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「この辺で消えてくれると嬉しいんだがね!」

機体データ

機体名シグー(CGUE)
型式番号ZGMF-515
全高21.43m
重量80.22t
動力源燃料電池(バッテリー)
開発ザフト(ハインライン設計局)
所属ザフト
パイロットザフト一般兵及び指揮官

概要

ジンの後継機としてザフト・ハインライン局において開発されたMS

オペレーション・ウロボロスの折に公表された第二期の機体で、同局開発のディンとは基礎設計を共有する。

ジンの高い汎用性を受け継ぎつつ、スラスターの増設、高出力化により宇宙空間での機動性、運動性が大幅に向上している。

中々に高性能な機体なのだが、量産化が本格する前にGAT-Xシリーズ鹵獲によるビーム兵器伝来が起こり、それによって後発のゲイツが次期主力に決定した事から少数生産で打ち切られてしまう。

シグーそのものは立場を失ったものの、シグーの系列機はディンやバビと言った空戦用MSにおいて活躍を見せている。

機体の基本色は通常シルバーグレー。これはラウ・ル・クルーゼのパーソナルカラーであったが、彼の活躍から制式カラーとなり、後のいくつかのザフト指揮官機カラーにも採用されている。

少数生産で打ち切られた本機だが、残存している機体はそれなりにあったのか、C.E.73年11月から始まった第2次連合・プラント大戦(『DESTINY』)ではプラントの防衛隊やベルリンに駐留するザフト軍のベルリン守備隊の中に本機が数機配備、運用されており、共に旧式となったジンも出撃している(PHASE-09『驕れる牙』参照)。

続くC.E.75時点(『FREEDOM』)でも、最終決戦において最高評議会議長ワルター・ド・ラメントがクーデターを起こした反乱軍を鎮圧する際にバクゥと共に運用されている。

ラウ・ル・クルーゼ搭乗機

クルーゼ隊のリーダー機として運用された機体。ヘリオポリス襲撃においてムウ・ラ・フラガのメビウス・ゼロと交戦、因縁の戦いを繰り広げた。アークエンジェルが地球へ降下した後の出番はなかったが、終盤のコロニーメンデル戦でキラフリーダムにゲイツを達磨にされたため、次の出撃では再び本機を使用している。

武装

MA-M4 重斬刀

ブロードソード状の近接格闘武装。

ジンが持つMA-M3の改良型で、グリップや鍔の形状が変更されている。未使用時には背部スラスター側面にマウントされている。

MMI-M7S 76mm重突撃機銃

ジンが持つMMI-M8A3の命中精度を向上させたアサルトライフル。系列機のディンにも採用された装備で、装填されるAPSV弾も強化されたものを使用している。

M7070 28mmバルカンシステム内装防盾

シールド裏面にバルカン砲を設置したマルチプル・ウェポン。地球連合軍のモビルアーマー・メビウスとの戦闘において、従来のジンでは一対多の状況に置かれて挟撃される事が問題視され始め、その状況に対応するべく装備された武装。地球連合軍から奪取したブリッツのトリケロスとともにZGMF-Xシリーズプロヴィデンスが持つ複合兵装内装防盾システムのベースになった。

M68キャットゥス 500mm無反動砲

戦艦や施設に対して使われる無反動砲(バズーカ砲とも)。

ジンのみならず、ザフトで制式採用された汎用機は基本的に使用が可能。

MA-M21G ビームライフル

ゲイツ用のビームライフル。クルーゼ機がメンデル戦後に使用(実弾兵器主流の当機体では、ビーム兵器だらけの戦局に対応できないので武装を変更している)。

115mmレールガン シヴァ

後期用携行装備として開発されていたが、GAT-Xシリーズ奪取に伴い実現しなかった。

結局の所ヤキン・ドゥーエ攻防戦においてもジンやシグーは初期から使い続けられる重突撃銃を使用しているし、同時代最後発のゲイツに至っては携行型ビーム兵器を実装してしまった為、実現しなかったのも致し方なかったと言える。そればかりか、先述のとおりにゲイツのビームライフルで運用されてしまう。

関連動画

バリエーション

シグーディープアームズ

試作型熱エネルギー兵器を搭載したシグーの実験機。詳細はリンク先参照。

シグーアサルト

シグーの増加装甲『アサルトシュラウド』装備型。詳細はリンク先参照。

ディン

ハインライン局開発の空戦用MS。シグーと基礎設計を共有しているので外見に共通点が多く、系譜上はシグー目に扱われている。

バビ

ディンの後継機として開発された空戦用MS。

見た目や機能に面影が無くなってしまっているが、ディンの流れを組むので系譜上はシグー目になっている。

カスタマイズ機

ジスト・エルウェス専用機

地球軍に鹵獲された機体が外伝『FRAME ASTRAYS』に登場しているが、この機体は敵味方識別(及びハーフコーディネイターであるパイロットの監視)の目的で、真っ赤に塗装されていた。戦闘では、アサルトシュラウドを装備したシグーアサルトで運用されている。

ラウ・ル・クルーゼ専用機(Re)

『機動戦士ガンダムSEED Re』にて登場したクルーゼ専用のシグー。

TV版とは異なる最大の違いは、2基のガンバレルを装備した巨大なバックパックに、ビームサーベルの機能が搭載されたシールドが装備されている。その見た目は何処となくクルーゼが最終決戦で乗った機体を彷彿とさせている。

立体物

HG1/144、HG1/144R、SDガンダムフルカラーシリーズにてラインナップ。

各々劇中で使用した装備が同梱、前者2つは各部が可動しポージングを取らせることが可能。

後者は、重斬刀とM7070を構えた固定モデルとなっている。※現在、入手困難

余談

指揮官用の高性能機という触れ込みであるが、これはごく初期にザフトではジオン軍のようにパーソナルカスタムを行わず昇進とともに新型へ機種転換する設定があった名残。

もっとも外伝では早期にヴェイア専用ジンが出てきたり、本編ではザクウォーリアがパーソナルカスタムまみれであったりとキャラクタープッシュの強さには勝てないようだ。

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