誘導
- ゲーム本編については→アズールレーン
- 公式企画『アズールレーンイラストコンテスト』のタグ→アズールレーン陣営
混同を防ぐため、勢力としてのアズールレーンについて言及したい際はこのタグを使用することが推奨される。
概要
ゲーム『アズールレーン』に登場する勢力の名称。
人類の脅威「セイレーン」を討伐するために発足した国際同盟。「連合」と呼ばれることもある。
あくまで人類の科学技術のみでセイレーンに抵抗することを主張しており、セイレーンの力を積極的に活用し、セイレーンと共存しようとしているレッドアクシズとは対立関係にある。
モチーフは第二次世界大戦における連合国。ただし、東煌所属艦の中には(建造されたのは第二次大戦中ではあるが)第二次大戦後の艦名を用いる艦船も存在する。
歴史
当初はロイヤル・ユニオン・鉄血・重桜の4陣営が合同で設立した組織だったが、戦局の膠着を打破するためセイレーンの技術を導入するかを巡って路線対立が生じ、鉄血と重桜が脱退。この二陣営はレッドアクシズを結成し、セイレーンの討伐を目標としながらもアズールレーンとたもとを分かつこととなった。
その後東煌と北方連合がアズールレーンに加わったが、アイリスが鉄血の侵攻を受けた結果、アズールレーン寄りの「自由アイリス教国」とレッドアクシズ寄りの「ヴィシア聖座」とに分裂した状態となり、結果そのまま自由アイリスがアズールレーン、ヴィシア聖座がレッドアクシズへそれぞれ加入した。
以降、セイレーンの脅威が迫っているにもかかわらず、人類はアズールレーンとレッドアクシズに分かれてのいたずらな内紛を続ける格好となっている。
疑惑
一方で上層部はかなり黒いことを窺わせる描写がある。
『鏡写されし異色』の作戦報告ではトップの命令で「セイレーンとの交戦履歴を破棄、隠蔽」させるという不可解なことをさせ、『開かれし紺碧の砂箱』の後編では「特異点の形成にコードGを始めとした謎の艦船達が関わっていることを知った上で指揮官には必要最低限の情報しか渡さない」など、何らかの隠し事があるとしか思えない行動をとっている。
他にも、(史実準拠故なのかもしれないが)『光と影のアイリス』においてヴィシアに対して到底飲めるはずもない傲慢な投降勧告を突き付け、結果的に無意味に敵を増やしてしまう(=アズールレーンがわざわざアイリスを分裂させたも同然)という明らかに不自然な行動を取っている。
もしかしたら、アズールレーン上層部もまたセイレーンと何かしらの繋がりがあるのか、或いは独自に良からぬ野心を抱いているのかもしれない。
メンバー
紹介文はゲーム開始前のローディング画面の説明より引用。
ロイヤル諸島に位置する、長い歴史を有する立憲君主制国家。クイーン・エリザベスが率いるロイヤルネイビーは礼儀を重んじ、武力としての実力だけでなく、海軍の流儀として「優雅」を大切にする風土がある。 |
モチーフはイギリス。なお史実でカナダ・オーストラリアなどに移籍した艦もロイヤル扱いとなっている。
圧倒的な工業力と優れた科学力を持ち、新大陸に位置する民主連邦合衆国。各陣営の中で一番強い航空兵器を擁し、自らのイデオロギー ーー正義と自由・平和のためにアズールレーンを率い、セイレーンとの戦いで活躍している。 |
モチーフはアメリカ合衆国。
- 東煌(とうこう/ドンファン)
東の大陸「神州」に位置する国家。アズールレーンの構成勢力として、セイレーンやレッドアクシズとの戦いに参加している。 |
モチーフは中華民国時代の台湾および中華人民共和国だが、複数国籍が混在している(『World of Warships』の「パンアジア」陣営が近い)。
エウロラ大陸西部に位置する信仰篤き宗教国家である「アイリス」の伝統を引き継いだ国。現在は「自由アイリス教国」としてヴィシアの鉄血との融合政策に反対し、「護教騎士団」の元で故国の再建に尽力している。 |
モチーフはフランスのうち、第二次世界大戦中にヴィシー政権に反抗した反政府組織「自由フランス」と戦後の第四共和政フランス。
全体主義と個人の社会奉仕を重んじ、共同目標を達成するための勇気を最高の美徳とする極寒の大地に位置するコミュニスト国家。セイレーンの脅威が北極近くにある「王冠」に集中しているため、ほかのアズールレーンの作戦行動に参加する余裕がなかった。 |
モチーフはソビエト連邦。