メインイラストはプレイヤーの想像で描かれた一例であり、公式の人物像は提示されていない。
概要
艦艇達を指揮する人物で『アズールレーン』の事実上の主人公とも言える存在(公式では綾波・ラフィー・Z23・ジャベリンが主人公として扱われているが、イベント等ではプレイヤー=指揮官が主人公として話が進むことも多い)。
本編等は艦船少女達の視点がメインとなっており、直接指揮官が関わる機会は少ない。そのため地位や権限を含めあまり指揮官自体の情報はないが、各キャラクターの台詞からどのような人物なのかが窺い知れる様になっている。
愛宕や長良、ケーニヒスベルク曰く可愛いとの事だが、オクラホマが一目惚れする程の顔立ちで、綾波は戦闘の時の指揮官は格好いいと形容する。
性格は艦ごとに様々な意見があり、寡黙で穏やかな性格と呼ばれる一方で子どものように振る舞う人間と言われたり一定しない。タッチのシステムが存在する以上、多くのキャラクターにセクハラを働いてはヘンタイだのロリコンだのと罵られ、艦によっては制裁を受けることもある。
しかし指揮官としての評価は高く、指揮官の死は戦争の帰趨においても大きな損失となると評されている。
少女たちへの交流を深めるためなら初めての事にも躊躇なく手を伸ばして楽しめる人物であり、花札や対戦ゲーム等を一緒にやる姿も見られる。一方で交流を深めようとして行き過ぎた結果、謎行動に走る事も割と多く、突然浜辺にろうそくをハートの形に置く、姉に感化されて妹のグッズを集め出す、部下に媚びへつらう、女の子を兄貴と呼ぶ、部下に調教される、名前から可能性を読み取って尋ねると枚挙に暇がない。ベッドの下には薄い本を隠している。ライブに行くくらいには平行四界の熱心なファンらしい。
誠実な気持ちは伝わってくるためか謎行動も最終的には丸く収まる事も多く、むしろその誠実さから強すぎる感情を向けられる事もしばしば。
『アズールレーン』にもユーザーによるグループのシステムがあり、それぞれのグループ「大艦隊」は「アズールレーン」「レッドアクシズ」の二陣営のどちらかに属する形をとる。
作中の世界観では国家や所属艦艇だけでなく、彼女らを指揮する指揮官のたちの何割かもアズールレーン陣営からレッドアクシズ陣営に離反した設定のようだ。
ゲーム中において一切姿を見せることはなく、pixiv等にあるイラストはすべてユーザーの想像によって様々なデザインで描かれている。上記のように艦ごとに性格が違う上に、浜風は指揮官を筋肉バカと貶め、野分は舞風の姉妹の証明発言を簡単に信じ込む理由から指揮官の容姿や性別についても一定せずファンの間で女性疑惑も出ている。
一応、ほとんどの艦は「指揮官」と呼ぶが、ユニコーンは「お兄ちゃん」、山城は「殿様」、ネバダは「少年」と呼んでいる。また、扶桑やポートランドは好感度が上がると指揮官との婚姻や子作りを示唆させるような発言をしている。このため、性別については若い男性の可能性が高い。しかしその辺りはファン各々が自由に発想できる余地もある。
そのためショタや女性の指揮官のイラストも描かれている。ルルイエサーバーと言う名状しがたいサーバーが存在するためか、異形の指揮官も結構ある。
服装に関してはジャマイカの台詞からネクタイをしていることが判明している。
派生作品の指揮官
2018年6月に講談社ラノベ文庫から刊行されたノベライズ『ラフィーと始める指揮官生活』では「ケイ」と言う男性の新米指揮官が登場しており、挿絵でも容姿が描かれている。
2019年10月から放送されたTVアニメ版『アズールレーン』では事前のインタビューにて「指揮官の存在しない世界」であることが言及されており、同作では最後まで“指揮官は登場しない”。物語における重要な存在である指揮官が存在しないことにより、アニメの世界線は後に滅亡することがほぼ確定してしまっている。
また『びそくぜんしんっ!』では存在はしている模様。
指揮官用特殊戦闘スーツ
少女たちを導くための最後の切り札。それは――
「指揮官自身」が
「戦力」になることだ
2023年4月1日に、指揮官専用のバトルスーツが発表された。
……当然、実際はエイプリルフールネタのため、戦力にならない。
後は別のPVには結構情けないの姿で登場、何のためにのバトルスーツだろうね…
ちなみにこの姿、公式は素材として配布するので、ご自由に。
また【アズレン人気投票2023 応援企画】で指揮官のバトルスーツ、例のヒトデ、支える饅頭、ゆーちゃんの人気投票で一位を取りオリジナルグッズを制作することになった。