレコード)もここまで売れるとは思っていなかったためか初回ロットが少なく、初回盤はすぐさま各地で姿を消す事態が起こってしまった。


最終的にはT.M.Revolutionとしては1999年の『WILD RUSH』以来の20万枚超えのヒットとなった。1位は取れていないが、売上では同週の首位だったモーニング娘。の『ここにいるぜぇ!』(22.9万)を上回っている。

ヒット後の影響

  • この曲のヒット以降、西川貴教はT.M.Revolutionのみならずabingdonboysschoolなど別プロジェクトも含めて新譜にアニメタイアップが数多く付くようになった。元々氏は、TMR全盛期からコミケ出展に強い憧れを持っていたなど大のオタクでも有名だったため本人としても好都合だったと言える。
  • 上述の通りオリコン首位は取れなかったが、この曲のヒットがT.M.Revolution及び西川貴教の復活劇に繋がったのは間違いない。実際続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』で同じくTMRが歌った主題歌『ignited-イグナイテッド-』では1998年6月発売の『HOTLIMIT』以来遠ざかっていた首位を6年ぶりに獲得、さらに翌年の劇中歌『vestige-ヴェスティージ-』も続けて首位を獲得している。このように『INVOKE』のヒットは西川氏の今後の様々な活動において大きなターニングポイントにもなった。
  • Sony_Music(アンティノスレコード)の方も、『INVOKE』の初回盤が早期に完売となってしまった反省を踏まえてか、土6アニメの主題歌のCDは初回ロットが行き渡りやすいよう多めに生産されるようになった。無論これは『ignited-イグナイテッド-』も同様である。

関連動画


関連タグ

機動戦士ガンダムSEED

あんなに一緒だったのに:第1期エンディング

Meteor-ミーティア-:挿入歌


機動戦士ガンダムSEED DESTINY

ignited-イグナイテッド-:第1期主題歌

vestige-ヴェスティージ-:挿入歌、HDリマスター版第4期主題歌


機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

FREEDOM:主題歌


TETSUYAL'Arc~en~Cielのリーダーで、西川貴教とは同郷である旧来のバンド仲間。再び交流を始めたのがたまたまこの曲の発売の時期と被ったため、歌番組では彼との関係を暴露される事が多かった。なおラルクは後番組二期OPを担当することとなる。

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