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部隊

ぶたい

あらゆる組織において2名以上の人員で組織される作戦行動の基本的な単位である。
目次 [非表示]

部隊とは、組織的集団の単位の一つである。


概要編集

主に軍隊消防警察において、組織の有無や規模の大小に関係なく共通する目的で、集団で行動する人々を部隊と称することがある。


規模編集

大きさによりいくつかの基準が存在する。

特に軍事関係では、部隊の円滑な運用を促進する目的で明確な単位を付けている。

ただその批准は国家や時代によって変遷しており、普遍的な統一規格があるわけではない。


陸軍における基本的な部隊の基準編集


分隊

部隊の最小単位。

約5~10名程度のごく少数のみで結成される。

「班」とも呼ばれる。

軍曹曹長が統率を担当する。


小隊

分隊4編成(約50名)程度の規模で編成される。

部隊の小規模単位の基準に当たり、ここがおおよその末端組織となっている。

下級尉官が統率に当たる。


中隊

小隊を3~5部隊ほど結集させた、200人前後の部隊。

小隊ごとに司令を下し、さらに小隊によって作戦が実施される。

本格的な部隊として、兵站の運用・管理が実施されるのもこの規模から。

大尉以上の士官が統率する。


大隊

中隊を2~6部隊ほど集結させた、1000人前後の大型の部隊。

組織的運用がより顕著となり、その統率者には中佐以上の上級士官が任命される。


連隊

大隊を2~4部隊ほどまとめた部隊。

大隊と旅団の中間にあり、作戦規模に応じて規模が変動する。

大佐以上の将校が統率する。


旅団

大隊を2~6部隊ほど集めて編成した5,000人前後の大部隊。

ここから将官が統率に当たり、旅団では少将が担当する。


師団

旅団を2部隊以上結集させて編成する10,000人規模の部隊。

一つの大規模作戦を遂行するために必要な人員の最小単位ともされる。

少将が統括に当たることが多いが、国によっては中将が担当する。


軍団

師団2部隊以上に加え、団長直轄の独立連隊を加えた50,000~100,000人規模の部隊。

軍隊を組織するうえでも最大規模のひとつ。

中将以上が組織を統率する。


部隊組織の最大規模

師団数個以上をもって編成されるが、国家によって規格は変動する。

大将が軍司令として集団をまとめ上げる。


その他編集

タスクフォース

軍隊において特定の任務のために編成される部隊。

必ずしも平時から常時編成して活動している訳ではない。


特殊部隊

項目参照。


関連項目編集

軍事 ミリタリー  隊長 階級

軍事 軍隊 自衛隊


集団 単位


類似タグ編集

精鋭部隊 外人部隊 空挺部隊 懲罰部隊

特殊部隊

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