CV:高橋李依
概要
本作の主人公ソフィー・ノイエンミュラーや相棒のプラフタが迷い込んだ夢幻世界「エルデ=ヴィーゲ」にある町「ロイテール」に住んでいる錬金術士の女性。
みんなのまとめ役で明るく温和な性格であるため皆から頼られている。その一方でややものぐさなところがある。
「エルデ=ヴィーゲ」に迷い込んだ際にはぐれてしまったプラフタの捜索をソフィーから依頼されたラミゼルは快く引き受け、彼女の捜索に協力する。
『みんなで幸せ』になることを夢として抱いており、錬金術もそのための手段の一つに過ぎないと考えている。そのためか自分にできないことは他人に頼ることを厭わない。
エルヴィーラに会うことを唯一許されていた人物で、ラミゼルは彼女の事を「エル」と呼んでいる。エルヴィーラの子供みたいな性格故に彼女を窘める場面もしばしばだが、まるで保護者のように親身にしてくれる為かエルヴィーラの方もラミゼルを「ラミィ」と呼んで慕っている模様。
作中の時点では錬金術士としての腕はソフィーやプラフタに劣り、最近はろくすっぽ調合をしていないととれる発言まで飛び出す。しかし、どうやら後に公認錬金術士となるだけの実力を身に着ける模様(詳しくは後述)。
キャラクター性能
武器は杖だが、ソフィーの装備するものとは分類が異なる、筋力を増強する刻印のついたより殴りに特化したものを使用する。
錬金術士なだけあって装備できるアイテムの幅は広く、尚且つコストも気にする必要がない。
しかし彼女の真価はパーティ中トップクラスの火力を叩きだせることにある。ブレイク状態などのここぞという時に彼女のスキルを叩きこめばあっという間に敵のHPを削り取ってくれるだろう。
ソフィーとの関係性について
実はラミゼルという名前は「ソフィーのアトリエ」の後日談や、追加要素の加わったDXでの新規イベントで明らかとなったソフィーのおばあちゃんの名前であり、加えてソフィーの追加衣装である「おばあちゃんの服」もこのラミゼルの服装と似通ったセンスであったため、何かしらの関連性があるのではないかと前作からのファンの間で予想されていた。
そしていざゲームが発売され、本編の内容に触れてみると
- エルデ=ヴィーゲには(ある程度の範囲が決まっているものの)過去から未来まで様々な人間がやってくること。
- エルレンマイヤーとはソフィーのおばあちゃんが結婚する前の姓であること。
以上の二点が序盤から明らかとなるため、ソフィーのおばあちゃんその人である可能性が現実味を帯びたものとなった。
とはいえ、仮に当人だとしてもこちらのラミゼルの方はまだ娘すらおらず、ソフィーも若い頃のおばあちゃんの容姿を知っているわけではないため、直接会っただけでは確証を持てずにいた…のだが、
エルヴィーラ「ふふっ、優秀な孫を持てて安心ね、ラミィ」
ラミゼルがパーティメンバーに加入してからそう間を置かずにエルヴィーラがポロっとこう発言したことが切っ掛けで正真正銘ソフィーのおばあちゃんだったことがあんまりにもあっさりと判明してしまうのであった。
なお、前述の「ソフィーのアトリエ」の後日談ではパメラ曰く公認錬金術士になったのは当時のソフィーと同じくらいの歳、という話だったのだが…パメラの記憶違い、ということになったのだろう。