プニでもできる錬金術…こ、これなら私にも分かりそうかも…!
概要
ソフィー・ノイエンミュラー(Sophie Neuenmuller)とは、ゲーム『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』『ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~』の主人公。
続編『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』『リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~』にも登場。
データ
人物像
ソフィーのアトリエ
キルヘン・ベルの街はずれでアトリエを営む少女。
明るい性格で周囲を和ませる。
祖母より学んだ錬金術が大好きで、その力を人の為に使うことに大きな喜びを感じている。
しかし錬金術以外のことにはかなり無頓着。家事全般は基本的にせず、特に掃除は人にまかせきり。ほか、時間にルーズなどといったずぼら面も目立つ。
その一方で店番をサボったオスカーや時計屋の仕事をちゃんとしなかった頃のハロルを窘める一幕もあり、後から街に来たレオンからは「割としっかりしているように見える」などと思われていた事もある。
お茶を淹れる事とお菓子作りに関しては得意だが、お茶なら「ソティー」、フィナンシェなら「ソフィナンシェ」等、アレンジした品に自分の名前をつける癖がある。
これについては「美味しいのに名前で損している」「名前を付けない方が売れそう」等、味に反して不評。
ある日、アトリエの本棚にしまわれていた祖母の古い本にレシピを書き込んだソフィーは、意図せずしてその本に魂を宿していた錬金術士プラフタを目覚めさせる。
その後、彼女に錬金術を教わりながら、その力を用いて彼女の記憶を取り戻すこととなる。
幽霊が大の苦手で、これは大人になった後の作品でも克服できていない。ただし親しくしていたパメラが幽霊と分かった時は最初こそ驚いていたものの、すぐに受け入れて以後も変わらず接している。
錬金術士関連の組織や世間での扱いに関しての知識が全く無く、国から認められた公式錬金術士からも一目置かれる技術を持っていながらも本人は「普通の錬金術士」と名乗っている。
まあソフィーの場合、「優れた錬金術士」の基準がプラフタなどの古代錬金術士になっている為、仕方ないともいえる。
フィリスのアトリエ
フィリスちゃん、錬金術…やってみない?
錬金術士の公認試験を受けるためキルヘン・ベルから旅立ち、プラフタとともにライゼンベルグを目指している。
旅の途中に寄った鉱山の町エルトナでフィリスと出会ったソフィーは、鉱石の声を聴くことができるという彼女に錬金術の才能を見出す。彼女に請われて錬金術を教えることになったソフィーは、彼女から「ソフィー先生」と呼ばれ、慕われることになる。
錬金術の経験を積んだ事で、素材の「声」を聞く事が出来るようになっており、素材の気持ちを理解出来る。
リアーネよりも背が低く、当初はリアーネを年上と思っており、部屋を散らかし過ぎてプラフタに怒られ口論となりリアーネの年を聞いた際にはかなりショックを受けていた。
前作の頃から酒に興味を持っており、今作では成人している為、ロジーのおごりで飲酒をした事があるが、意外にもお酒に強く、ロジーはかなり参っていた。
リディー&スールのアトリエ
あたしは…もう一発、ぶちかますっ!!
雷神ファルギオルの猛攻により窮地に陥ったリディーとスール達の前に颯爽と登場し、イルメリアやフィリスですら歯が立たなかったこれを単身で一度退けるという圧倒的な強者ぶりと頼れる先輩ぶりを披露した。
年長者としてリディーとスールにアドバイスすることも多く、その時の喋り方はやや大人びたものになっている。だが、どこか抜けているところがあるのも相変わらずで、そういう時や旧知の仲との会話の時は従来と変わらない喋り方になる。
錬金術の腕前はかなりのもので、薬100個を一回の調合で作り上げたり時間を止めるだの巻き戻すだのに挑戦し始めたりと、ソフィーに錬金術を教えた師匠に迫る常識外れなレベルにまで到達している。
また、この時期はソフィーにナンパでもしようとすればプラフタとフィリスに本気の殺意(魔物の如く目が赤く光り、紫のオーラを纏わせる)を向けられる。プラフタ曰く「ソフィーに手を出す輩は排除されてしかるべき」。
ソフィーのアトリエ2
時系列としては『ソフィーのアトリエ』と『フィリスのアトリエ』の間の時期のソフィー。
錬金術の腕は前作の時点で師匠をして「常識を失いつつある」などと言われるレベルに達しただけあり、子供時代のプラフタやラミゼルをしばしば驚かせている。
しかしその実力の裏には努力ありということなのか結構な数の失敗作も生まれてしまっているようで、加えてズボラもいつも通りなので捨てるのが面倒だからと置く場所がなくなるほどに溜めこんでしまう一幕も。
無双☆スターズ
環ルートのみに登場し最初に趙雲か桜花を選ぶと仲間になるためのヒーローシナリオが発生し、クリアすると仲間になる。
衣装
いつものあたし
丈と袖口の大きな緑色のコートが特徴。
pixivにあがるソフィーのイラストは、この衣装のものがほとんど。
『ネルケと伝説の錬金術士たち ~新たな大地のアトリエ~』でもこの衣装を着用している。
新しいあたし(デキる錬金術士)
レオンのつくってくれる衣装。
「いつものあたし」と比べて格段に露出度が高い。
白魔術師ノア
無料DLCのリトルノアとのコラボ衣装。
元のキャラがデフォルメ頭身なのでややシンプル。眼帯が目立つ。
新・いつものあたし
名前の通り「いつものあたし」をアレンジしたような衣装で、コートの色は赤。
情熱のソレイユ
DLCの水着衣装。南の海を思わせる花飾りと赤いビキニ。
グロリアスセイジ
DLCの白を基調とした賢者の衣装。
最新・いつものあたし
リディー&スールのアトリエにおけるデフォルトの衣装。
「いつものあたし」を更にアレンジしたような衣装で、コートの色は白。
いつものあたし・改
ソフィーのアトリエ2におけるデフォルトの衣装。
緑のコートに赤いスカートなど『ソフィーのアトリエ』を踏襲したようなデザインとなっている。
ちなみにスカートの裏からチラッと見えてるのはシャツとのこと。
ベストパートナー
DLCの衣装、名前から察した人も居るだろう。分かりやすく言えばプラフタの服である。
『桜花』なりきり衣装
キャラの性能
ソフィーのアトリエ
武器は「杖」。理由はおばあちゃんが使っていたため。叩いたり、色々と操ったり(一体何を…?)する。
主人公であるためパーティーからは外せない。
行動順が早く、更にMPが高い。反面HPと防御が低く、強敵の全体攻撃で落とされることも。
全てのアイテムを使うことができる上に装備コストがかからない。更にアイテムの威力を上げるスキルを覚えるため積極的に持たせていくと良い。ソフィー専用のアイテムもあり、それが非常に強力。
スキル「ぐるこん一級」を覚えると物理アタッカーもできるように。作中にも設定にも特に怪力という描写は無いのだが…と思われていたのだが後の作品で元ラスボスから馬鹿力と言われたり彼女のおばあちゃんがそれをも上回る殴りアタッカーであったことが判明したのでどうもそういう設定になってしまった模様。
フィリスのアトリエ
引き続き参戦するがパーティーメンバーの一人としてであり、本作のメインイベントの一つである公認試験に合格した後にようやく加入できるようになる。
スキルに関してはほぼ前作と似た感覚であり、ソフィー専用アイテムとして二種の種火も継続して登場する。
なお、公認試験で好成績を出しているとイルメリアの後に戦うこととなる。強力なアイテムを惜しみなく使ってくるかなりの強敵な上、ここまでの旅路が日数制限付きのものであるため勝つのは容易ではないが、彼女らと戦えるようになった時点で合格は確定なので所謂やり込み要素である。知を越えてみたい方向けの挑戦状である。
リディー&スールのアトリエ
パーティーメンバーの一人として参戦。スキルでもアイテムでも、後衛に回っても活躍できる性能。ver1.04から、フィリスのテントにて敵キャラとして直接戦闘ができるようになったが、その強さは作中の大半のボスキャラクターを上回る壮絶なもの。倒すと良い特性のアイテムを落とすので、倒せるようになったら周回するのもあり。
ソフィーのアトリエ2
序盤は『ソフィーのアトリエ』を踏襲したようなスキルが多いが、とうとう杖で直接殴りつける「チャージストライク」なんてものまで覚えるようになった。
人気投票
Gamerの特設サイトで行われた『ソフィーのアトリエ』のキャラクター人気投票では総投票数316票から99票を獲得し、見事1位に輝く。同率2位のコルネリア、テスの2名とは倍近く得票数に差をつけた圧勝だった。
『フィリスのアトリエ』発売後に行われた、等身大布ポスター商品化の座を賭けた「不思議シリーズ」キャラクター人気投票でも、見事1位。得票率はソフィーのアトリエVer.が16.49%、フィリスのアトリエVer.が10.86%で、合わせればまたも2位のコルネリア(14.86%)から倍近い差をつけたことになる。
アトリエシリーズ20周年に行われた、20周年ありがとうキャラクター人気投票でも、1位に輝いた。
その結果『ネルケと伝説の錬金術士』では彼女の像を建設可能となっている。
余談
ソフィーとはギリシャ語で「知識」を指す言葉だが、これに引っかけているのか「知」と言うワードがちらほら使われている。
ソフィーのアトリエのキーアイテム→知識の大釜
ソフィーのアトリエのOPタイトル→Phronesis ※(ギリシャ哲学用語で知恵)
フィリスのアトリエのある場面で流れるソフィーの曲→知を超えて
関連アプリ
ソフィー de アラーム ~ソフィーのアトリエ~
Android版は2017年3月28日より配信、iOS版は2017年4月27日より配信の目覚ましアプリ。
関連イラスト
関連タグ
ソフィア…別作品のキャラクター。中の人繋がりであり、名前が似ている。
戸山香澄…『BanG_Dream!』の主人公。外見も性格もそっくりである。
空条承太郎…『ジョジョの奇妙な冒険 第三部スターダストクルセイダース』の3代目主人公。性格こそ異なるが歴代主人公の中で最強と名高い実力や素養と続編で白を基調とした服を着ているなどの共通点がある(どちらも続編で客演した際にその実力で後輩主人公の窮地を脱した)。二者は生まれつき頭が良く成人後はそれなりの職に就いており面倒見が良く教え上手という点でも似通っている。なおどちらもおばあちゃん子である。
カミーユ・ビダン バナージ・リンクス シーブック・アノー…ソフィーと同じく歴代主人公の中で優れた能力と素養を持った者たち。
孫悟飯…ご先祖様を上回る能力かつ優れた人格を持った文武両道なキャラクター繋がり。
ロロライナ・フリクセル…先代主人公(11代目)。こちらも身体的特徴、性格面、独特のネーミングセンス、身近な人物から錬金術を教わっている等で多少似通った点があり天才肌(?)という共通点もあるが、ロロナは良い意味でも悪い意味でも周囲が呆れるほどのバ○であり物の教え方が致命的に下手くそで成人後もあまりキャラが変わってないなど、元々聡明かつ人格面での成長が顕著なソフィーとは対照的な部分も多い(なおソフィーは教え方が上手いため彼女がプラフタから培った錬金術のノウハウは後輩世代にも広く伝染しているようだ)。意外にもロロナは家事全般が得意かつ掃除好きでありソフィーは前述の通り面倒くさがりでズボラ。