アイリス(アズールレーン)
あいりすあずーるれーん
アイリス(鸢尾)は、艦船擬人化ゲームアプリ『アズールレーン』の作中でユニオン、ロイヤル、東煌、北方連合に次ぐアズールレーン連合5番目の陣営。作中では自由アイリスの略称として「アイリス」が使用されている。英語表記は"Iris the Liberty"。
2018年4月にWorld of Warshipsとのコラボレーション記念合同トークイベントで陣営の存在が発表された。
現実世界のフランスに相当するが、第二次世界大戦中のフランスはナチス・ドイツの傀儡政権であったヴィシー政権とシャルル・ド・ゴール率いる自由フランス亡命政権に分裂しており、作中でもアズールレーン陣営の自由アイリス教国(史実で言う自由フランス)と親レッドアクシズ陣営のヴィシア聖座(同じくヴィシー政権)に二分されている。最初にWoWsとのコラボレーションで登場した計画艦(作中では「架空存在」と呼ばれる、構想のみで実際には建造されなかった艦船)のサン・ルイは自由アイリス側の所属。
紋章(メインイラスト上部)は陣営の名称の由来ともなっているフルール・ド・リスに大戦期のフランスで反抗のシンボルとされたロレーヌ十字を組み合わせたものが使われている。
実在したフランス海軍の著名な艦船は2018年7月末に開催された(現在は『作戦履歴』入りしておりいつでもプレイ可能)のイベント「光と影のアイリス」から登場。枢機卿のリシュリューとその妹のジャン・バールの確執(身も蓋もない言い方をすれば姉妹喧嘩)により国家が分断され、ジャン・バールが立ち上げたヴィシア聖座は長らく敵対していた鉄血と手を結んでレッドアクシズへ加入する。リシュリューはロイヤルへの亡命を強いられるが、鉄血とヴィシアに分断された国内へ檄を飛ばし、祖国奪還に向けた反撃のため自由アイリスを結成すると宣言した。
その後様々な困難と紆余曲折を経た後、「愚者の天秤」にてヴィシア聖座との長年の蟠りを清算し再統一を果たした。
(それ以降のイベントストーリーでは『新生アイリス教国』に名称が変更されている)
※はWorld of Warshipsとのコラボレーションで登場する計画艦(構想のみで、実際には建造されなかった艦船)。