本記事には人によってはショッキングな内容が含まれるためご注意ください。 |
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「あー、女の子を泣かせたりがっかりさせたりするのはどうかと思ってるわ。はい、反省してなさい」
概要
ゲーム『アズールレーン』のシステム「好感度」の状態の一つ。
アズールレーンの各キャラクターにはレベルとは別に「好感度」と言うステータスが存在し、その数値によって以下のように区分けがされている。
初期値は50、最大値は100(ただしケッコンすることで上限が200まで開放される)。
- 100:愛
- 81~99:好き
- 61~80:友好
- 31~60:知り合い
- 0~30:失望
このうち最下段、好感度30以下の場合が「失望」となる。失望状態では「知り合い」以上でかかるステータス値ボーナスが得られないため、ある種のペナルティ措置といえる。
好感度は基本的に上がる一方だが、コンディション値がゼロの状態で戦闘を重ねる(ちなみにこの状態では獲得経験値が半減するペナルティがつく)ことで下がるため、失望状態にすること自体は可能。
...とはいっても、わざと失望状態にするのは実は好感度を上げる以上に大変。
そもそもコンディション値からしてかなり下がりにくいため、よほど燃料が余っているか低燃費艦隊でもない限り、好感度が下がりきる前に燃料が尽きて出撃できなくなるのがオチ。そもそもコンディション値がゼロになった時点で警告メッセージが出る(オート周回中であっても中断される)ため、狙ってやらなければ正規の手段で失望状態になることはまずありえない。
せいぜいイベントで仮加入のあるキャラが危ない位...だったが、こちらもシステムの改修に伴い出撃させずとも加入させられるようになったため心配不要となった(仮加入キャラは寮舎に入れられないため、酷使されると時間経過以外でコンディション値を回復出来ないうえ、生き残ればポイントが倍になるのでそれに賭けて戦闘不能にさせてしまうこともあったため)。
失望セリフ
ではなぜこの失望状態がここまで注目されるかというと、それに対応するセリフがあるからである。
各キャラクターには好感度ごとのセリフが用意されているのだが、失望状態の場合は差こそあれ、総じて指揮官の事を嫌う発言をする。
とは言え、KAN-SENたちはいずれも最初から指揮官の事を嫌っている訳ではないし、軍属であること以上に「メンタルキューブから生まれた存在」にとって「指揮官」は重要不可欠な存在であるため、それを嫌って遠ざけようとするほど思いつめるのはよほどの事である。
具体的に何を言うかは後述するが、この状態のKAN-SEN達から投げかけられる言葉は辛辣なものが多い。無視される、がっかりされるあたりはまだ序の口で、近づきたくないと発言する者、話しかけただけで邪魔するなと一蹴する者、目の前から消えろと言い放つ者など千差万別。
さらに酷いものになると、上官であるはずの指揮官を敵であるかのように物理的に殺傷する事を仄めかすものまでいる。
中には失望状態であっても指揮官のことを心配したり今後の成長を期待するなど優しいキャラクターもいるが、その優しさが逆に堪えるという指揮官もいるかもしれない。
図鑑セリフ集では条件が条件ということもあり、実際に失望させなくても入手した時点で初期値の「知り合い」ボイスと共に即時アンロックされる。このため、失望されたらどんなことを言われるかを知る事自体は簡単。
大抵の指揮官は図鑑のセリフ集で「こういうことを言われるのかあ…うん、こうならないように気をつけよう。」程度に聞く程度で留まっていると思われる。
配下の少女たちは、プレイヤーが思っている以上に指揮官を信頼してくれているのである。
関連タグ
アズールレーン 嫌われ 笑えないジョークだ 嫌な言葉だ 黒いアズールレーン
ドMホイホイ:一部の指揮官はM的な喜びを見出し、それが逆に興奮すると喜んでいる...が、内容が内容なのでさすがにレアケースだろう。
ケッコン:対極にあたる状態。ゲーム的にも精神的にもこちらのほうが推奨される。
具体的な反応
この先、具体的なセリフ内容があるためネタバレおよび閲覧注意 |
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指揮官には失望した
- 「…指揮官には勇気が足りていないようだ」
- 「こんな臆病者だったとは……」
- 「結局……あなたも私を従わせることができない無能な指揮官なのか……」
- 「所詮はわたしの予想を越えられない程度の人間ということか。指揮官」
- 「ふん、私も見る目がないようだ……まさかこんな役立たずを頼りにするとは……」
まさしく「失望」ステータスにふさわしいパターン。比較的年齢層が上の艦が多い。
どこに失望しているかは解釈がやや分かれているが、「無能」「怠慢」「積極性に欠ける」「信頼への裏切り」といったところか。
関わりたくない
- 「……指揮官にはあまり近づきたくないのです」
- 「指揮官、今勉強中です。邪魔しないでいただけます?」
- 「馴れ馴れしいのはよしてもらえないかしら…」
- 「指揮官さん…見えない…見えない…」
- 「一人で静かにしてくれ」
既にだいぶ言葉がきついが、直接罵倒されるよりはまだマシな部類。
一見普通だが、発言主のことを考えると何ともいたたまれない。
言い訳をして席を外す
上記の亜種。言い方は違えど、距離を取られていることに変わりはない。
明らかな嫌悪、もしくは罵倒
- 「バーーーーカ!」
- 「お兄ちゃん…最低…」
- 「この役立たずな下僕! クビにしてやるわ!」
- 「このカス! 私の視線に映るなっての!」
- 「目の前から消えてもらえる? 目障りなんだけど」
- 「指揮官様が同じ空気で呼吸していること自体不快ですわ〜」
ここまで言うか...と思いがちだが、指揮官の所業からすれば因果応報と言わざるを得ない。
この世界でも海軍と陸軍は不仲なのだろうか。
...怒りのベクトルが若干違うような。
怒りを通り越して呆れる
指揮官はつまらない
- 「指揮官と一緒だとなんだか退屈…ちょっと出かけてくる!」
- 「指揮官って面白くないもん……」
- 「いたずら? もう指揮官にはしないよ? ノリが悪いからね」
- 「あ、今片づけてるの。もう指揮官をいじらないよ? うれしい?」
「自分自身に」失望する
- 「このイラストリアスでも指揮官さまの心の闇に触れられないというの……」
- 「私でも教えようがない生徒がいるなんて……まだ辞めたほうがましですわ……」
- 「私のような者にはやっぱりこんな指揮官がお似合いなのね……」
- 「自分が不甲斐ないばかりに…上官殿、申し訳ございません…!」
自己肯定感が低い、または尽くす系の子だとこうなりがち。こんなことを言わせないためにもしっかりしたいものである。
それはちょっと方向性が違う気がする。
完全に無視する
ある意味一番きついタイプ。
なお上記は本人の声があるだけまだマシで、最悪の場合発言が出ず、キャプションだけで状況が語られる。
怖がられる
しっかりしろと叱る
- 「指揮官、もう少し自重しないと、ジャベリンは指揮官のことを好きじゃなくなっちゃいますよ?」
- 「だめだなぁ指揮官、ちっとも楽しんでいない」
- 「指揮官、このままでは友達がなくなりますよ!」
- 「ダメ人間のような指揮官は誰にも見向きされませんよ……しっかりしてください! 私も手伝いますから!」
指揮官を見捨てることなく優しい言葉をかける、もしくは心配してくれる
- 「こんな指揮官でも。ブリュッヒャーは大好きだよ!」
- 「早く元の指揮官に戻った戻ったー。…………辛いなら、アタシの胸の中で泣いちゃってもいいよ?」
- 「最近指揮官のことが心配です……しっかりして? ね?」
- 「大丈夫!指揮官はお日様をもっと浴びて、悩まずにやればきっとうまくいくよ!」
自分が何とかしないと
それでも指揮官に従うことを選ぶ
害意や殺意を向け始める
- 「指揮官様をバラバラにしてそばにおいたら、もうこんなに赤城は悲しまないわ……ふふふ…」
- 「指揮官……許せないっ!!」
- 「刀には目がついておらぬ。不用意に近づかぬほうが良い」
- 「もう少し乱暴になっても…よさそうね……」
最近では言いかけてやめるパターンも出てきているが、そもそもこれを言われているのは反乱を起こすぞと宣言されているも同然であり、非常に危険な状況といえよう。
- 「ハッ!(拳を顔の間近に寸止めて)ぼくに近寄らないで」
- 「イヒヒ、指揮官? 実はMark Iは「質量兵器」として運用することもできるよ? こう、して――(バァン!)」
- 「指揮官に目を覚まさせるには物理的にやるしかないよね……あーあ」
この辺りに至っては完全に手が出ている。
中にはその殺意が外部に向くイレギュラーな者もいる。いずれにせよ危険。
その他
現実逃避。...もっとも彼女の場合平常運転な気がしなくもないが。
失望...失望?