二次電池
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にじでんち
『二次電池』は一回限りではなく充電を行うことにより繰り返し使用することが出来る電池(化学電池)のこと。一般的にバッテリーと呼ぶ。
放電過程では内部の化学エネルギーが電気エネルギーに変換されるが、放電時とは逆方向に電流を流す事で、電気エネルギーを化学エネルギーに変換して「充電」という蓄積が可能な電池。
別名や表記ゆれに「充電池」や「充電式電池」ないし「蓄電池」、及び「バッテリー」も有るが、電気工学や電気化学における学術用語としては「二次電池」「蓄電池」が使われる。
日常生活で馴染みのある二次電池
鉛系
ニッケル系
ニッケル・カドミウム蓄電池
別名「ニカド電池」「ニッカド電池」「カドニカ電池」「Ni-Cd電池」等。
1899年、スウェーデンの発明家Waldemar Jungnerが発明した。
正極にオキシ水酸化ニッケル、負極にカドミウムを使用した二次電池。
寒冷気候でも安定して放電出来る事、瞬発力の高さ、技術の豊富さ、耐久性の高さ(電圧0ボルト付近まで放電してしまう「過放電」に強い)が特長。
放電終止電圧まで放電せずに充電してしまうと、充電開始した電圧付近で起電力が低下する「メモリー効果」が生じるという厄介な性質を持ち、それゆえ充電管理が非常に煩雑なのが大きな欠点。他に電気容量が小さい、熱暴走を起こし易いという欠点もある。
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