その人に一番似合う服を作るためには、
その人の人となりを知ることが不可欠なのよ
概要
アメリア・レオンマイヤーは、ゲーム『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』の登場人物。
ある理由から「レオン」と名乗っている。
…というか、公式HPやゲーム上での登場直後、果ては直接登場しないソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~における図鑑での項目名ですら「レオン」表記であり、本名についてはゲーム中盤以降のイベントで明らかになる所謂ネタバレ要素である。
しかし、ソフィーのアトリエ自体が2015年のゲームであること、2022年現在pixiv上において既にこの本名がキャラクターのイラストを検索するタグとして機能していることを鑑みてこのまま当記事においてこのキャラクターについての情報を記載することとする。
ただこうした類の本名は本来ネタバレ要素として気を付けるべきモノである場合がある、ということは今後への参考として覚えておくと良いだろう。
データ
容姿
白で統一された手袋、ケープレット、ブーツに対し、胸の大きく開いたキャミソール風の碧いトップスと、水色の長い髪が目立つ。
テントウムシのような髪飾りをつけている。
人物像
ふらりとキルヘン・ベルの街を訪れた、旅の仕立師を名乗る女性で、かなりの自信家であり、特に仕立ての腕には誇りを持っている。
実際にその技術は卓越しており、作る服はいずれも魅力的なものばかり。
素直に自分の気持ちを表すのが苦手で、突き放したような態度を取ってしまうことがままある。
生地を渡すイベントをこなすことで防具屋の露店を開店し、防具の作成や強化、糸や布素材の販売をしてくれる。
仕立師なのに防具屋?と思うかもしれないが彼女曰く修行先の仕立屋の方針によるものらしく、防具なども含めてその人にあった衣装を作るための技術を磨いた結果らしい。
後にプラフタの衣装やソフィーの新しい服を作成してくれるのだが、彼女がスキルとして習得する「攻撃的センス」が言い得て妙と言わざるを得ないほど刺激的なデザインでもある(どんな感じかと言葉で説明するよりもプラフタのイラストを見てもらえば一目瞭然である)。
とはいえ、彼女の服はあくまでも着る人の人となりに合わせたもの。本人や周囲の人間から人となりを聞き、その人に似合う服を考えた上で「自らの持ちうる技術をすべて活かし、最高のモノをお客様にお渡しする」という矜持の元に作成したものである。
とある理由で素性を隠しており、探られると動揺を見せることもある。
キャラの性能
武器は「槍」。
ステータスは平均的。LPはやや低め。
スキルは消費MPは多いが全体を攻撃できる「バルキリーレイド」単体に対して強力な「ヘブンローズ」を使い分けられる他、「ソウルステップ」によるバフもこなせる。
スキル「女王蜂の一撃」を覚えるとブレイク値が高くなるので積極的にモンスターを気絶させて行くといい。
スキル「生命と精神の絆」を覚えるとHPとMPが増大する。
装備可能なアイテムが少ないが回復などのサポートができないわけではない。
彼女の夢について(ネタバレ注意)
かつては国で一番の仕立師になることを夢見ていたレオン。
しかし必死の努力の末、アダレットの服飾品評会で優勝し夢を叶えたと思ったものの、彼女の心は満たされなかった。
「わたしの夢って、何だったんだろう」
「今まで、何のために頑張ってきたんだろう」
考えていくうちに全部に嫌気がさした彼女は名前と立場を捨てて旅に出た。
これがレオンという偽名を使ってきた理由である。
それを聞いたソフィーはレオンを元気づけるべく贈り物をすることを思い立つ。
彼女が服を作ってくれた時のように、本人の話を聞いて人となりを踏まえ、最も似合うと考えたアクセサリーをレオンに送るソフィー。
この贈り物を受け取ったレオンはそれを切っ掛けに自分が本来とは違う夢を追っていたことに気付く。
「わたしの本当の夢は、着た人を笑顔にさせるような服を作ること」
「二人とも、わたしの服を着てすごく喜んでくれたでしょ?わたしはそんな服が作りたかったの」
こうして自らの夢を見つめなおしたレオンは気持ちを新たに仕立師として頑張っていくと決意するのだった。
続編での扱いについて
「フィリスのアトリエ」では直接登場することはないが、彼女の作ったとみられる服がライゼンベルグで売られている。
しかし、「本名」名義なのか値段は二万コールとかなりの高額。流石は国一番の仕立師…
「リディ&スールのアトリエ」はレオンの母国であるアダレットが舞台なのだが、やはり直接の登場はなく、フリッツとパメラの会話イベントで現在も仕立師として活躍していることが語られるのみである。
関連タグ
コーエーテクモ ガスト(メーカー) アトリエシリーズ ソフィーのアトリエ
ソフィー・ノイエンミュラー プラフタ フィリス・ミストルート