双子のひとり、おっとり天然お姉ちゃん
概要
データ
人物像
おっとりとしていて優しく、人当たりのよい性格だが、マイペースで少々天然なところも。ストレスを溜めやすく黒いオーラが出ると家族から恐怖の権化と恐れられている。そうでなくとも結構したたかな所があり、ルーシャやマティアス相手ならスールと一緒にいじり倒す、宝箱を開けた時の「生活費の足しになれぇ!」の台詞のように守銭奴の片鱗を覗かせるなど、シリーズ通しても一筋縄では行かない主人公である。トトリに匹敵しかねない毒舌属性持ち。
アトリエの経営と家事を一手に引き受けており、妹のスールと父親のロジェに対しては厳しい所がありつつも大事な家族だと思っている。
物語開始時点では、リュンヌ通りにある雨漏りの酷い弱小アトリエの実質的経営者であったが、とあるきっかけで不思議な絵画に触れる。さらに国策によってアトリエランク制度が開始され、たまたま招聘されて近所にアトリエを構える事になった前作ライバルキャラのイルちゃんを、スールと結託して半ば強引に師匠に迎えた所から、彼女らの物語は動き始める。
錬金術は知識と経験を重視した姿勢から堅実。実はソフィーやフィリスと同様に材料の声が聴こえるため、それを生かして錬金術を使うのだが、(物語が進行していくと聴こえるようになる)妹とどう接すればいいのかを悩んでいる。声が聞こえるようになるタイミングはソフィーやフィリスが物語終盤であるのに対し、リディーは序盤でぶっちぎりに早い。鉱物に限ればフィリスは最初から聞こえるので最速となるが。
戦闘は苦手だが使用できるアイテムが全ての種類を扱える上、支援スキルも充実しているので十分に活躍できる。特に今作は使用アイテムの準備が重要なので出番は多いのではないだろうか。
勉強は得意だが、身体を動かすのはすこし苦手。妹からはプニより弱いと言われている。
なけなしの収入の大半を画材に投資してしまう父親に散々悪態を吐くが、実は絵が好きであり、たまに練習と称して絵を描いている。ただし芸術のセンスはかなり独特。スールとロジェには「へたっぴ」と断じられてしまっている。
その服装は、横側が開いており割と大胆に露出している。亡き母親が遺したデザインらしいが、間違っても10代の娘に着せる代物ではない。作中ではほとんどの人物がそれをスルーし、唯一妹が「着替えが大変そう」「刃物で切ったら……」などと仄めかすにとどまっている。
マチョリディーイベントについて
そしてレベルが一定以上になるととあるイベントが発生する。
その内容とは、かつてぷによりも弱いと称されていた彼女が隠れマッチョになるというものである。
ちなみに内容を上げると
・軽く握っただけでコップを破壊
・力こぶが石よりも固い(スー談)
・腕立て伏せ3000回、腹筋5000回、スクワットと背筋を各2500回に加え、ドラゴンと相撲(しかも一発で投げ飛ばす)を軽々とこなす
‥‥うん、もうどこから突っ込んでいいかわからんレベルである
スーは元の華奢なリディーに戻ってと懇願するも返ってきた返答は、
『かわいそうに、筋肉が足りないからそんなことを言うんだね‥‥』
その返答に絶句したスーに向けて彼女は同じように筋肉をつけようと迫ってきた。
『ネルケと伝説の錬金術士たち ~新たな大地のアトリエ~』でもこのネタは引っ張られ、体力をつけたいけどリイタのトレーニングについていけないと嘆き、ちょっと軽めに走り込み100本、腹筋500回くらいから始めようとなり(リディー曰く『それくらいならできるかも』)、使用している杖もネルケのレイピアより重いというネルケが引くくらいにはマッチョなキャラとなってしまった。
その他
- 初回特典のDLCはマリーの衣装。