概要
司令官と異なり、役職名ではない。平常時であれば隊長(部隊長等)がそのまま指揮官の役割を担うが、死亡や負傷といったなんらかの理由で隊長職の者が指揮をとれない場合はその場で最上位の階級・先任であるものが指揮権を行使することになる。
比喩として企業・組織の経営者や管理職、スポーツチームの監督等を「指揮官」と呼び習わすことがある。
- 長期的な戦略目的の決定。
- 通信、部隊間の連絡、状況報告。
- 情報収集、偵察で得られた情報を分析し、作戦を立てる。
- 環境や資源(人員・装備・弾薬・食料)などの状態・損耗状態を把握。
- 支援・補給(兵站)の確保や要請。
- 必要に応じて臨機応変、迅速かつ正確な命令、意思決定。
- 部隊配置、目標の指定、攻撃・戦闘。
- 訓練・教育
戦時中など敵前逃亡する者を射殺する権限を持っている場合が多い。
(一人が逃げ出すと、他の兵士も続いて逃げ出してしまうため)
ちなみに無能な指揮官は敵より怖い。