プロフィール
進水年月日 | 1916年1月8日 |
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所属 | ロイヤル(アズールレーン) |
艦種 | 巡洋戦艦 |
レアリティ | レア |
絵師 | SA |
声優 | 野方こはる |
入手時ボイス | 私はレナウン級巡洋艦、レパルス。ビスマルクの追撃に参加したけど、追いつけなかったんだ。それからはずっとZ部隊…もう魚雷は二度と見たくない… |
動くもの全てを討ち滅ぼせ! なんてね☆
概要
艦船擬人化シューティング・ゲーム「アズールレーン」に登場する、イギリス海軍のレナウン級巡洋戦艦2番艦「レパルス」を擬人化したキャラクター。
ロング・アイランドと共に最初期に入手可能な主力艦隊用のKAN-SENで、始めたばかりの頃にお世話になった指揮官も多いはず。
また、実装されている巡洋戦艦の中では一番レアリティが低く、限界突破もしやすい。海域ハードの出撃艦種縛りをクリアするために育てておいても損はないだろう。
キャラクター・容姿
ハーイ!指揮官!動きやすいように薄着しちゃったんだ~
ブラウンのショートカットに、艦橋を模した髪留めをつけている。
大胆に下腹を露出したオフショルダーに、青を中心に白で縁取ったミニスカート。白に一本線が入ったソックスを着用しており、デタッチドスリーブとひらひらとした装飾を身に着けている。
性格は快活で、考える前に動いてしまうタイプのアウトドア派。指揮官との距離は友人に近く、どちらかといえばインドア派な彼(女)のことを運動や散歩に誘って来たり、手合わせを持ちかけて来ることも。
一方で、どこかガサツなところのある自分を気にしており、時折自信のない様子を見せることも。
とはいえ、全体的に幼馴染系の親しみやすいキャラクターで、その快活さに引かれ、何だかんだでずっと使っている指揮官も多い。
スキル発動時のセリフ「狙って…ポン!」はその発動しやすさも相まって戦闘中に聞かれないことはほとんどなく、さらにほとんどの場合一度は編成入りするということも有ってアズレンでもかなり有名なセリフの一つ。それにちなんで『狙ポン』というあだ名でよばれることも。
アニメ版
第一話で背景にレナウンと共に登場。この時は台詞や動きはなく、彼女の出演に喜んだとは言え出番はこれだけか……、と落胆した指揮官も多かったことだろう。
「狙って……ポンッ!」
しかし、第五話にて、巡洋戦艦レパルス(メンタルモデル的な何か?)に乗船した形で再登場。戦争を憂う発言の後に自身の代名詞とも呼べる台詞で砲撃を開始。チョイ役とは言え十分目立つ活躍を見せた。
さらに第六話でも登場するなど全体的に恵まれた立ち位置ではあった。
性能
巡洋戦艦ということもあり、一般的な戦艦と比べると速力が高い代わりに防御性能は低く、重巡洋艦のプリンツ・オイゲン(アズールレーン)を下回る。全体的に性能はレアリティ相応と言ったところ。
固有スキル逆襲のZを持っており、自分がダメージを受けた時に確定で発動する。効果は8秒間装填を上昇させるというもの。スキルレベルMAXで50%もの効果がかかるため、かなりの主砲回転を実現可能。装填を上昇させる『自動装填機構』を装備するのも面白いかもしれない。
とはいえ耐久が低いため高難易度海域でわざと発動を狙うのは危険。敵榴弾による炎上ダメージが怖く、それを軽減する『消火装置』はほぼ必須と言ってもよい。
また、駆逐副砲しか装備できず、補正値も低いため自爆ボートを仕留めきれず大ダメージを受けることもしばしば。加えて、大戦初期の『マレー沖海戦』で沈んでしまったため運もあまり良くない。
しかし、低い耐久を補える装備を中心に考えたり、他の艦隊メンバーからのサポートを受ければ高難易度海域であっても運用に問題はない。特に、前衛に駆逐艦が多く砲火力が出ない場合などに、高い装填を生かして邪魔な敵戦艦を倒してくれるなど活躍してくれる場面は十分存在する。
戦況を劇的に変える派手さはあまりないが、堅実に戦闘をサポートしてくれる器用なKAN-SEN。
気に入った指揮官は是非とも使い続けてみてはいかがだろうか。
関連イラスト
史実
→詳細はレパルスを参照
レナウン級巡洋戦艦の二番艦で、全長は242メートル、排水量32000トン。
『高速は最良の防御』(byフィッシャー海軍卿)というレパルスの性格にぴったりな言葉どおり、38.1センチ連装砲と30ノットもの速力を有しながらユトランド海戦以前ということも有ってか耐久は巡洋艦程度という性能。
※その後幾度かの改装を経て、最終的にはそこそこの耐久を得た代わりに速力は30を切った。
ちなみに、巡洋戦艦フッドフッド(アズールレーン)はレナウン級よりも後に建造された艦である。ゲーム内の印象だとフッド>レパルスに見えるが実際には逆なので注意。
第一次世界大戦時の1916年に就航し、ユトランドには間に合わなかったが、以後の戦闘のうち幾つかには参加している。
そして、戦間期を経て第二次世界大戦となるが、イギリスの他主力艦の例にもれず就航(1916年)から25年近く経過しており老朽化が進んでいた(とはいえある程度の新型戦艦を供給出来ていたのはアメリカとドイツくらい)。
しかし、高速力で通商破壊を行うシャルンホルスト級やドイチュランド級に対し低速力のR級で対抗するのは難しく、また、両艦級とも装備している砲の威力はそれほど、ということもあって以後は船団護衛の任務を中心に担当しつつ、主力艦としての任務もこなしていた。
フッド撃沈の際にはビスマルク捜索の任務に参加したものの途中で燃料が切れてしまい離脱することとなった(……追いつけなかったんだ の部分はこのこと)。
そして、東南アジアの情勢が悪化したことを受け、高速艦ということも有ってプリンス・オブ・ウェールズと共にZ部隊としてシンガポールに配属、太平洋戦争の開戦を迎える。
しかし、急な開戦に準備ができておらず、配属予定だったハーミーズがアクシデントで間に合わないなど対空護衛が脆弱なまま日本艦隊を迎撃するために出航。12月10日のマレー沖海戦にて、テナント艦長の見事な操艦により雷撃15発を回避する技術を見せつけるなどしたが陸攻の攻撃を前に轟沈。テナント艦長を含む796人が味方駆逐艦に救助されたものの、508人もの乗員が還らぬ人となった。