あら、指揮官、ごきげん麗しゅうございます。自由アイリス教国、「エレガント」たる駆逐艦、ル・トリオンファンが着任しましたわ。幻想をも超える空想（ファンタスク）級の力、とくとご覧あそばせ♪
プロフィールと敵、時として入れ替わるものよ
| 所属 | アズールレーン・自由アイリス教国 |
|---|---|
| 艦種 | 駆逐艦 |
| 好きなもの・こと | 香水 アイリス料理全般 |
| 苦手なもの・こと | 義理の分からない方 |
| 一人称 | 私（わたくし） |
| 趣味 | 異文化勉強 |
| 特技 | 高速睡眠 |
| 担当声優 | 雨宮天 |
| イラスト | ゆーげん |
『アズールレーン』に登場する、かつてフランス海軍に所属した同名のル・ファンタスク級大型駆逐艦の1隻を艦船擬人化したキャラクター。レアリティはSSR。
2018年7月開催のイベント「光と影のアイリス」で海域ドロップまたはイベント報酬8000ポイントで入手可能。姉妹艦でネームシップのル・ファンタスクや駆逐艦世界最速記録を持つル・テリブルを差し置いての登場である（その2隻は同時期に別のゲームで登場した）。
公式ツイッターより「自由アイリス教国所属ル・ファンタスク級駆逐艦の一隻。幼いながらも真面目で正義感が強く、エレガントたる騎士姫（プリンセス・シュヴァリエ）。」と紹介されている。
ローディング画面の一つに彼女の一枚絵が使われていたこともあって、ロイヤルの幼女王とか重桜の幼女連合艦隊旗艦のように彼女がアイリスの女王様だと思った指揮官もいたとかいなかったとか。
ル・ファンタスク級の容姿、着いてくるのは簡単じゃなくてよ？
お団子にまとめた金髪に碧眼のお嬢様。頭の上には艦橋を模した黄金のティアラを付けている。身につけている衣服や髪飾りはトリコロールで、全身でフランスを表現している。左手には盾状の艤装を付け、右手にはレイピアを持つ。
マントの下は側面と背中を大胆に露出した極めて布地面積の少ないレオタードを着用しており、エレガントを通り越してもはや扇情的。実装から長らく衣装の構造は謎に包まれていたが、2022年7月にフィギュア化され、マントやスカートが取り外せる仕様によって超大胆なレオタードを着用している事が分かった。
性格への質問ならなーんでもいいですの。ぜーんぶお答えしますわ
| 好きなもの・こと | 香水、アイリス料理全般 |
|---|---|
| 苦手なもの・こと | 義理のわからない方 |
| 一人称 | 私(わたくし) |
| 趣味 | 異文化勉強 |
| 特技 | 高速睡眠 |
高潔で真面目な人物として描かれており、言葉遣いもお上品で「～ですわ」という言い回しを多用する。
地中海にずっといたカンレキのせいか世間知らずな面もあり、新しい物事を知る事に喜びを見出している。
こちらは4コマ「びそくぜんしんっ!」でも発揮され、初めて見たカップラーメンに興味津々。舌鼓を打っていた。
ル・ファンタスク級の性能、着いてくるのは簡単じゃなくてよ？
そこそこの耐久を持ち、火力・回避などが高く、速力に至っては54という全艦トップの数値を持つ。
主砲や対空の装備補正も高く、雷装に全てを賭ける重桜駆逐艦とは正反対の方向で高くまとまった高性能。
- 輝くアイリス
同一の目標に対して連続主砲攻撃することでステータスが上がるという、このゲームの中でもトップクラスにトリッキーなスキル。一度の砲撃で複数の敵に命中した場合、命中した目標全てが判定対象になるため、徹甲弾の貫通性を利用すると効果が延長しやすい。
このスキルを活かして戦おうとする場合、最大の敵は不定期に突っ込んでくる自爆ボート。狙いたい相手から距離を離してしまっていると迫りくる饅頭に高確率でターゲットを奪われてしまう。
- 輝くアイリス＋
専用特殊装備である「騎士姫のガントレット」を装備すると「輝くアイリス」が強化される。
装填だけでなく火力もアップするようになり、4回強化条件を満たすと戦闘終了時まで自身の被ダメを12.0％軽減し、全弾発射スキルを強化する。
- 攻守変更
自身を前衛艦隊の先頭（前列の一番手前）に配置することで、主砲の威力に補正(＋20％)がかかり、対空が－30％と落ちる。対空補正－30％は大きいように思えるが、元々の対空砲倍率が140％もあるため、スキルが発動した状態でも駆逐の平均程度の対空なので、大きな問題ではない。
- 全弾発射-ル・トリオンファンI(II)
自身の主砲で15(10)回攻撃する度に、ル・トリオンファンI(II)を行う。弾幕の色は左から青白赤とちゃんとフランス国旗と同じ配色になっており、見ていて綺麗なので一見の価値ありなお、「全弾発射」は「通常砲撃15発ごと（3凸で10発ごと）に発射」される。つまり、このスキルも通常砲撃の回転を上げる「輝くアイリス」の恩恵を受ける、ということである。
一方で雷装値とその装備補正が駆逐の中では非常に低く、両方を加味すると一般的な雷装重巡と同等かそれ以下程度しかない。先頭以外だとハイスペック駆逐艦として活躍してくれるが、全艦トップの速力を生かし、重巡のお供につけるのも良い。
目に見えて速さが上がり、セイレーン艦隊の出る移動速度制限マップの移動距離も増える。
なお、あまりに高速なので、操船に慣れていないと敵艦に突っ込んでしまうことに注意されたし。「エレガントヘッドスマッシュ！」
幻想をも超える空想（ファンタスク）級の史実、とくとご覧あそばせ♪
フランス海軍ル・ファンタスク級大型駆逐艦ル・トリオンファン (Le Triomphant, Da20)。1934年4月16日進水、1936年5月25日就役。実はネームシップのル・ファンタスクよりも3か月ほど先に起工しているのだが、進水は全6隻の中で最後となった。
艦名はフランス語で「意気揚々と」「勝ち誇って」「勝利の」を意味し、中国語では意訳により「凱旋」と言う名前となっている。同名の艦船としては、1667年就役の三層甲板船を初代として7代目。
「大型駆逐艦」(Contre-Torpilleur) はフランスで第二次大戦まで用いられた独自の艦種で、「水雷艇駆逐艦」と訳されることも。
1940年のメルセルケビール海戦にてイギリスに鹵獲され、自由フランス海軍に引き渡される。1941年夏にはパナマ運河を経由して太平洋艦隊に転属、旗艦となる。この後は太平洋にあるフランス領からの避難民移送に従事する。
太平洋での護衛任務に就いた際、設計時には想定されていなかった外海の強力な波で艦体各部が損傷し、1942年の大半をシドニーの船渠で修理のため過ごす羽目になった。
太平洋戦争終戦後、1945年10月にはリシュリュー(リシュリュー級戦艦1番艦、未実装)とともに仏印に移動、翌3月に中国軍と交戦して2万8千の兵を降伏に追い込んだ。
1954年12月19日に退役した。
未知なる関連イラストからの挨拶は嬉しいですわ
関連タグから強い力の波動を感じます…指揮官、感謝ですわ
ル・テメレール(アズールレーン) - ル・アルディ級の未成艦。ル・トリオンファンとはル・トリオンファン級原子力潜水艦の1・2番艦でそれぞれ同じ名前が付けられていると言う共通点がある。
ル・マラン(アズールレーン) - お姉さま。こちらはル・ファンタスク級大型駆逐艦3番艦。ル・トリオンファンは6番艦で末妹。
リディー・マーレン - リディー&スールのアトリエに登場する双子主人公のお姉ちゃんの方。キャラクターデザインを手掛けたのがトリオンファンと同じゆーげん氏かつ、大胆に側面を露出する衣装などの共通点がある。
